日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

記録 映画2010/6月~12月

2010年12月31日 | 映画
お粗末です。タイトルだけの自分用の記録となります。
6月末に長年連れ添ったつれを亡くし、書く意欲が中々訪れず
メモの内容がお粗末すぎてほとんどタイトルしか載せられません
    まあまあの作品
2/1   深く印象に残る作品
 脱帽した作品

「アンナと過ごした4日間」2/1
思い焦がれている女性へのアプローチの仕方が異質。
中年男性のありのままの恋情を豊かに描く。夜間に侵入し寝ている女性の
足にペテギュアを塗ってあげる場面に男性の情感がたっぷり込められていた。
こんな恋もあるんだな・・。

「息もできない」韓国 監督・脚本・主演ヤン・イクチュン

脚本・演技共に素晴らしい。暴力で借金取立てを繰り返すチンピラと
度胸の据わった女子高校生との繋がりを描く。お互い、底に流れる
痛い哀しみを嗅ぎ分けているが最後まで「何故?」を発しない。
底深い哀しみを知っている者同士は、聞かない(聞けない)。
不器用な友人関係だが確かな優しさがある。彼が不器用ながら築いた
社長と姉と甥と父親と女子高校生とのそれぞれとの繋がりを
”輪”になるように企てた彼の意図に希望が見えたのだが・・。
息ができないほど泣いた。彼(サンフン)と女子高校生(ヨニ)と甥が
柔らかい表情で買い物をしているシーンが今でも蘇える・・サンフンと
ヨニと甥が望んでも得られなかった幸せそうなシーン。儚いけれど
一時でもこんな幸せがサンフンにあったのだ。

「わが心のボルチモア」
「テルマ&ルィーズ」2/1
「ザ・セル」
「エア・フォース・ワン」2/1
「人生に乾杯」
この安直な和タイトルは失敗なのでは?
タイトルには引いたけど中身は秀逸。この老夫婦が導きだした選択に粛然となる。
老夫婦の問題をこんな切り口で差し出すセンスに

「彼女の名はサビーヌ」
監督(女優)の実妹(38才)は自閉症。克明に冷静に彼女の日常を
切り取っている秀逸なドキュメンタリー。美しかったサビーヌ・・・。

「ゾウがお家にやってきた」2/1
一般の家の庭にゾウがいる。こんな画面だけでも楽しくなってしまう。
鬱のママ、少女の学校の先生(この先生がとてもいい)、お隣のヘンなオバサン
・・個性的な登場人物たちが織り成す特異な雰囲気。ラストの少女の機転が見事。
好きです、こういう作品

「パリオペラ座のすべて」再見 2/1
「13歳の夏に僕は生まれた」2/1
「千年の祈り」
「ジュリー&ジュリア」

「休暇」2/1
奇しくも今年、死刑執行の場所が公開されたが、この作品はこのタイトル
からはイメージしにくいが死刑が執り行なわれる場所とその装置などが
克明に描かれており、死刑囚と刑務官の心理に迫ろうとしている。
心理的に複雑で困難な仕事だと改めて思う。
吉村昭(原作)小林薫(刑務官) 西島英俊(死刑囚)

「ハッピーフライト」綾瀬はるかは面白い
「クローズドノート」2/1
「虹の女神」2/1
「クライマーズハイ」
「SAYURI」2/1
「未来の食卓」2/1

「ベルセポリス」
イラン発アニメ。鋭く且つユーモアを交えてイランの紛争の内情を一人の
少女の成長とその家族をとおして描く。優れた作品です

「ダウト」

「カールじいさんの空飛ぶ家」
ディズニーアニメの底力を感じます。大好きな作品

「マッチポイント」

「アンジェラ」2/1
ちょっと不思議な余韻の残る作品。180cmの大女アンジェラは背中に羽が
隠れた天使。彼女は川に投身自殺しかけた男の内面だった?


