fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

キティちゃん、キキララちゃん、サンリオは永遠に女の子の心をつかむ!?*香水を買いました。

2018-03-14 19:13:24 | 娘との関係(時々息子や孫も)
もうすぐ孫のSちゃんのお誕生日。

長い間美容室に行っていないので、いまいちヘアースタイルが決まらないし、本当は出かけたくなかったのだけれど

重い腰を上げて、昨日Sちゃんのお誕生日プレゼントを買いに行ってきた。

女の子へのプレゼントは、可愛くてあれもこれも買いたくなるけれど

取り敢えず、ピンク&キティちゃんが大好きなSちゃんに何かいいものがあるかも、と思ってサンリオへ行ってみた。

いや~、私まで気分が上がるわ~、キラキラと可愛いおもちゃやハンカチ、食器類、リュック、手提げかばん、他いろいろがいっぱい。

12月に東京に行ったときに、娘はキャラクターが嫌いだけれどまぁいいかと思って、Sちゃんにキティちゃんのシールで遊ぶ絵本を買っていったら

Sちゃんはもちろん、娘も目をキラキラさせて「なつかし~」と喜んだ。


聞けば、昔、私の母(つまり娘にとってはおばあちゃん)にいつもサンリオのおもちゃやグッズを買ってもらっていて、それがとっても嬉しかったとのことだった。

プレゼントだと、袋に可愛いおまけをつけてくれる、それも楽しみだったそう。

それは今でもそうで、サンリオのキャラクターのセロテープやバッジ、小さな鞄をおまけにつけてくれる。

ピンク、ブルー、キラキラ、本当に楽しい夢の世界なのだ。


楽しく遊べそうなおもちゃがたくさんあったけれど、まだ2歳のSちゃんには宝の持ち腐れになりそう、、お兄ちゃんである4歳のコウ君に奪い取られて泣くSちゃんの姿が目に見えるようだ。

仕方なく、キティちゃんのご飯茶碗とお箸セット、サンリオではそれを買って、後は保育園に着ていく用の襟にお花の模様の刺繍があるブラウスを買って一緒に送ってもらった。





(ブラウスは画像がない)

