日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

メモしとこっ!

2006年07月18日 | 映画
「イッツ・オンリー・トーク」 絲山明子 著
ご存知「沖で待つ」のイトヤマさんのデビュー作。映画「やわらかい生活」が気になって調べたら、こちらの本の映画化らしい。仕事の「出来た」女性が気を病み、その後myペースで柔らかい日常を取り戻していく。この女性に関わってくる男たちのズレ加減が面白い。映画化されたタイトルがぴったりの印象(映画の方はまだ見ていない)

「ZOO」 乙一 著
遅ればせながら話題の乙一さんを読んで見た。おっ、こうくるか?」というような尋常ならぬ発想は刺激的。

「半落ち」 横山秀雄 著 
読もう読もうと思いつつ1年が経ってしまった本です。アルツハイマーを病んだ妻に依頼されて扼殺してしまうという嘱託殺人を犯した元警部の謎の「空白の2日間」を設定の軸に、警察の内部事情・検察との確執など果敢に組織内部の「いけないこと」を抉りだしていく。嘱託殺人に至るという夫婦の在りようは誰にも裁ける
ものではないでしょう。夫婦の在り様・人としての尊宅を深く問いてくる。

そして即、「半落ち」を映画で見る。 主演:寺尾聡
読み終わったその日のうちにレンタルしてきました。主演はこの人以外考えられません。でも、志木警部が柴田恭平ですかぁ~・・渡瀬恒彦をイメージしてましたが。やはり深い心情風景を映像で描き切るのは難しい・・という印象です。法廷の傍聴席に志木警部が骨髄移植した青年を連れてくるのは、梶被告が守ろうとした意図を台無しにすることではないですか。その場面が本とかなり違っていて残念です(本の中でのその場面の描写が良かっただけに尚更) 映像の方は涙を誘いたいという意図が随所に見られました

「ゆれる」 主演:オダギリジョー 香川照之
兄弟と一人の女性。3人一緒に山奥に遊びに行き、つり橋で女性が転落してしまう。兄が殺意をもって押したのか?香川照之の演技が見もの!(もちろんオダギリジョーもいいが)その表情・動きの上手さに一時も目が話せない。人のいいおじさんの顔から、時にみせる壊れた人格の表情。この人が壊れた役をやったらかなり怖いのです。ストーリーよりも「役者」が見たくて観た映画です

国試まであと2週間その間、ブログは細々と・・・

    

    

    
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