「ダニエラという女」
「イエスマン」
「幸せはシャンソニアン劇場から」

「暗いところで待ち合わせ」2/1
意外にも好きな作品だった(乙一の小説を映画化)
田中麗奈とチェン・ボーリンの共演。チェンは佐藤浩市を若くしたような感じ。
盲目の少女の部屋に容疑者が侵入し、しばらくの間少女は彼の存在に気付かず
共存することになる。やがて少女は誰か?いると気付いてくるのだが、
すんなり彼の存在を肯定していく。そこまでの二人を静かに構築されていく
過程が好きだ。転倒した少女の顔面に落ちてくる物体をふわりと間一髪で支えた
優しい手、そっと用意された二人分の食事・・・などなど。

「タイヨウのうた」
「ずっとあなたを愛してる」2/1
息子を殺害した罪で15年の刑期を終えて帰ってきた元女医。
その”とき”の真実とは・・・。

「みえない雲」
「渇き」韓国ソン・ガンホ
「レスラー」2/1
「湖のほとりで」
「冬の小鳥」韓国2/1
大好きな父を待ちわびて養護施設で暮らす少女。ずっと、ずっと待ったけど
お父さんは来なかった。少女は父の思い出を自ら掘った穴の中に自分の体と
共に埋めてサヨナラした。そして、外へ心を開いていく。

「のんちゃんのり弁」
「マイ・ブラザー」韓国シン・ハギュン2/1
結末が苦しく哀しい。こういう創りの韓国映画って本当に上手い

「メラニーは行く」
「カミュなんて知らない」
「恋に落ちたシェークスピア」再見2/1

「異人たちとの夏」(別記事有り)
久しぶりに再見。山田太一原作 風間杜夫 秋吉久美子(母)片岡鶴太郎(父)
現在と異界(あの世)をリンクさせて、幼ない子供を残して亡くなった両親
と大人になった息子が再会?する。こんな風に甘えたかった息子、こんな風に
慈しみたかった親の情愛を不思議な展開で描く。そんな親子関係を演じる役者
たちがとてもいい雰囲気をだしている。秋吉の母親役が初々しいと同時に艶やかだ。

「ニコライからの手紙」
「A.I]スピルバーグ監督
「ベンジャミンバトン 数奇な人生」2/1
ケイト・ブランシェット ブラッド・ピット。大好きなケイト・ブランシェットが美しい。
老身から赤ん坊へと、人生が逆から始まった男の物語。愛する女性と自分の
年齢がちょうどいい具合に交差した期間はほんの少しだけ。だんだん、女性
は年を重ね、彼はどんどん若くなる過程が切ない。青年となり少年となり
幼児となり乳児となり・・・そして年老いた女性の胸へと帰っていった。
夢の中でさえ考えたこともない発想の展開だった。

「女正月」向田邦子原作 田中裕子 加藤治子2/1 記事有り
地味ながら(地味であればこそ)その仄かに艶やかな演技に心奪われます。

「わが母の教えたまいし」↑同じ
いつも完璧な母役の加藤治子が「おんな」を演じるとこんなにも艶っぽいのだ。
例え随分年上でもこの人が夫の浮気相手だったらとても適わないだろうな、なんて
思う
「小鳥のくる日」↑出演者同じ

「12人の怒れる男」ロシア版
このタイトルの作品は3本ある?それぞれ秀逸な作品ばかりだけど
これも例外なく見事なストーリー展開と結末だった。

「新しい人生のはじめかた」
大好きなエマ・トンプソンが太っていた。共演にダスティン・ホフマン
だったので期待が大きかったが外してしまった感がある。出会いが安易すぎる。

「ザ・レイプ」落合恵子原作 田中裕子 風間杜夫2/1
レイプされたことを告発する被害者。その裁判を通して恋人(風間)の変容を
見る。告発することにどれだけの勇気が必要か、そのことによってズカズカと
プライバシーに踏み込まれ、検察の追及してくる抉るような言葉に息を飲み
自尊心が剥がされていく。だが、もしこのまま被害を黙していたら一生引きずり
怒りが収まらないだろうという女性の決断。ラストの女性の表情に救われる。

「フェノミナン」ジョン・トラボルタ

「プレシャス」2/1
プレシャスは16才(黒人)。お腹には義父の二人目の子がいる。実母は暴力を
奮う。こんな酷な実情が背景にありながらこの作品は泣いてないし感動してと
強要してこない クール(に見える)に現状打破していくプレシャスは
夢見る少女だ。夢を想像することで自分を守っている。そして現実にも果敢に挑んで
いく。

