昨夜、NHKBSプレミアムにて「関口鉄道の旅総集編」を見る。
ちょっと、のつもりが2時間ずっと目と耳を奪われてしまう。
長年高評価を得て続く関口くんの海外鉄道の旅番組は時々は視聴していた。
「いい具合に力が抜けて好ましいなぁ」とそこそこのファンであった。
昨夜(3/25)の総集編はスタジオにてトークを挟みながらの進行で
より関口くんの旅する真摯な姿勢が伺われる構成となっていた。
印象に強く残るのは国境の壁を巡るシーン、紛争時のセルビア人の当時の苦悩を振り返って
どういう問い方をし、どのように応じるのかと難しい現場にハラハラして画面に食いついていた。
関口くんの問いは真っ直ぐだった。そして重い言葉を返してきた相手への応答も
極めてシンプルだった。シンプルであったこそ、その重みをずしりと受け止めることができた。
誠実な人だ。こちら側に想像する(考える)余地を与えてくれる。
かれは「人」と出会うために旅をしているのだという。人と触れ合うとき
言葉少ない中から発露される言葉の優しさ確かさが耳に心地よい。
人懐こい笑顔が相手の警戒心を瞬時に解いてくれる様も微笑ましい。
頑張り過ぎず、淡々と、素直に欲張らず・・・とても難しい事だと思う。
各地で印象に残った場面を「絵」に残し綴っているスケッチ帳を見ることが出来たが
その絵が素敵で
メッセージ性を含みより雄弁であった。
関口くんは”てくてく”と歩く。
歩幅が狭く長い細い脚をてくてくてくてく・・・と運ぶ。
頼りなさそうだけど、どこまでもどこまでも歩いて行けそうなしなやかな強さを感じる。
ちょっと、のつもりが2時間ずっと目と耳を奪われてしまう。
長年高評価を得て続く関口くんの海外鉄道の旅番組は時々は視聴していた。
「いい具合に力が抜けて好ましいなぁ」とそこそこのファンであった。
昨夜(3/25)の総集編はスタジオにてトークを挟みながらの進行で
より関口くんの旅する真摯な姿勢が伺われる構成となっていた。
印象に強く残るのは国境の壁を巡るシーン、紛争時のセルビア人の当時の苦悩を振り返って
どういう問い方をし、どのように応じるのかと難しい現場にハラハラして画面に食いついていた。
関口くんの問いは真っ直ぐだった。そして重い言葉を返してきた相手への応答も
極めてシンプルだった。シンプルであったこそ、その重みをずしりと受け止めることができた。
誠実な人だ。こちら側に想像する(考える)余地を与えてくれる。
かれは「人」と出会うために旅をしているのだという。人と触れ合うとき
言葉少ない中から発露される言葉の優しさ確かさが耳に心地よい。
人懐こい笑顔が相手の警戒心を瞬時に解いてくれる様も微笑ましい。
頑張り過ぎず、淡々と、素直に欲張らず・・・とても難しい事だと思う。
各地で印象に残った場面を「絵」に残し綴っているスケッチ帳を見ることが出来たが
その絵が素敵で
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関口くんは”てくてく”と歩く。
歩幅が狭く長い細い脚をてくてくてくてく・・・と運ぶ。
頼りなさそうだけど、どこまでもどこまでも歩いて行けそうなしなやかな強さを感じる。