小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

樫原湿原の野草(2)

2017-06-24 | 花と野草

樫原湿原で出会った野草の続きです。佐賀県ではこの湿原でだけしか見られないヒメミクリも咲いていました。

ヒメミクリ 白い綿毛のように見えるのが雄花、金平糖のように見えるのが雌花 先の方が折れていました。ミクリ科 佐賀県絶滅危惧Ⅱ類種

ノアザミ 雨に濡れて水滴を溜めているのも風情がありました。 キク科

ゴウソの若いのだろうと思います。本来なら雌花はタラリとぶら下がるのですが、まださがっていません。上の細くて茶色が雄花です。カヤツリグサ科

ゴウソ こちらはもう雄花はなくなっていて、雌花も枯れかかっていました。後ろに見えているのはカキランです。

オカトラノオ サクラソウ科

イグサ 畳表に使われます。イグサ科

ウマノアシガタ いつもは元気のいい花ですが、さすがにこの日は雨に濡れてしょぼくれて見えました。


樫原湿原の野草(1)

2017-06-23 | 花と野草

6月21日に連れて行ってもらった樫原湿原で出会った野草たちです。今季は諦めていたカキランやジュンサイにも会えてラッキーでした。

ジュンサイ 新芽は吸い物に使います。スイレン科

ジュンサイの周りにも枯れた花や葉がかぶさるように広がっていました。今年は雨が少ないからでしょうか、湿原の中の植物も枯れているのがありました 

シズイ 地味な植物ですが佐賀県ではこの湿原と嬉野市でしか見られないそうです。佐賀県絶滅危惧Ⅱ類種 カヤツリグサ科

カキラン 今季は見られないと諦めていましたのに、思いがけず見ることが出来ました。連れてきてくれた友人に感謝 ラン科

ウツボグサ(別名 夏枯草) 薬草だそうです。以前は平地でも見られていましたが最近はとんと見られなくなりました。シソ科

ミヤコグサ マメ科


樫原湿原の看板植物、トキソウ他野草

2017-06-22 | 花と野草

昨日郊外に連れて行ってくれた友人が、ついでだからと佐賀県唐津市七山の樫原湿原まで足を伸ばしてくれました。友人の好意に応えるようにこの湿原の看板植物「トキソウ」がそこここに咲いていました。この湿原には何度も来ていますがこんなに沢山咲いているのを見たのは初めてでした。感動しました。持つべきものは心優しい友人です。

トキソウ 花の色がトキの翼の色に似ているのでこの名前がついています。白いのも咲いていました。ラン科 国 準絶滅危惧種 佐賀県絶滅危惧1類種

トキ色と白が並んでいました。

白いトキソウ

ヤマボウシ 少し盛りを過ぎているようです。花弁のように見えるのは苞で、花は中の丸い部分。熟した実はとても甘いそうです。よく見る花ですが知りませんでした。今度チャンスがあれば食べてみたいです。ミズキ科

ヒメアギスミレ 水際に咲くスミレです。 スミレ科

スイカズラ スイカズラ科

樫原湿原を取り囲むようにそびえる山 雨で霞んでいます。

 

樫原湿原 小雨が降っていましたので珍しく誰もいなくて、たった一人で心行くまで見て回ることができました。とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。ちなみに友人は興味がないので車の中で待っていてくれました。なんて優しいんでしょう。感謝。


久しぶりの野鳥 ホオジロ、他

2017-06-21 | 

今日は友人が長いこと郊外に出てないだろうからとドライブに連れて行ってくれました。生憎の小雨でしたが久しぶりに野鳥に出会うことが出来ました。ボケボケでも出会えて嬉しかったです。

ホオジロ 道の真ん中を歩いていました。

ダイサギ 山の中を飛んでいました。近くに池でもあるのでしょうか。

カワラヒワ 言わなければ分からないような写真で済みません。会えただけで嬉しくて。

スズメの幼鳥 この2枚は6月16日福岡市博物館の傍で撮ったものです。オケラを捕まえたもののあつかいかねているようでした。

スズメの幼鳥 一生懸命親鳥を呼んでいました。


ヤマモモ、シマネトリコ、他、街路樹の花や実

2017-06-20 | 花と野草

最近は遠くではなくて近くを散歩しながら街路樹を観察しています。今まで気付きませんでしたが、街路樹も色々な木が植えられていることを知りました。

ヤマモモ 総合図書館の前に生っていました。道端に生えているのはかなり珍しい気がしました。ヤマモモ科 常緑樹

シマネトリコ 気がつくとこの木の並木が増えていました。モクセイ科 常緑または半常緑樹

モミジバフウ 実が沢山ぶら下がっていました。マンサク科

キョウチクトウ(夾竹桃) 葉が竹に似ていて実は桃に似ているのでこの名前がついたそうです。Rei様のブログでこの木全体が有毒だということを思い出させていただきました。キョウチクトウ科