朝ドラ、長いブランクだった訳

「あさが来た」を毎日楽しみにしている

朝ドラを見るのは数十年ぶり。
「あまちゃん」も「花子とアン」も放送中は一度も見ていない。
見ることを始めたら囚われてしまうから、避けていた。

かなり遡り中学生だった頃、朝ドラに嵌ってしまい、必ず朝見てから登校していた。
朝ドラ終了時刻と登校制限時刻が同じ・・学校近隣に家があるとはいえ遅刻必須だ。
遅刻の罰は校庭○周とか、職員室の前で正座とか、いろいろあったが
恥ずかしい思いをしてもどうしても毎回見ることに拘ってしまった。
内容が面白いというよりも、連続して繋がる話というものが気になって
しょうがないのである。
そして、懲りてしまった

懲りて朝ドラ断ちをしてから数十年。
兼ねてよりファンであった波瑠さんが主役抜擢の報が入り、しかも相手役が玉木さんという。
私にとってこのびっくりポンなニュースに長年の呪縛は一気に溶けた。
かくしてガッチリ嵌り込み、毎日15分の喜怒哀楽に興奮している
録画はしない。生に拘ることが流儀だ。数分でも見逃しがあった場合はオンデマンドを利用する。


うめを筆頭に、五大さん亀助、雁助、みわさんなどなど脇役たちの個性が光っている。
適材適所な布陣だと思う。姉に宮崎あおい、母親が寺島しのぶ、鉱夫の妻に富田靖子など
主役級の芸達者な女優陣の中で、波瑠が初々しく且つ凛々しく役を演じている。
玉木さんは役得だな）着物捌きが端麗で、各所作がかっこ良い。


今週（1/4～）の内容は恋ばなばかり。ふゆの恋の行方に１週間は長すぎる。
２日くらいですっきりまとめてくれると好印象だったが、ふゆ人気に媚びすぎ感が否めない。
あさが切り開いてきた女の人生は多彩で濃い。こんなところに１週間費やしてる場合か・・・
なんて、暮れから最近の内容に少し不満である。