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公務員試験、数的処理の軌跡

公務員試験の数的処理を解説

大阪府、大阪府豊能地区、大阪市、堺市教員採用試験 3

2022-02-11 10:32:00 | 大阪府豊能地区公立学校教育採用選考テスト
2021年出題。                   以下のアルファベットには、それぞれ0〜9のいずれかの整数が対応し、次の5桁の数からなる計算式を満たす。             ただし、異なるアルファベットには異なる整数が対応し、同じアルファベットには同じ整数が対応するものとする。
また、次のア及びイの条件を満たすことが分かっている。                  ア U、M、E、D、Aに対応する数字はすべて5以下である。               イ N、Oに対応する数字はどちらも奇数である。                    このとき、Bに対応する数字はどれか。1〜5から一つ選べ。(選択肢省略)            条件アより、5以下であると決まっているアルファベットは、○で囲んでおきます。
1の位が、A+A=Aになっています。           これは、0+0=0しかありませんね。
とりあえず、A=0。
千の位〜。                     M+0=Mのはずなのに、M+0=Sになっちゃってますよ。                    これは、百の位からの繰り上がりがあったということです。                 つまり、E+M=10。                と決めてしまったあなたは早とちり。           ウソだと思うなら、EとMを探して見れば分かります。                   ほら、ないでしょう?                  5以下の整数Eと5以下の整数Mを足して10にするには、5+5=10しかなく、それだったらEとMが同じ数字になっちゃう。                だから、十の位からも繰り上がりがあったのです。
ゆえに、E+M=9。                  千の位では、1+M+0=Sだから、M=5、S=6と決めてしまったあなたは早とちり。                実は、とちった訳ではなく、それで正解になるのですが、よく問題文を読んで下さい。                       U、M、E、D、Aは5以下と書いてあるだけで、その他のアルファベットは5以下ではないとは書いてありませんね。                  これがもしも、U、M、E、D、A、Kは5以下と書いてあれば、6文字が5以下だから、自動的にそれ以外は6以上と決まるところですが、本問はそうなってはいません。                        現に、正解までたどり着くと、K=1になります。                       試験問題として解く人にとってはイヤらしいですが、外から眺めている我々には面白い😁。                      将棋の観戦みたいなものですねえ。              さて、E+M=9の場面。                EもMも5以下だから、E=5、M=4またはE=4、M=5。                   前者の場合、このように、失敗します。
後者のときは、こうなります。
条件イより、NとOは奇数です。             Uが奇数ならば、奇数+奇数=偶数なので、Oが偶数になっちゃうので、Uは偶数。                          0〜5で偶数は0と2と4だけど、もう0と4は使っちゃってるので、U=2。
Dは、1か3。                    D=1だったら、繰り上がるためにはB=9しかなく、そのときK=0になるからダメ。ゆえにD=3。
十の位で繰り上がるためにはBは7か8か9。                          B=7ならK=0になって、AもKも0になる。            B=9ならK=2になって、UもKも2になっちゃうので、Bは8しかなく、Kは1。               この時点で正解は8と決定。

NとOは奇数ということでしたね。              残っている数字で奇数は7と9だから、N=7、O=9です。















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