巡礼

巡礼

私は巡る
世の下々を
踏みしだきながら
経をあげて
天界を通り過ぎる
この世の無情で
はかないことよ
巡礼は生死を超えて
続く果てしない旅
慈悲のみが残る

滴

滴

雨上がりの露が
新緑の葉に溜まり
滑って跳ねる滴
それはまるで
この世で一番
透き通った自然の作った
宝石でした

夕立

夕立

晴れ間が
みるみる曇りだし
灰色のどす黒い雲が
空を覆いつくす
突然の夕立
所々、遠くに
晴れ間も見える
一瞬のざわめき
かき乱される心に
夕立が降る

能面

能面

すり足で
音もなくやってくる
舞うという動の中に
流れる静のただずまいに
この世のはかなさを
感じる
能面は光を使って
静の中に感情を作り
動を生み出す
この静と動の交わりに
幻影のようなはかなさを
我々は見るのだ

一日

一日

青空の中を
雲が足早に過ぎていき
日が落ちて
辺り一面に星が輝き
夜の張が落ちたと思ったら
東の空が明るくなって
日がまた上がってくる
一日はいつも
ものすごい速さで
過ぎていく

Fortranコンパイラ評価

Fortranコンパイラ評価

６時起床。

何か会社行くの、つらかったけど、何とか行った。

と思ったら、上長が年休。今日は朝からFortranコンパイラのパッチ確認。全５７件中、残３件までやってみせた。本当は別の担当者のタスクだけど、４５件ぐらい、Ｍｅが２日でやってみせた。その代わり、別の担当者には、Ｍｅが６月に入ったら作業する予定のCコンパイラ、C++コンパイラの製品化のお手伝いをしてもらおうと思ってる。

しかしＭｅはFortran知らないし、プログラムも書けないし、嫌いなんだけど、バグ情報に載っている断片的なコードを頼りに何とか再現プログラムを書いて、一件一件潰していると、何となく楽しくなる。

やっぱりＭｅは、コンパイラ屋だなあと思うし、何でもいいからプログラムをイジッテ、書いていたりするのが合ってるんだなあと思ったりした。

明日は当の担当者は教育で不在。残３件、何とか潰したい。