「月に囚われた男」
こんなSFに出会いたかった。この秀逸なタイトルが全てを物語る。

「グロリア」オリジナル版1980/主演ジーナ・ローランズ2/1
新しいグロリアもかなり良かったけど、オリジナル版も素晴らしい。

「ハーブ&ドロシー」
現代美術作品を高額とはいえない自身の給料で長年収集した老夫婦の
ドキュメンタリー。その収集するための意気込みをみていると「幸せ」
という言葉が浮かぶ。
常々、自分に資金が潤沢にあったら欲しいと思う骨董を収集し、その好きな
モノの中で埋まって暮らせたらシアワセだな、と思っていたのでこの映画は
見逃せなかった。

「オーケストラ!」2/1
ラストのバイオリンの演奏は圧巻。この女優、ずっと見ていたいような
清楚な気品がある。

「ザ・ロイヤル・テネンパウムズ」2001/アメリカ2/1
ジーン・ハックマン アンジェリカ・ヒューストン ベン・スティラー グゥィネス・パルトロー
天才ファミリーの一家の顛末。場面展開が愉快
どの家族もめちゃ個性的で、殊にグゥィネス・パルトローの際立った個性はクセになる。

「マイレージ・マイライフ」ジョージ・クルーニー
ストーリー展開の先が読めてしまった。

「クリーン」
「ウルトラミラクルラブストーリー」松山ケンイチ 麻生久美子

「オール・ザット・ジャズ」2/1
ショータイムの演出を手掛けるダンサーの日常を踊りながら歌いながら描く。
ダンス好きの私には堪らない作品。オーディションやレッスン風景のダンスシーン
に目が奪われる。ラストの男性人生最後のステージ構成が素敵。
臥せってなんかいられないよ、禁煙なんてクソっこらえ、歌って踊って踊って
弾けて終わるんだ!!

「バーナード・アンド・ドリス」
「キング・オブ・コメディ」ロバート・デニーロ
どん底の人生で終わるより”一夜だけの王になる”ために仕掛けたコメディアン
の罠。
「シスタースマイル ドミニクの歌」
あの有名なドミニクの歌が出来上がった過程、そしてその後のシスターは・・。

「殺人ゲームへの招待」
ラストの結末は如何に・・・何通りか用意している。

「色即ゼネレーション」みうらじゅん原作を映画化
「スティ」ユアン・マクレガー

「ローズ」ベッド・ミドラー2/1
全編にわたってベッド・ミドラーが歌いまくる。ガンガンに歌唱するミドラーも
いいが、この人のラストのバラードは圧巻

「九月に降る風」台湾
綺麗なタイトルに惹かれレンタル。台湾の洋とアジアが混在したロケが目に新鮮。

「華麗なるアリバイ」
「ココシャネル」
「脳内ニューヨーク」
「南極料理人」堺雅人

「フローズンリバー」
秀逸な作品。後日詳細書きます。

「ビューティフル・ボーイ」
タイのチェンマイ。ムエタイのリングで王者となった少年は心が少女だった。

「星に願いを」
若き日のメグ・ライアンが可愛い。アインシュタイン役の俳優は本物そっくり。
「アニエスの浜辺」

「ロミオとジュリエット 劇場版」蜷川幸雄演出2/1
  藤原竜也&鈴木杏が熱演(別記事あり
「世にも不幸せな物語」
「ミスト」
「ピアノの森」アニメ
「ハチミツとクローバー」蒼井優 加瀬亮
「ゴールデンスランバー」
「アリス・ワンダーランド」2/1
「路上に咲いたアニメーション/ライアン・ラーキン」
素晴らしい色彩感覚。動画が次々鮮やかに変化していく過程が愉しい。
凄い!!

「ドライビングMissデイジー」
再再見。見終わって充実した時間を過ごしたな、と感じる。
いい映画は、そんな時間をくれる。だから止められない、見続ける。
(・・・って、感想になってないけど)










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記録 美術展編2010/7~12

2010年12月31日 | 美術展・本
7月、8月、9月は気力体力低迷ぎみ

7月
「シャガール展」東京芸術大学大学美術館

8月
「欣求(ごんぐ)浄土」大倉集古館
「近代日本画」泉屋博古館
「中国の陶傭」出光美術館

9月
「河井寛次郎展」日本民藝館
河井さんの作品には特別の思い入れがある。初めてこの人の作品に触れてから
ずっと追っている。河井寛次郎記念館(自宅)は家具に独特の創意工夫がなされ
目に愉しい。作業場である登り窪もそのまま現存されており当時の河井さんが
偲ばれる(4~5年前の現状。今はどうか?)

