車いすバスケットボール 天皇杯1月20日~21日(東京体育館)
初日、会場にて観戦。
1戦・千葉ホークス、2戦・NO EXCUSE(東京) 3戦・埼玉ライオンズ 4戦・パラ神奈川SC
と、予選はそれぞれが順当に勝ち進む。
まだ生観戦では未見だった埼玉ライオンズの赤石くん、NO EXCUSEの香西さんのプレーは楽しみの一つだった。
赤石くんは会場に入ってきて初見の印象は、22歳ながら落ち着きがありしっかりしたオーラを感じた。
TVで見るよりずっと鮮やかな印象だ。オリンピックからこれまでの過程で積み上げた戦績からの成果で得た自信の
ようなものがそう見せるのか。これからどんどん上昇気流に乗っていけそうな予感がする。
香西さんはやはり安定の凄さ この選手はシュートを外すことがあるのか?と思わせてしまう。
鳥海くんが出場する試合はやはり目がずっと鳥海くんを追い続けることになる。
例えば鳥海くんの戦歴をまったく知らない状態で観戦したとしてもやはり彼のプレーを追うだろう。
重力を感じさせないスピード(すーーっとあっという間に通り過ぎていく)。
まるでボールが手に吸い付いてるように自在にボールを繰る。ディフェンスを翻弄する身の軽さ。
もうね、シンプルに”上手い”としかいいようがない(ど素人が生意気ですが)
香西さんとはまた別種の存在感がある。
観るひとの目を惹きつけて離さないプレーは唯一無二ではないかな。
それにしても小学生(学校観戦)の応援の様子が楽しそうだった。みんな試合の盛り上げ方がとても上手。
選手たちを応援すると同時に自分たちも目いっぱい楽しんでいた。可愛い!!
2回戦・準決勝では鳥海くんと赤石くんの対戦。
古澤くん・丸山くん(がんばれ!)等も調子が良くシュートをよく決めていた。
それにしても神奈川SCのディフェンス凄い。執拗に食らいついていく様子にじんわり怖さを感じる
2日・決勝は体調を崩しTV(BS日テレ)にて観戦(這ってでも生で観たかったが断念)
NO EXCUSE 対 パラ神奈川SC
はっきり言ってNO EXCUSEに分があるかなと思っていた。あの香西さんのシュート力には勝てないと・・。
香西・香西・鳥海・香西・鳥海・・・と鳥海くんと香西さんが交互にシュートを決めていくような展開を経て、後半へ。
徐々に古澤くん丸山くんのシュートも決まりだす。加えて神奈川のディフェンスが機能しだす。
あの執拗なディフェンスがこれでもかというくらい発動される。香西さん中々打てん!
結果 51:44でパラ神奈川SCが制す
(試合終了まで追い上げられるのか?とハラハラでした)
会場の観客がほぼ満杯な様子に驚いた。盛り上げ方のセンスなど大会の運営が素晴らしいと感じた。
賛同し継続支援してくれた企業の力は本当に大きい。鳥海くんたち選手も積極的に熱を冷まさないように
いろんな活動をしてくれて・・・そして満杯の観客を迎え入れての天皇杯でした
21年東京パラで銀・22年U23世界選手権で金、23年天皇杯で優勝、と快走し続ける鳥海くんだが
パリパラは出場枠をもぎ取る段階から難しくなる(アジアオセアニア圏は出場枠が縮小されたと聞く)
各国も若い強い大きい選手が多数台頭している。
出場枠決定を決める2023アジアオセアニア選手権(日本開催予定)も必ず応援に行きます。
香西さんと鳥海くんの同チームでの連携プレーを生観戦で見てみたい。