サンリオには女の子の大好きなものがいっぱい詰まっている、これからもきっとずっと女の子の心をつかんでいくんだろうなぁ、と思った。

サンリオのカードも作ったし、当分私のサンリオ通いも続きそうだ、(サンリオは女の子だけじゃなくおばあちゃんの心もつかむ!なんちゃって


     *******


道行く人からほんのりと良い香りがすると、こっちの気持ちもふわ~っと夢見心地に。

と言う事で、少し時間が出来た頃から私も香水をつけるようになった。

1年半ほど前に娘からもらった香水がなくなって、最近出かけるときに香水無し状態が続き、何だか気持ちが落ち着かない。

昨日は、Sちゃんのプレゼントと絶対に自分用の香水を買おうと決めていた。

本当は、色々と吟味したかったけれどプレゼント選びに結構時間がかかって疲れてしまい

目の前にあったクリニークの売り場で「香水、置いてますか?」と聞き、2種類しかない香水から〈ハッピーハート〉と言う爽やかだけれど甘い香りの香水を買った。

春だしたまには甘い香りもいいかな、と思って買ったけれど瓶の色はピンクだし名前が〈ハッピーハート〉なんて、、、気恥しい。

買ってから口コミチェック。

「爽やかでしかも甘い香りで素敵ですが、若い方向きですね。」と書いてあって、ヒャー、と思ったけれど時すでに遅し。

仕方がないので暫くは、これで我慢しよう。





西北ガーデンズは、今年10周年らしくとっても素敵な本物の桜が飾ってありました。












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関東と関西とではやっぱり気風が違う、と思った話

2018-03-13 10:49:50 | 日記(ユーモラス系)
さて今日は、今回東京に行ってやっぱり関東と関西とでは気風が違うんだな、と思った話を書きます。

娘宅に行くべく小田急線に乗っていた時の事、隣に座っていたカップルが電車を降りるときに〈スイカ〉をぽろっと落とされました。

あら大変、と思った私は大きな声で「〈スイカ〉を落とされましたヨ。」とそのカップルに向かって叫びました。

慌てて戻って来られたカップルの女性の方が、本当に小さな声で「すみません。」と私の耳元で囁くようにおっしゃって〈スイカ〉を持って逃げるように降りていかれました。

、、、「私の声大きかった?スミマセン(心の声)」、、、

関西だったら、相手の方も大きな声で「ありがとうございます、助かりました、すみません。」と言いながら降りていかれると思うのですが

関東ではやっぱりちゃうねんな、と思ったのでした。


その話を娘とお婿さんに話してみたら、「こっちでは、〈スイカ〉を拾ってそれを持って落とした人を追いかけて行って肩をそっとたたいて小さな声で「落とされましたヨ」と言うと思うわ」

と言う事でした。

落としたと言う事は、関東では恥ずかしい事なんだろうか?

そう言えば、娘が東京で働き始めた頃、「東京では、オフィスの廊下を歩いてて誰かが書類をバサッと落としても、回りにいる人みんな知らん顔するねんよ。」と言っていたっけ。

関西なら「大丈夫?」とみんなが寄ってきて拾ってくれるよなぁ。

一度エスカレーターに乗っていた時に、小銭をそこら中にバラバラ落としたことがありました。

エスカレーターのような危ない場所でも、みーんなが拾ってくれて、中にはお店の人に「ちょっと、エスカレーター、止めたげて。」と叫んでくれた人もいたりして

みなさんの優しさに感動したのですが

その話を夫にしたら「え~っ!そんな恥ずかしいことしたん。」と、拾ってもらった事実よりエスカレーターで小銭を落とした私を非難したのでした。
(あなたの妻が、ものすごい粗忽ものと言う事は、あなたが一番よく知ってるでしょう、今更驚かんでもええやん(~_~;))


別にどっちがどっちと言っているわけではありません、関東と関西ではかように違うんだな、と言うお話でした、終わり!









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映画館の座席選びは難しい

2018-03-12 20:07:16 | 日記
三日間の引っ越しのお手伝いを終え、昨夜無事に帰ってきました。

それにしても、共働きでまだ幼い子供2人を抱えての引っ越しはかなり過酷そうで

娘は、最後は顔が能面のようになっていました。

もちろん荷解きは全く終わっていない状態で、また今日からお仕事。

当分の間、段ボールに囲まれての生活となるのでしょうか?

えっ?もっと滞在して手伝ってあげれば?ですって?

いや、もういいです、もう無理、三日が限度、暫くは静かにゆるゆると暮らしたい気持ちです。


さて、最近の若い人たちは新聞を取らないので(読まないので)娘の家にももちろん新聞は無く、三日ぶりに朝ゆっくり新聞を読みました。

〈文化.文芸〉の欄に月、火、水、木と色々な分野の方がエッセイを書いていらっしゃるのを読むのが近頃の楽しみ。

今日は、作家で劇作家の本谷有希子さんのエッセイの日でした。

なかなか切り口が面白くて本谷さんのエッセイは特に楽しみにしています。

今日のタイトルは〈座席へのこだわり 何だった〉、映画館で座席を選ぶ問題に長年悩んでいた、という話題でした。

分かります、私もいつも悩んでいるので。

軽い閉所恐怖症なので、大体通路側を選んでいたのですが、ミニシアターの映画館は古いからだと思うのですが

上映中に通路側に小さな電気が付くのです、これが結構明るい。

観ている間、それが気になって気が散ったりするので、誰も隣に来ませんようにと祈りつつ通路側から三つ目とかを選ぶのですが

隣、あるいは通路側に後から座ってくる人もいるので、自分が思ったような具合には上手くいかない時が多いです。

えっ?我儘?

