連日、ダラダラと退屈な内容の長時間番組が多い中、
10/29の「芸能人歌のうまい王座決定戦スペシャル」
はTVの前で釘付けとなった。
結果からいうと草野仁さんが優勝。
並み居る強敵を無欲で倒し決勝に残った3人はいずれも予想外の人物たち。
ラサール石井、叶美香とこの番組を見ていない方たちには妥当な審査結果かい?と訝るかも。だが・・・。
厳選された歌うまの芸人たち。
筆頭に友近姉さん。誰もが認めるこの人の上手さは揺るぎがない。初回、やはり「凄うま~」とうっとり聞き惚れる。
だが・・・。準決勝まできたときにはその隙のない上手さに
飽きてしまっていた。
次にJOY。初回、尾崎豊の「I LOVE YOU」で一瞬で虜になる
な、な、何なのこの人こんなに上手かったの?途中、意気込むな、抑えて・・と
念じつつ、とうとう最後まで繊細に優しく歌いきる。上手さに溺れたところがなく
全く嫌味がない。この人の次を聴きたいがためにTV付けっぱなしを決め込む。
初めてこの人をカッコイイと感じた。
次にフォーリング・ラブの二人は絢香&コブクロの「ワインディングロード」。男性の高音がとてもいい。この人のソロをじっくり聴いてみたい。
アジアン(細身の方)も思いがけなく綺麗で可愛い声だ。
喋っているときと歌っているときと、こんなにも人の声は違うのだな、と改めて驚く。
ラサール石井は初回、辛うじて入ったという感じ。ガチガチに緊張
してひた向きだった。くじ運が良かった感のある初回だったが、2回戦は自信を得た
こともあったようで、ラサール石井の世界がしっかり出来上がっていた。
叶美香は不思議な音質?だ。クセになる。
たどたどしい感もあるが、そこを深い声質がカバーし、美香さん独特の世界へ誘われて
いく。それがとても気持ち良いと感じる。
ダメだろうけど、勝ち残って・・・・と念じていたら、なんと決勝まで行っちゃった
草野仁は、JOY(徳永のレニーブルー)を負かしてしまった。
選曲の勝利、だね。「吾亦紅」と聞いたときにJOY負けると直感した。
朴訥な情感を丁寧に歌う草野さんの「吾亦紅」は哀しく胸を突いてくる。
数日を経た今でも、あの草野さんの吾亦紅が耳に残っている
歌の正確さで問うたら、他に上手い人は大勢いた。
そんな強豪揃いの中で、決勝まで勝ち残った面々の共通項は無欲だったこと(恐らく)
上手さでは他に歯が立たない。それならば歌詞の情感を伝えるための自己表現に徹した
というひた向きな姿に共感を覚えた。
それが結果として功を奏し、審査員にもそちら方面をキチっと受け止める感性豊かな
方々が揃っていたというラッキーな偶然も勝利を引き寄せたかな。
こんな展開ありの歌番ならまた次回も見たいと思う。
思いがけない人物の出現を期待して・・。
10/29の「芸能人歌のうまい王座決定戦スペシャル」
はTVの前で釘付けとなった。
結果からいうと草野仁さんが優勝。
並み居る強敵を無欲で倒し決勝に残った3人はいずれも予想外の人物たち。
ラサール石井、叶美香とこの番組を見ていない方たちには妥当な審査結果かい?と訝るかも。だが・・・。
厳選された歌うまの芸人たち。
筆頭に友近姉さん。誰もが認めるこの人の上手さは揺るぎがない。初回、やはり「凄うま~」とうっとり聞き惚れる。
だが・・・。準決勝まできたときにはその隙のない上手さに
飽きてしまっていた。
次にJOY。初回、尾崎豊の「I LOVE YOU」で一瞬で虜になる
な、な、何なのこの人こんなに上手かったの?途中、意気込むな、抑えて・・と
念じつつ、とうとう最後まで繊細に優しく歌いきる。上手さに溺れたところがなく
全く嫌味がない。この人の次を聴きたいがためにTV付けっぱなしを決め込む。
初めてこの人をカッコイイと感じた。
次にフォーリング・ラブの二人は絢香&コブクロの「ワインディングロード」。男性の高音がとてもいい。この人のソロをじっくり聴いてみたい。
アジアン(細身の方)も思いがけなく綺麗で可愛い声だ。
喋っているときと歌っているときと、こんなにも人の声は違うのだな、と改めて驚く。
ラサール石井は初回、辛うじて入ったという感じ。ガチガチに緊張
してひた向きだった。くじ運が良かった感のある初回だったが、2回戦は自信を得た
こともあったようで、ラサール石井の世界がしっかり出来上がっていた。
叶美香は不思議な音質?だ。クセになる。
たどたどしい感もあるが、そこを深い声質がカバーし、美香さん独特の世界へ誘われて
いく。それがとても気持ち良いと感じる。
ダメだろうけど、勝ち残って・・・・と念じていたら、なんと決勝まで行っちゃった
草野仁は、JOY(徳永のレニーブルー)を負かしてしまった。
選曲の勝利、だね。「吾亦紅」と聞いたときにJOY負けると直感した。
朴訥な情感を丁寧に歌う草野さんの「吾亦紅」は哀しく胸を突いてくる。
数日を経た今でも、あの草野さんの吾亦紅が耳に残っている
歌の正確さで問うたら、他に上手い人は大勢いた。
そんな強豪揃いの中で、決勝まで勝ち残った面々の共通項は無欲だったこと(恐らく)
上手さでは他に歯が立たない。それならば歌詞の情感を伝えるための自己表現に徹した
というひた向きな姿に共感を覚えた。
それが結果として功を奏し、審査員にもそちら方面をキチっと受け止める感性豊かな
方々が揃っていたというラッキーな偶然も勝利を引き寄せたかな。
こんな展開ありの歌番ならまた次回も見たいと思う。
思いがけない人物の出現を期待して・・。