日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

自分の身は自分で守る

2007年02月24日 | 喜怒☆楽
先日、一週間ほど点滴入院してきました(急性腎盂腎炎)

「おかしいな?」と感じてから受診するまでの5日間、自分の体力に対する過信が事を長引かせてしまった。悪寒と熱の繰り返しが際立った症状で、私の場合悪寒が凄まじかった。「寒い」なんていう生易しいものではなく、痙攣かと思うほど体が震え、特に顎の状態がガクガク外れそうなほど上下して厳しかった。もう、「耐えられないぃ~」・・・と思ったその先の記憶がスッポリ飛んでいる。恐らく気を失ったのだと思う。気がついたら体がポカポカ暖かく、これが発熱だろうが何だろうがとにかくあの悪寒の後では暖かいことがウットリするほど気持ちいいのだ。

翌日、なんとなく?回復。
平素のとおり仕事に行く。これがこの病のイヤラシイところで日中は比較的元気でいることができるらしい。始めにドカンと超ド級の悪寒に見舞われたために、微熱程度ではむしろ暖かくて気持ちいいとワタシの体が勘違いしていて、フワフワしながらもよく動いてしまった。そして数日後、また悪寒がやってきて今度はその実態を目撃した家人が仰天して「救急車呼ぼう」と言い出し、行く行かないで結局翌日に持ち越し。で・・・病院を受診したら即日入院となったわけです。炎症の度合いをみるCRP数値が正常値の40倍(ぎゃっ)!

急性腎盂腎炎、侮るなかれです。これまで腎盂炎をどこかで大したことないと小バカにしてたけど、あの悪寒の威力に屈服しました


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ピンクの王冠

2007年02月10日 | 喜怒☆楽
先日、産院へお見舞いに出かけた(しゅりちゃん、おめでとう

新生児がズラリと並んでいて、この時期たった一日違いで大きく成長を遂げることが一目瞭然にわかり感動。
ひ弱だけど厳かな雰囲気さえ感じられる新生児たちに「ピンクの王冠」を差し上げます

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ソンとペ

2007年02月06日 | 映画
「グエムル 漢江の怪物」 -韓国ー
ソン・ガンホ出演となれば内容を確かめずに即観ます(上手い俳優は少々の内容の拙さはカバーできると思っているワタシです)と・・なんとなんとペ・ドゥナも共演してるではありませんかぁ知らなかったので、もうホントに得した気分。
怪物もの?はジュラシックパーク以来かな?久しぶりに結構、ハラハラドキドキしましたね。出現の仕方が意表を突いていて、全くのありふれた日常からいきなりドスドスと疾走してきて人を蹴散らしていく様はド迫力!後半、お粗末な展開もあるけど、邦画とは一味違う迫力の見せかたに新鮮なドキドキ感がある。カラっと乾いた残酷さ、と言ったらいいのかな。 ソン・ガンホの賢くはないけど温かくドジなお父さんぶりが実にカッコイイのです「大統領の理髪師」でソンを経験してからゾッコン惚れてます。シビアな役でもなんでもピタと嵌る(嵌める)から凄い。ペ・ドゥナは役不足()もっと、使ってくれぇ怪物にさらわれた娘役の子、イイです

追記・・足の速い人はフォームがきれいだ。レンタルしたDVDでそんな映像を見るとついリピートしてしまう。特にYシャツの裾を後ろに翻して疾走する姿が好きだ。例えば、豊川悦司とかソン・ガンホがキレイなフォームで走る。ソン・ガンホは意外でしょ?近所の土手を散歩してるときにも、キレイなフォームで走り過ぎて行く人を見るとボォと見惚れている。
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マーオリって・・・・

2007年02月03日 | 美術展・本
「マーオリ展 ー楽園の神々ー」  東京国立博物館 平成館特別展示室 ~3/18

↓概要を抜粋します。

 [南太平洋に浮かぶニュージーランドに、1000年前から暮らすマーオリ人。彼らの先祖は、すぐれた航海技術で太平洋の大海原を征服し、猛獣のいない豊饒の楽園アオテアロア(ニュージーランドのマーオリ名)にたどり着きました。太平洋の先祖たちの伝統から独自に発展したのがマーオリ美術です。]


なんとも独特の木彫り文化です 
暖かい海洋の地というお国柄、大らかな作品だろうナ、という予想どおりです。
が、・・・その木彫り模様は精緻でどの角度から見ても細かくコツコツと根気よく彫られていて、大まかで荒削りという私の偏見は見事に裏切られました。
器の「底」までも余すところなく丁寧な創りです。
人の造形が非常にユニークで、特筆すべきは性表現があまりに大らかで、楽しくさえ感じられてしまう。
画像は槍?だったかなぁ・・・生活道具ひとつにも丁寧な造りが施されていて、豊かな時間の流れがあったことに思いを馳せる。
柱に彫られた図柄、編まれた壁掛けの配色のセンス・・と、どれをとっても独特の文化が会場に漂っていて異世界を楽しめます。

映画「クジラの島の少女」をご覧になった方はちょっと想像できるかな。
あの映画はマーオリが舞台だったそうで、いい作品でした
(後日、映画とマーオリ展が繋がって、なるほどと納得)


追記:同じ会場で中国「悠久の美」が開催されてますがこちらは手広く広告されてますので省きました。もちろん、素晴らしい作品がたくさん







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