そう、我儘なんですよ、特に映画館の席選びにおいては


本谷さんのエッセイは、『受付でモニターを見せられ「空席から選んでください」と言われ、焦って周りに人のいない前方の席を選んでしまい

毎回スクリーンの近さに打ちのめされている

偶然、両隣埋まっている席を選んでしまった日、集中できないに違いないとイヤイヤ腰を下ろしたが、最初から最後まで人がいることなど微塵も思い出さなかった自分に愕然とした。

そして、自分が座席にこだわるような上等の人間でないと分かり恥ずかしさがこみあげて来た、またひとつこだわりを手放して適当な人間になった私は、ゆっくりと映画館を後にした。』

と、結んでありました。

自分が座席にこだわるような上等の人間でないと分かり恥ずかしさがこみあげて来た、ここがナイーブな本谷さんと言う人を表していて好きです。


東京に行くまでは、確か、観たい映画が2~3個あったはず、でもそれも記憶のかなた、またミニシアターの映画館情報をネットで検索しなおさなければ。

それに今読んでいる〈花鳥の夢〉が面白いし、狩野永徳を読んだのなら長谷川等伯のことも読まなくちゃ、と〈等伯〉上下も買ってきたので、読書もしなくちゃ。

いつも忙しい娘よごめん、でも私はもう十分にやってきたからさ、ちょっと生きることを楽しませてちょうだいね。








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リュックとスニーカーと読書

2018-03-09 20:40:18 | 日記
今回の東京行きは、滞在が三日間なのでリュックと小さい紙袋だけ。

長尾和宏さんの〈病気の9割は歩くだけで治る〉を読んだ時に、歩くにはリュックがいいと書いてあったので、リュックを使い始めたら、これがとても便利。

重い荷物を持たなければならないお出掛けの時には、必ずリュックを使用する。

どんなにフェミニンな服装をしていても、リュックでいいし、スニーカーでいいんだから、流行りとは不思議なものだ。

8時半出発。

阪神電車で梅田、梅田から地下鉄御堂筋線に乗って新大阪、そして新幹線。

地下鉄の駅から(地下鉄だけど新大阪の駅は地上にある)JRに行くのに階段で降りたのだが、目の前の男性がなんと本を読みながら階段を降りていた。

改札を出る時も本を左手に持ち替えて右手でピタパでピッとして、また本を読みながら直進。

フ〜ン!歩きスマホならぬ歩き読書!
そんなに面白い本なんだ。
それこそ、ページターナー、だね、と思った。

読書と言えば、私も活字を読む習慣がつきそうなので、先日またブックオフで本を2冊買った。

やっぱり、〈豊穣の海〉全4巻読んでみようかな、、と三島由紀夫の〈奔馬〉、そして画家を題材にした本が読みたくなって山本兼一の〈花鳥の夢〉の2冊。

花鳥の夢は、安土桃山時代に活躍した狩野永徳のお話。

東京に持って行くのはこっちにした。

作中に出て来る絵をスマホで検索しながら、新幹線の中で読書した。

楽しい。

これから三日間、引っ越しの手伝いは少々面倒だけれど、それを楽しみにがんばりましょう。




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久々娘にキレる

2018-03-08 17:38:00 | 娘との関係(時々息子や孫も)
風邪は七割がた良くなった、が喉のイガイガと咳はまだ残る。

この状態で寒い東京へ行ったら、ぶり返しそう、、だけど仕方がない。

先週、土曜日に娘と電話で引っ越しのことについて話した。

娘は、「金曜日は、夕飯作って子供たちのお迎えに行ってもらおうかな。」と言うので「ハイハイ。」と返事をしたけれど

よくよく考えたら、冷蔵庫の中を空っぽにしておかなければならないのに、夕飯作って子供たちが残したわ、この材料も残ったわ、などとは

言っていられないんじゃないの?買ってきて食べたらいいんちゃう。

金曜日は雨だし自転車に孫二人を乗せて走ることも出来ないしお迎えは無理、などと色々考えていたら

先日、また夜中に目が覚めて眠れなくなった。


