だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

イケメンのお兄さんネタ 「7Bのエース君?」編

2023年02月06日 | 日記
入院中お世話になった「7B病棟」の男性看護師@イケメンのお兄さん

7B病棟」の想い出は前に書きましたが、今回はイケメンのお兄さんナースにスポットをあてます💛

ワタクシメは彼のことを密かに「7Bのエース君」と呼んでいました(^<^)

7Bの看護師さんたちはワタクシメの「前の入院」を覚えていて、障がいに関する細かいに関しての対応も細やかでしたが、エース(君(仮称)の心配りはずば抜けていました。
今にして思えば、エース君は患者だけでなく職場の仲間にも心配りしていたと思います。

エース君は時計を見て、
「今日は・・・岡田さんの食介まではやる」と言ってワタクシメの夕食介助をしてくれてうれしかったけれど、病棟は慢性的にみんな「今日も残業」という忙しさ。
エースは病棟全体を考えて、残ってくれていたと思います。

ワタクシメがげりラーのせいで、寝間着やシーツを頻繁に汚していた頃、
「また漏れちゃったよー。ごめなね」と謝ると、
「おむつ交換のミスだよ。ぼくらの責任なんだから・・・」と言って、エース君は手早く後始末してくれました(。-人-。)

裏切者www!

エース君は30前ですが、何をやっても上手で、
「点滴の針はぼくが入れてあげるよ。ぼくなら一発で入れられる」と自信満々でした💉
ワタクシメは血管が細くて、なかなか針が入らず、ヘタッピーな研修医にやられるとぶすぶす刺され全部失敗して、上の先生がお出ましする時には両手両足アザだけ(号泣)
大騒ぎの後、やーっと入ったルートを診ながら、
「大変だったねー」とエース君。
「裏切者!」とワタクシメ。
「いやー。タッチの差で先生@研修医が先に来ちゃったんだなー」とエース君。
「研修医なんか医者じゃなーい。エースがやってくれれば、こんな痛い目に遭わずにすんだのににー💧💧💧」と激怒するワタクシメ。

エース君に裏切られたのはもう一回。
退院日にベッドから車いすに移乗しなければなりません。
その頃はワタクシメの体幹は回復しておらず女性看護師と「ポジション取り」の相談をしていました。
するとエースが、
「その日ぼく早番だから、お姫様抱っこで岡田さんを車いすに載せ、お見送りするよ」し言ってくれて、女性看護師は、
「岡田さん、よかったわね。エース君、最後のご奉公😊」
前日まではワタクシメも女性看護師陣も「イケメンエース君のお姫様抱っこでメデタク退院」とはしゃいでいましたが(ノーテンキだねw)当日の朝はドタバタ💦
多忙なエース君を待っていたら、介護タクシーのおっちゃんが迎えに来て、
「オレが手伝うよ」と、強制送還みたいに(笑)車いすに載せられ介護タクシーへと。。。♿
ワタクシメはエースの背中に向かって、
「お姫様抱っこを待っていたのにー。ありがとう。元気でね✋」

エース君のゆめ

エース君は北海道出身。18歳で上京。
お母様が看護師で、その影響で同じ道に進んだとのこと。
同郷のカノジョと暮らしていましたが、ペケペケの末(・´з`・)、結婚しました。
彼は仕事熱心で向上心も旺盛で、大学院を目指しています。
多分この春からは大学院生になるはずです。
スキルアップしたら北海道に戻り、ハジケルそうです●~*

こんなにプライベートな話かできたのも「7B病棟」だったからかも知れません。
この前、病院にあいさつに行ったとき、エース君に会えませんでした。
なので、ここに書きます( ..)φ。。。。

   エース君の「ゆめ」が叶うように、遠くで応援しています⤴⤴⤴
   でもハジケ過ぎて、ケガや病気はしないで下さいね(#^.^#)





イラストはフリー素材です

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