日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

演者の濃い話・・・樹木希林

2018年05月24日 | 映画
「モリのいる場所」公開中 沖田修一監督

画家・熊谷守一(山崎努)の妻役の希林さん。
今連載中の朝日新聞”語る”コラムで「なるほどなァ」と蘊蓄あることを語っている(5/24付け)

文学座の先輩山崎さんとはなんと初共演なのだそうだ。
入所当時はキラキラ輝いている山崎さんと話をするどころかそばにも寄れなかったという(ズケズケの希林さんが)
だから出演依頼があったときには「はい、やります!」と即決だったという
記事掲載写真の希林さん、モリ(山崎さん)の横で本当に柔らかい笑顔で納まっている

希林さんの言葉をそのまま転記すると・・
「私は”モリのいる場所”がとっても好きだけど、唯一、大丈夫かなと心配なのは映画が破けていないこと
つまり、役者が自らの分をわきまえていて行儀がいいのよ。台本を読み込み、収まるべきところに収まっている。
映画ってね、”嫌だなあの人”と皆が思うような、ずうずうしい演技をする人が交じることで、思いがけない面白さが
出ることがあるのよ」


あぁ、なるほどなるほど、と早速記事を切り取りました✂
破けていないこと、行儀よく納まっていること・・・自身の気がかりと合致してしまった。

熊谷守一さんは私の大好きな画家なんです。
一見、小学生が描いた?(天皇陛下がご覧になってそう勘違いしたらしいという逸話がある)
年齢を重ねてたどり着いたその画風はやけに気持ちに響いて囚われてしまうのです。
とりわけイメージをとことん凝縮しシンプルに表現した花のかたちが色が目に飛び込んでくると動けなくなる。
なんと澄んだ世界に居る人なんだろうと、この人に何があったんだろうと。
なので、この人の映画化の第一報を知ったときは複雑だった。
観たいと思う反面、映画で伝えきれるんだろうか?と。
今も観ようかどうか迷っている。希林さんのコメントを参考にしつつ、どうしようか。。。




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焼肉ドラゴン、いよいよ6月に。

2018年05月21日 | 映画
「焼肉ドラゴン」がいよいよ6月22日~公開。
監督・脚本:鄭義信

2008年数々の主要な演劇賞を獲った”伝説”の作品です。
「観たい、観たい、観たい」と望みつつ願い叶わなった作品なのです。
これほど話題をさらった作品ならばDVDで・・と願ったがDVD化はなし。
2016年にキャストを大幅に変えて再演したらしいが、あいにくここでも見逃してしまっている
大きな時代の流れを(第二次大戦後~) 小さな焼肉屋をとおして人々の哀しみも怒りも含め人生を謳歌して
いく力強い作品・・と、的を得ない説明で申し訳ないのだが

先日、映画を観に行ったら予告でこの「焼肉ドラゴン」が突如映ったのです
大泉洋、井上真央、真木よう子・・・良きキャスティングですね韓国からはイ・ジョンウン、キム・サンホ。
秒読みで待ってるようなワクワク感があります。
TOHOシネマズサイトの上演予定から入り6月予定枠の中から予告編を視聴できます。
(井上真央のいきなりの好演っぷりが見れます)

(画像は映画ドットコムからお借りしました)
これは、もう、外れなしの画面(えづら)ですね





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こんなにも揃ったものだ

2018年05月17日 | 喜怒☆楽
なんと危険な世界情勢なのだろう。
ズラリとこんなにも揃ってしまっている。

(ハダカの王様グループ)
トランプ大統領
金正恩
習近平総書記

安倍首相(厚顔無
プーチン大統領

どの人物も不気味だ。
よくここまで揃ったものだ。
明るい先が描けない・・だけを愉しんでおこうと思ってしまう。
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5月中旬以降~愉しみな作品

2018年05月15日 | 映画
「蚤とり侍」 5/18公開~
キャストのラインアップを見ると
阿部寛・寺島しのぶ・豊川悦治・・・これだけ揃ってしまうと
監督・脚本調べなくても無条件で映画館へ走ります
殊に寺島しのぶは外しません
☝追記:鑑賞後→??何の印象も残らず。見事に何も。。。残念。


立川シネマにて嬉しい2本が・・
「オール・ジャット・ジャズ」 5/25~
”午前10時の映画祭”で上映されます。見逃しを大きなスクリーンで観られるって本当に有り難い。
鍛えぬかれた素敵なショーマンをたっぷり堪能。

「グレイテスト・ショーマン」を極上音感上映で公開中。
ロングヒット中の作品だが極上音感で・・・ということで心動かされる。
~5/24日まで上映。


そして
「家族はつらいよ3」 5/25~
この作品大好きです
橋爪功さんファンである私はこの作品がシリーズ化してくれたことが嬉しい。
ほのぼのとした映画の代表格でしょうか。笑いのツボが上質だ。
(橋爪功・吉行和子)(夏川結衣・西村雅彦)(中嶋朋子・林屋正蔵)の
各夫婦像を演じる役者たちの組み合わせがベストだなと思う。
それぞれの夫婦単体でも面白いが、3組の夫婦が混ざり合うと妙に各役者の
個の可笑しみが増してくるのです。この組み合わせ(キャスト)を思いついた方の
センスに脱帽です。
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猫、ぐれたの?

2018年05月11日 | 春坊の、その後
我が家の猫”春坊”(11才♂)の習性に悩んでいる。
夜、トイレに起きると必ず玄関ドアの前で待機している(どうして玄関前か?)
こうしているとトイレの後でなでなでの儀式をしてくれるから。
これが・・・ちょっとしんどいのです。
なでなでチョンと終わるわけではなく、ゴロンと横になり腹を見せてなでなで、また方向を変えてゴロンしてなでなで
と、喉をゴロゴロ鳴らしながら延々と約5分は続く
私は眠くて半目になりながら取り敢えず猫が飽きるまでそうしてやる。
だって、ダッシュで駆けつけてくるのですよ。その前まで寝てた(多分)のに。

この習慣が高じて春坊は”廊下”で待機するようになってしまっていた。
夜半トイレに向かうとすでにそこに廊下で箱座りして待っている猫がいる。
そしてトイレから出てくると玄関ドア前の定位置でゴロン。

あまりの眠たさに負けて一回素通りしてみたら、諦めて猫がこちらに戻ってくる気配が全然しない。
気になってしばらくしてから様子を見にいったら玄関ドアの前の猫と目が合ってしまった。
”コクン”と首をかしげ自分に起こったことを受け入れられないでいる猫
もの凄い罪悪感に襲われる。
   ・
   ・   
   ・
そして、すぐにまた復活したなでなで習慣。
ある日、再びあまりの眠気に勝てず猫を無視して寝床に戻った、ら
ドドドっ・・・猫の反乱が始まったのである
夜中に反復ダッシュを繰り返しているではないか。
広い家ではないので、すぐにUターンしなきゃいけない。勢いあまってブツかったような音もする
いやぁ、11年間共に過ごしてきたけどこんなに自己主張した春坊を初めて体験した
おっとり型のコだったから。
猫にとって最高のイベントだったのね。
分かりました。はいはい、分かりましたとも
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