結局、勝手に考えてまだ荷物が詰められていないようなので、荷造りを手伝って、今度住むマンションへ行きそこの掃除をするのがベストと思い

娘にその旨ラインした。

その前に、今度住むマンションがどこにあるかも知らないので住所を送って、とラインもした。


ずーっと返事なし。

イライラ、こっちも都合があるし早く返事して、イライラ、いつものことだけどラインを送っても返事がないことが多い、イライラ、返事が来ても3つの質問に答えが2つと言う事も間々ある、イライラ。

そして、ついにブチッ!

「何故、返事しないの」、他がーっと怒りのライン。

まもなく娘から「だって、仕事が忙し過ぎて子供のこともあるし」、と、言い訳のライン。

ほんの3~4行のラインが打てないほど忙しいのか!と、自分の中の怒りがマックスに。

もう知らん!!


次の日、「昨日はすみません。」と、しおらし気に娘からラインが来た。

そう、最近、お婿さんの出張中しばしば私が東京に手伝いに行くので娘にとってそれが当たり前のようになっていた。


孫に会うのは少しはうれしいけれど、共働きなので仕方がないが、散らかり放題の自分仕様じゃない家で家事をするのは正直うれしくも楽しくもない、苦役だ。

なのに感謝の心がない!

娘が大変だと思うからこそなのに、まさか「お母さんだって孫に会えてうれしいでしょ?」なんて思ってるんじゃないでしょうね。


とまぁ、最後の3行は自分の心の中で勝手に吠えた部分だけど、こんな時は娘が遠くにいてくれてよかった、と思う。

娘にいいように使われるのはごめんです。



バラに瑞々しい緑色の葉が出始めました。
心和むわ~。
ちなみにこのバラはキングローズです。


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新聞の読書のページを読む、ページターナーって何?

2018-03-05 15:21:22 | 読書
家にこもって今日で五日目。

ようやく少しだけ声が出るようになってきました。

明日から三日間お教室なので、声が出ないと困ります、今日もお喋りしないで静かにして、、って一人なんだから静かにも何もないわね(~_~;)

お教室の後また東京に三日間、書ける時に書いておこうってことで、今日も記事をアップ。


たびたび書いているような気がしますが、日曜日の新聞の読書のページを楽しみにしています。

面白そうな本を見つけても読むわけではなく、解説を読んで読んだ気になるみたいな、、簡単というか安易なというかなんですが。


さて、今回は今まで目にしたことのない言葉が気になりました、ページターナー。

文章としては「②のミステリーも大変なページターナー。」と書いてありました。

早速、検索。

page turner 早く続きを読みたくなるような面白い本。とありました。(情報はgoo辞書から)

またヤフー知恵袋にはこんな質問が載っていました。

「見事なページターナーぶり
小説家への褒め言葉なんですけど、どういう意味でしょうか?」

その答えは

「turn には(ページを)めくる意味があるんですねぇ。
ページをめくらせるほど面白い本、この場合は作家でしょうか。」

と言う事でした。

使う事はないかもしれませんが、(だって、友達と話すときに「この本、ページターナーなのよ。」なんて気恥しくてとても言えませんよ)

又何かで目にした時、「この言葉知ってる!」とちょっと優越感を感じられるかもしれません。

本を読むことが好きな人なら、だれでも自分なりのお薦めページターナーがあると思うのですが

今日は、ぱっと私の頭に浮かんだページターナーをいくつか書いてみようかと思います。

順序は適当、別に面白い順と言う訳ではありません。

マルコムX自伝(上下)
〈父の暗殺、一家離散、母の発狂を体験したマルコムは、麻薬を常用し強盗などを重ね投獄される。
獄中で自己の価値に目覚め、ブラック・マスリムに入信。
釈放後、黒人解放運動の最も戦闘的で説得力のあるリーダーとなる。〉内容説明はアマゾンから
事実は小説より奇なりを地で行く面白さ、映画化されていますがまたこの映画が面白い!本と映画、両方とも傑作であると言う稀有な例