「香水瓶の世界」東京都庭園美術館

10月
「ゴッホ展」国立西洋美術館
「市川猿之助衣装展」目黒雅叙園
「バルビゾンからの贈り物」府中美術館
「ブラティスラヴァ世界絵本原画展とチェコの人形劇」千葉市美術館

11月
「源氏物語絵巻」五島美術館
「幕末・明治の超絶技巧」泉屋博古館
「マイセン陶器(タイトル不明)」 大倉屋集古館

12月
「小林礫斎 手のひらの中の美 技を極めた繊工美術」たばこと塩の博物館
これらの中の中田實コレクション「きれかがみ1~18冊」は配色の妙にうっとり

「大正イマジュナリー展」松涛美術館
「カンデインスキーと青騎士展」三菱一号美術館
「茶陶の道」出光美術館
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記録 本編2010/1~12

2010年12月31日 | 美術展・本
記録のためのタイトルだけの羅列です。

2010年~
「冬の蜃気楼」山田太一
「ヘヴン」川上弘美
「鬼の跫音」道尾秀介
「となりの神様」西川美和
「この”くに”の面影」筑紫哲也
「博士の本棚」小川洋子
「歎異抄の謎」五木寛之
「ハゴロモ」よしもとばなな
「見仏記」みうらじゅん/いとうせいこう
「富士日記」武田百合子
「若き友人たちへ」筑紫哲也
「針がとぶ」吉田篤弘
「街場の現代思想」内田樹
「ほかならぬ人へ」白石一文
「廃墟に乞う」佐々木譲
「包む」幸田文
「日本辺境論」内田樹
「救命センターからの手紙」浜辺裕一
「父が消えた」赤瀬川源平
「パークライフ」吉田修一
「ねこ はしる」工藤直子
 絵本。子猫のものがたり。今年NO.1の本です。

「終生、ヒトのオスは飼わず」米原万理
 動物好きな私にはたまりません。犬・猫との好ましい距離感を学ぶ。

「人の砂漠」沢木耕太郎
「大きな熊が来る前におやすみ」島本理生
「12人の手紙」井上ひさし
「赤×ピンク」桜庭一樹
「非常識家族」曽野綾子
「半島へふたたび」蓮池薫
「ファミリーシークレット」柳 美里
「王国」よしもとばなな
「凄い時代」堺屋太一 再読
「ニート」糸(糸が2つ)山秋子 再読
「ボトルネック」
「花まんま」朱川湊人
「物語の役割」小川洋子
「ナショナル・ストーリー・プロジェクト①」ポール・オースター編集
「思い出袋」鶴見俊介
「観月 観世」曽野綾子

「らくだこぶ書房 21世紀古書目録」クラフト・エヴィング商会
 不思議な雰囲気に包まれた本。各タイトルが秀逸です
「俺俺」星野智幸
「夜行観覧車」秦かなえ
「原稿零枚日記」小川洋子
「ユージニア」恩田陸
「シャドウ」道尾秀介
「助けてといえないー今30代に何が」NHKクローッズアップ現代取材班
「土曜日は灰色の馬」恩田陸
「シズコさん」佐野洋子
「乙女の密告」赤染晶子
「ばかもの」糸山秋子
「光煤の花」道尾秀介
「爆心」青来有一
「異国トーキョー漂流記」高野秀行
「堕落論」坂口安吾
「草すべり」南圭士
「老いの才覚」曽野綾子
「チア男子!」浅井リョウ
「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
「とげ抜き地蔵新巣鴨地蔵縁起」伊藤比呂美
  参りました。このパワーに
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ふたりの笑顔

2010年12月27日 | フィギュアスケート
全日本選手権2位、世界選手権出場決定!
真央ちゃんの満面の笑顔が見られて本当に良かった。

やった・・間に合った・・後3ヶ月でもっと良くなる。
この連鎖する過程が一瞬に脳裏に過ぎった。
さすが、王者とはこういうものかという土壇場の強さを感じる。
(高橋くんのフリーしかり)

