2021年出題。 以下のアルファベットには、それぞれ0〜9のいずれかの整数が対応し、次の5桁の数からなる計算式を満たす。 ただし、異なるアルファベットには異なる整数が対応し、同じアルファベットには同じ整数が対応するものとする。
また、次のア及びイの条件を満たすことが分かっている。 ア U、M、E、D、Aに対応する数字はすべて5以下である。 イ N、Oに対応する数字はどちらも奇数である。 このとき、Bに対応する数字はどれか。1〜5から一つ選べ。(選択肢省略) 条件アより、5以下であると決まっているアルファベットは、○で囲んでおきます。
1の位が、A+A=Aになっています。 これは、0+0=0しかありませんね。
とりあえず、A=0。
千の位〜。 M+0=Mのはずなのに、M+0=Sになっちゃってますよ。 これは、百の位からの繰り上がりがあったということです。 つまり、E+M=10。 と決めてしまったあなたは早とちり。 ウソだと思うなら、EとMを探して見れば分かります。 ほら、ないでしょう? 5以下の整数Eと5以下の整数Mを足して10にするには、5+5=10しかなく、それだったらEとMが同じ数字になっちゃう。 だから、十の位からも繰り上がりがあったのです。
ゆえに、E+M=9。 千の位では、1+M+0=Sだから、M=5、S=6と決めてしまったあなたは早とちり。 実は、とちった訳ではなく、それで正解になるのですが、よく問題文を読んで下さい。 U、M、E、D、Aは5以下と書いてあるだけで、その他のアルファベットは5以下ではないとは書いてありませんね。 これがもしも、U、M、E、D、A、Kは5以下と書いてあれば、6文字が5以下だから、自動的にそれ以外は6以上と決まるところですが、本問はそうなってはいません。 現に、正解までたどり着くと、K=1になります。 試験問題として解く人にとってはイヤらしいですが、外から眺めている我々には面白い😁。 将棋の観戦みたいなものですねえ。 さて、E+M=9の場面。 EもMも5以下だから、E=5、M=4またはE=4、M=5。 前者の場合、このように、失敗します。
後者のときは、こうなります。
条件イより、NとOは奇数です。 Uが奇数ならば、奇数+奇数=偶数なので、Oが偶数になっちゃうので、Uは偶数。 0〜5で偶数は0と2と4だけど、もう0と4は使っちゃってるので、U=2。
Dは、1か3。 D=1だったら、繰り上がるためにはB=9しかなく、そのときK=0になるからダメ。ゆえにD=3。
十の位で繰り上がるためにはBは7か8か9。 B=7ならK=0になって、AもKも0になる。 B=9ならK=2になって、UもKも2になっちゃうので、Bは8しかなく、Kは1。 この時点で正解は8と決定。
NとOは奇数ということでしたね。 残っている数字で奇数は7と9だから、N=7、O=9です。

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また、次のア及びイの条件を満たすことが分かっている。 ア U、M、E、D、Aに対応する数字はすべて5以下である。 イ N、Oに対応する数字はどちらも奇数である。 このとき、Bに対応する数字はどれか。1〜5から一つ選べ。(選択肢省略) 条件アより、5以下であると決まっているアルファベットは、○で囲んでおきます。

1の位が、A+A=Aになっています。 これは、0+0=0しかありませんね。

とりあえず、A=0。

千の位〜。 M+0=Mのはずなのに、M+0=Sになっちゃってますよ。 これは、百の位からの繰り上がりがあったということです。 つまり、E+M=10。 と決めてしまったあなたは早とちり。 ウソだと思うなら、EとMを探して見れば分かります。 ほら、ないでしょう? 5以下の整数Eと5以下の整数Mを足して10にするには、5+5=10しかなく、それだったらEとMが同じ数字になっちゃう。 だから、十の位からも繰り上がりがあったのです。

ゆえに、E+M=9。 千の位では、1+M+0=Sだから、M=5、S=6と決めてしまったあなたは早とちり。 実は、とちった訳ではなく、それで正解になるのですが、よく問題文を読んで下さい。 U、M、E、D、Aは5以下と書いてあるだけで、その他のアルファベットは5以下ではないとは書いてありませんね。 これがもしも、U、M、E、D、A、Kは5以下と書いてあれば、6文字が5以下だから、自動的にそれ以外は6以上と決まるところですが、本問はそうなってはいません。 現に、正解までたどり着くと、K=1になります。 試験問題として解く人にとってはイヤらしいですが、外から眺めている我々には面白い😁。 将棋の観戦みたいなものですねえ。 さて、E+M=9の場面。 EもMも5以下だから、E=5、M=4またはE=4、M=5。 前者の場合、このように、失敗します。

後者のときは、こうなります。

条件イより、NとOは奇数です。 Uが奇数ならば、奇数+奇数=偶数なので、Oが偶数になっちゃうので、Uは偶数。 0〜5で偶数は0と2と4だけど、もう0と4は使っちゃってるので、U=2。

Dは、1か3。 D=1だったら、繰り上がるためにはB=9しかなく、そのときK=0になるからダメ。ゆえにD=3。

十の位で繰り上がるためにはBは7か8か9。 B=7ならK=0になって、AもKも0になる。 B=9ならK=2になって、UもKも2になっちゃうので、Bは8しかなく、Kは1。 この時点で正解は8と決定。

NとOは奇数ということでしたね。 残っている数字で奇数は7と9だから、N=7、O=9です。


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