序の舞(宮尾登美子)
日本画家、上村松園をモデルにした小説。
これまた長いですが、読むのをやめるのが難しいくらい面白かったです。

フロスト警部シリーズ(R・D・ウィングフィールド、芹沢恵訳)
一度に色々な犯罪が同時に起こるモジュール型ミステリー。
最後の最後までどの事件も解決しないので、読み終えるまで気になって気になって、拷問を受けているかのように読まずにはいられなくなる恐ろしい本。

模倣犯(宮部みゆき)
〈「天才」を自称する犯罪者の暴走を描いたサスペンス作品で、
犯罪被害者・加害者双方の視点から一つの事件を描写する事によって、エリートを僭称し、完全犯罪を企てたつもりになっている犯罪者の愚かさと幼稚さ、
それとは対照的な位置に生きる人々がのぞかせる優しさや器量の大きさを、そして犯罪被害者や加害者の家族が直面する地獄をリアルに再現している。〉ウィキペデアから
文庫で5冊と言う長さ、でも面白くて一度手に取ると、暇さえあればこの本を読んでしまうと言う日々を送ることになる覚悟が必要。

リビエラを撃て
(高村薫)
〈1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。
それが、全ての序曲だった――。
彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ《リヴィエラ》とは何者なのか? その秘密を巡り、CIAが、MI5が、MI6が暗闘を繰り広げる! 空前のスケール、緻密な構成で国際諜報戦を活写し、絶賛を浴びた傑作。
日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞。〉内容説明はアマゾンから
高村薫さんもいろいろと読みましたが、このサスペンスが1番好き。

白夜行(東野圭吾)
〈愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。
しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。200万部突破!〉内容説明はアマゾンから
面白い!ただその一言。

幻夜(東野圭吾)
〈おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――
1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。
それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。
女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。
やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。
驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。〉内容説明はアマゾンから
白夜行の続き、白夜行に負けないくらい面白い!
この続きをずっと待ってます。

私でない私(サンドラ.ブラウン)
〈墜落事故の刹那に私は私でなくなった―。TVリポーターのエイブリーは辛くも現場から救出されるが、顔に重傷を負ったために、死亡した上院議員候補夫人と取り違えられてしまう。
集中治療室で「夫を殺す」と囁かれた彼女は弁明の機会も与えられぬまま、夫人そっくりの顔へと形成手術を施される。
記者魂を刺激された彼女は、真相を究明するまで夫人になりすまそうと決意した…。〉内容説明はアマゾンから
ラブサスペンスの女王、サンドラ.ブラウンの傑作。
ラブも入ってちょっと甘く酔える、しかもどうなっていくのか気になるハラハラドキドキ、女性にお薦め。

以上、うろ覚えで適当に挙げてみました。

私が覚えている範囲なのでここ10年以内で読んだ本と言う事でご了承ください。

やっぱりサスペンスが多くなりました。


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バラを剪定したら気持ちもすっきりしました。*何故無地じゃないんだろう?

2018-03-04 17:54:10 | バラと植物色々
東京から帰ってきて、洗濯物を入れようとベランダに出たら、全てのバラが剪定してありすごく美しくてそれを見て気持ちもすっきりしました。