村上佳菜子がパーフェクトでやってきた後に、真央ちゃんはエレガントに
そっと舞い降りてピシャリと封じてしまった。
高得点に優勝がチラついたが、後続の安藤美姫が凄かった。
全てパーフェクト
グランプリファイナルよりも断然良くなっている(12/11記事有り)
彼女自身がコメントで発しているように、順位とか点数ではなく
自分が今できることを伝えたい(表現したい)という長い時を経て
喜怒哀楽を味わい尽くした後の達観した意志を感じる。
ベテランという以外に何か突き抜けたものを会得したかのような
柔らかく安定した表情が安藤さんから読みとれる。
真央ちゃんにもそんな表情が備わってきたと感じる。



ジュニアはジャンプが上手くて驚く。
大庭雅なんて、「跳ぶぞ!」という構えなくあっさり綺麗に跳んでいる。
なんて子だ スレンダーな体型にかかわらず最後まで
途切れないパワー、小顔、整った顔立ち・・・次期を担う大器を感じる(太鼓判)

庄司理紗はまずエレガント。
こういうしなやかで品を備えた演技をする人が好きだ。
若干14才で・・・と言われているが、この物腰のエレガントさは
練習で得られるものではないと思う。強い武器だ。
加えてジャンプもよく跳ぶし・・・女子ジュニアは愉しみな人が多いんですね

余談だが、
男子は上位陣2人、フリーではジャンプミスが目立ったが
女子は上位3人ほぼ完璧に決めてきた。
”おんな”のここぞという時の強さに思いを馳せる。
(全日本女子バレーボールの粘り強さに記憶がリンクする)
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渾身の演技だった高橋くん・・他、あれこれ雑感

2010年12月26日 | フィギュアスケート
まずは、小塚くん全日本優勝おめでとう!(大ファンです)
SPを完璧に決め、いざフリーは・・・とドキドキしながらの観戦
だったけど、FSは精彩を欠いてましたね。
ジャンプミスはさておき、全体に「どうしちゃったの?」というくらい
流れるような躍動感がなく守りに入ってしまったような淀みを感じた。
自身で高得点に驚いてたね

高橋くんは、FSはガンガンの頑張りでよく堪えました。
ずっと画面に吸い付くように祈りのポーズで観戦。
私には渾身の演技に見えましたが彼への採点が厳しいと感じる。

あの練習中の思わぬ衝突で高橋くんはコンディションがベストでは
ないにも関わらず”一切”後ろ向きの発言をしていない。
相手へ気持ちの負担が掛からないようにという配慮を画面やコメントで
感じている。
当の本人がそのように静かに受け止めているのだから、廻りが
むし返したりするようなコメントに触れるのは残念だ。
高橋くんはよく頑張り、フリーで今できるだけの結果を残した。
あの会場のスタンディングオベーションがそれを如実に物語る。
渾身の叩きつけるような気迫ある演技に心震えた。

羽生くんは上位3人とは異色のスケーター。
あの細長いプロポーションと柔軟さを存分に生かした優雅な曲線が
造れる人。
衣装にもう一工夫あれば細すぎると感じる体が綺麗に映えてくると
思うのだが。軟なイメージとは裏腹に度胸が据わっている。


実力の世界なれどやはりフィギュアは「見た目」の美しさが大きい
と感じている。技が綺麗に映えるって重要だし。
小塚くん、一回り筋トレで逞しくなって(腿が太くなった)この辺
の太さがギリギリの許容範囲(ワタシ的に)
 ○筋トレでぶれない体幹とふら付かない脚を身に付ける
 ○見た目ラインの美しさ
が相反する方向にあるので難しい
アメリカの女子は途中からどんどん腿が太くなって演技が重々しく
見えてくる。
(その点、キム・ヨナや真央ちゃんは腿がすっきり美しい)
やはり、フィギュアは特殊なスポーツだね。

フジTVへ苦言。
男子SPの2時間枠は何のためにあったのでしょうか?
クイズ形式の始め1時間ってありえないでしょ(ブツブツ)
「皆さんにフィギュアをより解って貰うために・・」というコンセプト
で始まった長い無駄な1時間。
より解って欲しいのだったら下位の方の選手も映してください。
TVを「くだらない」と切るにも切れず今か今かと待っていたら
1時間も経過していた。
コメンテーターも5~6人なんてただただ煩いだけです。
この一連の構成に”勘違い”という言葉が浮かぶ。












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