日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

関口くんの旅

2017年03月26日 | 喜怒☆楽
昨夜、NHKBSプレミアムにて「関口鉄道の旅総集編」を見る。
ちょっと、のつもりが2時間ずっと目と耳を奪われてしまう

長年高評価を得て続く関口くんの海外鉄道の旅番組は時々は視聴していた。
「いい具合に力が抜けて好ましいなぁ」とそこそこのファンであった。

昨夜(3/25)の総集編はスタジオにてトークを挟みながらの進行で
より関口くんの旅する真摯な姿勢が伺われる構成となっていた。
印象に強く残るのは国境の壁を巡るシーン、紛争時のセルビア人の当時の苦悩を振り返って
どういう問い方をし、どのように応じるのかと難しい現場にハラハラして画面に食いついていた。
関口くんの問いは真っ直ぐだった。そして重い言葉を返してきた相手への応答も
極めてシンプルだった。シンプルであったこそ、その重みをずしりと受け止めることができた。
誠実な人だ。こちら側に想像する(考える)余地を与えてくれる。
かれは「人」と出会うために旅をしているのだという。人と触れ合うとき
言葉少ない中から発露される言葉の優しさ確かさが耳に心地よい。
人懐こい笑顔が相手の警戒心を瞬時に解いてくれる様も微笑ましい。
頑張り過ぎず、淡々と、素直に欲張らず・・・とても難しい事だと思う。
各地で印象に残った場面を「絵」に残し綴っているスケッチ帳を見ることが出来たが
その絵が素敵でメッセージ性を含みより雄弁であった。

関口くんは”てくてく”と歩く。
歩幅が狭く長い細い脚をてくてくてくてく・・・と運ぶ。
頼りなさそうだけど、どこまでもどこまでも歩いて行けそうなしなやかな強さを感じる。






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実写化された怪物くんは

2017年03月25日 | お気に入りの人たち2016~
「怪物くん」
2010年 日テレ連続ドラマ4月期~(SP除く)放送。
私が怪物くんに出会ったのは6年後の2016年。

6年後の怪物くんとの出会いの経緯は
「世界一難しい恋」から大野智くんの演技の虜になり怪物くんに辿り着く。
当時、全く無関心だった。無関心どころか、あの独特キャラの怪物くんを
実写化なんて無謀すぎ・面白いわけないだろと、かなり引いていた。
アイドルを持ってきて視聴率稼ぎが見え見えで安易極まりないとまで思っていたのだ当時は。

で、DVDレンタルして見てみれば
一気に連続して見られる面白さだったカミナリに撃たれたような驚き。
出だしの怪物王国内の大野くん扮するプリンスの異様なビジュアルが凄く効いている。
えっ?えっ!大野くん?と分からないほどのビジュアルと超わがままで悪ガキのプリンス
のイメージをドカンと視聴者に刷り込んでくる。
この時、すでに大野くん仕様の怪物くんが強烈なインパクトをもって出来上がっていた。
ここが彼の凄いところ
父の魔王はこのやんちゃなプリンスにわがまま矯正プロジェクトのような意味合いを込め
こちらの世界に送り込む。
執事としての矢島智人(ドラキュラ)の間合いの至芸が笑いを加速させてくれる。
世間知らずの飄々とした大野怪物くんに対して、懸命にフォローするドラキュラ、
狼男(上島竜平)フランケンの有り様が笑いを誘う。この3人のフォローの中身が上質で大人にもしっかり染みてくる。
毎回、ラスト近くで怪物くんが大声で伝えてくるシンプルで的確な内容がとても響いてくる
この”愉快痛快”な怪物くんで私は何度泣いただろう。
大野くんの子供たちに媚びない演技は痛快であった。
「これは大野くんにしかできなかった」という評価に大いに納得する
(もしかしたら・・・他者が演じていたら散々だったかも知れない)
脚本を活かし、脇役を活かし、この怪物くんは怪物太郎を見事に生き切った




スペシャル版はあまり面白くなかったな
映画はまぁまぁ。
・・・と偏見をお許しください
愉快痛快な怪物太郎を見るなら連ドラ版(特に4話)が
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”を”という字は

2017年03月23日 | 喜怒☆楽
作家の中勘助は幼い頃
ひらがなの「を」が好きだった
どこかしら女性の座った形に似ているからだという

↑読売新聞(3月23日)
”編集手帳”コラムより抜粋しました。

この箇所を読んだとき、この感性にドキリとした
そうかぁ。よくよく眺めてみると”を”は女性が横座りした格好に似ているかも。
面白い。鋭いな子どもの感性って。
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なるほどぉ。

2017年03月21日 | 映画
過日「3月のライオン」を見にいったら
「忍びの国」の予告第2弾が流れていた。

原作を読むと非常に惹きつけられるものがあり
映画化はなるべく原作に忠実にやって欲しいと願っていたが
良い意味で覆るかもしれない。

予告第一弾では大野くんの「わしにもどうなるかわからんぞ」の声の迫力に期待値が上がったが、
クランクアップ時のコメントに「笑いあり・・・」とし、”嫁に弱い”無門像が強調されていて、
原作をいじってくるのかな?と不満が少々くすぶっていた。

だが、
第2弾の予告を目にして、そういう切り口で来ますか と納得。
あの、飄々とした、間合の絶妙なコントが上手い大野くんがそこに居た。
お国にただただ一途に惚れこんだ無門を尽くす無門をこんな飄々と演じられたら
「面白いかも」となりますよ。
そして、その後に激闘シーンでのカッコイイ無門が得意のアクションで来る。
そのアクションもかっこよ良く見せるためだけの映像ではなく
闘うための体を作りこんで15時間リハーサルを費やした結果の戦闘シーンだったという。
その本気の迫力は予告の数秒でもしっかり観客に伝わってくる。
(殊に彼の雄叫びの声の迫力にゾクゾクする)

大野くんファンは映画化決定時からテンション上がっているけど、
これはもう、おじさん達にもぐっときます、恐らく間違いなく
初めドカンとヒットし、その後も10位以内でじわりじわりとロングランで引っ張るのではないでしょうか。
彼の演技は癖になるから(見たいと思う気持ちが癖になる)
やはり、上手いんでしょうね。


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SINGに拍手

2017年03月21日 | 映画

とてもとっても楽しい作品だった
「SING] 字幕版
コンピューターアニメーションって、動きが実写より分かりやすいという特徴がある。
(実写を少しスローにした感じですね)
なので、ダンスシーンが映る場面では体の使い方がよく分かる。
各動物の太い・細い・長い・小さい各部位の特徴が活き活きと可愛く描かれている。
子供たちは可愛く、大人たちはカッコ良く、みんなが愛しくなる。
オーディション場面での動物たちの歌唱に心躍る
(個人的には小鳥たちとハリネズミの歌唱が好き)

圧巻はラスト近くのショータイム。
豚の奥さんのタイツ姿が最高に受けたなんて素敵な衣装!素敵な身のこなし!
即、”渡辺直美”を連想してしまう。
ゴリラのピアノ弾きながらのソロも、ハリネズミのロックも、もう本当に最高っス
ラストに恥ずかしがりやの象のミーナがやっと、やっとたっぷり聴かせてくれた歌唱は圧倒的

ストーリー展開も面白い。良質な作品に仕上がっていて、「アナ雪」とはまた違った満足感が得られた。
幸せな気分が残る。
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