って、自分で剪定してから東京に行ったんですけどね

もう少し暖かくなったら、植え替えもしようと思っています。

エッ?こんな根が動く時期に植え替えって、あなた正気ですか?と驚く方が大半でしょうが

根さえ崩さなかったら年中植え替えOK、と、どこかに書いてありました。

こんな風に、いつも適当常識破りめちゃくちゃなバラの育て方で20年やってきたのですが、それでも何となくバラって咲いてくれるんですよ。

誰にも見せない(誰も見てくれないとも言う)し、自分だけの楽しみなのでいいのさ!適当で。


植物好きでいつの間にか、家の中にもベランダにも鉢がたくさん。

家の中の観葉植物が7鉢、外の観葉植物が6鉢、バラが10鉢、多肉がが3鉢、多年草が3鉢、時々お世話も疲れます

しかし、愛を与えさせていただいてそれをきちんとした形で返してくださるのは植物だけかもしれません。

そう思うとやっぱりこれからも育てさせていただきたい、と思うのであります(私って見返りを求める女なんだわ)


帰阪したら粉粧楼が枯れかかっていました、それはそれで風情があるわ~。


    *******


とにかく、コープの個配で色々なものを頼んでしまうのですが

先週頼んだ、食器を洗って伏せておくマット(?)が今週届きました。

カタログの写真で見るより柄のデザインがインパクトあり。

何でこんなもん頼んだんかなぁ、ちょっとムムム柄やなぁ、いっそ無地でええのにな。

たまにありませんか?無地でいいのに何故かリボンが付いていたり派手なデザインが施してあったりするもの。

無地でいいよ~、その方がいっそ清い、買っちゃったので使いますけどね。


2枚組、もしくは2枚も買ったのだ

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小説『春の雪』のささやかな感想

2018-03-03 14:24:54 | 読書
東京に行ったのと風邪で寝込んでいたのとで案外早くに『春の雪』を読み終えました。

小説をたった一冊読んだくらいで、読んだ読んだ、と大騒ぎするほどの事でもないとお思いでしょうが

昔の純文学がもう一度読んでみたい、と思いながらなかなか取り掛かれなかったり、取り掛かっても読み進めなかったりだったので

『春の雪』を読めた、と言う事はちょっと前進した感があります。

以下拙い感想です。

先ず、この小説の導入部分に出てくる、松枝侯爵家の嫡子清顕が心惹かれている1枚の写真

日露戦役写真集のうちの「得利寺付近の戦死者の弔祭」、この写真の細かな描写が死の香りを強く漂わせて美しく、たちまち話に引き込まれます。

18歳で美貌の清顕は、父である侯爵が、武家でこそあれ幕末にはまだ卑しかった家柄を恥じて、清顕が幼い頃に公卿の家(綾倉家)へ預けたため、
繊細で優雅を重んじる青年となってしましました。

ですので、質実剛健を旨とする松枝家に置いては彼の心情に理解を示す人は誰もいないと言う、
しかし、またそのことで彼の鋭利で空虚な自尊心が保たれていると言う事も言えるのではないかと思います。

ひたすら感情にのみ忠実に生きる清顕、彼は、自分の優雅が松枝家の没落の始まりであると言う事を、自分が優雅の棘であることを感じています。

綾倉家で幼いころに共に暮らした2歳年上の聡子、聡子がまた非常に典雅で美しく賢く、この二人は、お互い思い合っているようなのですが

生きると言う事に情熱を燃やすことのない清顕は、聡子との初めての接吻の後ですら気持ちが白々と冷めていく風なのです。

聡子を命懸けで愛するには何かが足りない、決定的にそれを遮るもの壊すことの出来ない立ちはだかる壁のようなものが。

清顕は心の底にうず巻くそれを求めていました。
そしてついにその時が訪れます。

二十歳と言うと最早婚姻には遅い年らしいのですが(今では考えられませんね)、聡子に洞院の宮第三王子との縁談が持ち上がります。

さりげないお見合いのようなものが行われ、それはもちろん洞院の宮第三王子は聡子を気に入るに決まっていますよ。

聡子からの矢のような手紙や電話にもぎりぎりまでそ知らぬ顔をする清顕。

そうこうしているうちに、とうとうその婚姻に勅許が降りてしまいます。
勅許とは、まぁ何となく意味は分かるものの調べて見ましたら、天皇の許可、だそうで一度勅許が下りると二度とその婚姻を止めることは出来ないそうです。

そのことが清顕に歓喜をもたらします。

以下、『春の雪』から抜粋します。

何が清顕に歓喜をもたらしたかと言えば、それは不可能という観念だった。
絶対の不可能。自分と聡子との間の糸は、琴の糸が鋭い刃物で断たれたように、この勅許というきらめく刃で、断弦の迸る叫びと共に切られてしまった。
彼が少年時代から、久しい間、優柔不断のくりかえしのうちにひそかに夢み、ひそかに待ち望んでいた事態はこれだったのだ。

やっと生きる或いは美しく死ぬ口実を見出したかのように、聡子とのほとばしる恋にのめり込む清顕。

そのような危うい清顕に対し肝の据わった聡子は、「何故このような事態になるまで放っておかれたのでございますか。」と、清顕をなじるわけでもなく

すでに終わりが見えているようなこの恋に、覚悟を決め身を委ねます。

シャムの国から留学している王子達をも招いている鎌倉の別荘「終南別業」にまで、聡子をこっそりと連れてきて逢瀬を楽しむ二人。

以下抜粋

「僕たちが許された仲だったら、とてもこんな大胆にはなれないだろう」
「ひどい方ね。清様の御心はそれだったのね。」
と、聡子は怨じる風情を見せた。彼らの叩く軽口には、しかし名状しがたい砂の味わいがあった。すぐかたわらに絶望が控えていたからだ。


まもなく聡子は妊娠し、すべてが松枝侯爵にも綾倉伯爵にも明らかになってしまいます。

堕胎のために関西に連れていかれた聡子は、早々と心に決めていたのでしょうか、堕胎した後に洞院の宮の王子との結婚を拒み、聡子の大叔母に当たるご門跡の元で剃髪し尼となることを決意します。

聡子への思いが断ち切れぬ清顕は、家出をし関西へ向かい何とかもう一度聡子に会いたいと月修寺へと通い詰めるのですが、聡子に一顧だにされません、そのうちに身体を壊し、二十歳と言う若さでこの世を去ります。
(ここに、老いると言う事を極端に恐れ美しく死にたいと考えていた三島の願望のようなものを感じます)


さて、あまりにも事務的にあらすじを書きましたが、

最初から最後まで随所に死の匂いが立ち込めているこの小説

だからこそ、最後に清顕が親友本多に夢日記と共に残した言葉「今、夢を見ていた。又、会うぜ。きっと会う。滝の下で。」と言う言葉が勢いをもって強く迫ってくるのでしょうか。
(この「春の雪」は、輪廻転生を描いた全四巻から成る豊饒の海の第一巻ですものね)

そして、今回再び読んで見て清顕と聡子の激しい恋のみならず、至る所に散りばめられている人生における普遍的な真実、これにとても納得と言うか深く頷かされるものがありました。

その一つ
聡子が出家したことに対して何の案もなくひたすら途方に暮れる伯爵に対し、松枝侯爵は強く怒る、しかし今までのことを内省してみる侯爵でもあった。

以下抜粋

侯爵は怒れば怒る程、その激情が自分に跳ね返って来るほかないことを徐々に発見していた。

そもそも息子に文雅の教育を授けてくれるよう頼みこんだのは侯爵自身である。
今度の禍の端緒をなしたのは清顕の肉体に違いないが、それはそもそもは清顕の精神が幼児から綾倉家に毒されていたからと云えるにしても
その毒される原因を作った大本は、侯爵自身である。
今も又、土壇場でこうなることを予見せずに、強いて聡子を関西へ送ったのも侯爵自身である。
こうしてみると、侯爵の怒りはすべて侯爵自身へ返って来ざるをえぬ仕組みになっている。


どの部分を切り取っても美しい比喩と美しい文章を楽しむことが出来る、そして三島由紀夫の膨大な知識が堪能出来る、
また、自然描写はもちろんの事、登場人物を表す言葉選びの素晴らしさ
何度読んでも発見があるような気がします。


(無くてもいい追記)
さて、誰しも思うのは、これを演じてもらうとしたら誰がいいか?

私の意見としては、清様は若かりし頃のミッチーこと及川光博と玉木宏を足して2で割ったような人がいいかな
そして、聡子は、平成細雪で三女役をされた伊藤歩さんと北川景子ちゃんをこれまた足して2で割ったような人はどうだろうか、、と。

妻夫木聡さんと竹内結子さんで映画を撮られたようですが、ちょっとちゃうかな、と思います。(~_~;)
妻夫木君は、あのとにかく人のよさそうな所が俳優としては損かな、近寄ったらひりひりしそうな感じがないもんね、ごめんね、妻夫木君。




























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また風邪をもらって((+_+))*美味しかった駅弁*愛猫りんちゃんの困った癖

2018-03-02 09:56:17 | ヨーク&りん
ここの所、毎回孫の風邪をもらって帰阪。

保育園に通う孫たちは、大体いつも風邪をひいている、そして毎回それをもらって帰って来ると言う、、トホホです。

予定より一日早めに帰ってきて、自分仕様の家で家事をしたりくつろいだりの心地よさにホッとしました。


昨日、本を読みながらウトウトと一日中寝ていたので今朝は少しましになりましたが、喉の痛みと咳、体の節々ががくがくした感じでなかなか辛いです。

来週は、娘宅の引っ越しの手伝いでまた東京に行かなければならないので早めに治したいと思います(と思っても治るかどうかは分かりませんが


何かにつけ亡くなった母を思い出すのですが、子供の頃、風邪をひいて熱を出すとそれはそれは細やかに看病してもらいました。

そして、本を読むことが好きだったので熱を出すと新しい本を買ってもらえて、ぬくぬくとした布団の中で母に優しくしてもらって本を読む、、

懐かしい思い出です。


     ******


新幹線の中で駅弁を食べる、これは東京に行くときの楽しみの一つです。

毎回、違った駅弁を買って11時か11時半くらいから食べるのですが

今回買ってみた駅弁が殊の外美味しく、皆様にご紹介しようかと思います。

煮物の味が美味しかったのですが、そうたんぱく質は入っていなかったので、私たち年代向きな駅弁と言えるでしょうか。

その名も日本の味博覧、日本料理家 田中博敏監修 と書いてありました。


これは食べ終えて美味しかったので記念に撮った写真


こちらは、株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズさんのページからお借りしました。

以下説明も同じくお借りしました。

日本の山紫水明の風土に合った季節の移り変わりを旬の味と香りで表現したお弁当の春バージョン。
今回の春バージョンのご飯は、「山菜生姜ご飯(ふりかけ)」と「黒米飯」の2種類。
「サワラ祐庵焼」や「たらの芽天ぷら」など、春の食材を取り入れました。旬の味覚をお楽しみください。

1100円とお値段もお手頃

次回行く時ももう一度食べてみたい繊細な味の駅弁、おススメです。(口コミも高評価→こちら


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帰ってきたら、りんちゃんの新しいトイレが届いていて、有難いことにちゃんと使用してくれていました。



と言うのも、りんちゃんは何故かオシッコするときに、最初はきちんと砂の上にお尻を乗せてするのですが、次第にお尻をだんだん高く上げていってシーっとするので

トイレの外にオシッコが飛び散り、毎回掃除をしなくてはならない、と言う厄介な癖があり

トイレの周りに面積の大きな透明のビニールを敷いてはいるものの、面倒と言うか困っておりました。

写真のトイレは、中に入ってしなければならないのでりんちゃんにとってはストレスかなぁと思うのですが、仕方なくではあっても使ってくれているようなので一安心。

良かったです(^^♪

    










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