だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

だーばぁ流「介護ベッドの使い方 ①

2020年10月16日 | 日記
🐷ブタもおだてりゃ木にのぼる🌳

前回の「湯船に入ろ~」が好評だった反面、説明が不十分だった気もするので、
調子に乗って、しつこく(笑)、ワタクシメ自身のことを発信続けます 📶

「介護ベッド」は使いよう 🛏


「介護ベッドは介護者のためのもの」と思っていました、ワタクシメ。
でも「使い方」次第で、自立補助具になることを発見しました。
それを何回かに分けて書きますが、あくまでも「だーばぁ流」ですから、
よい子は真似しないでくださいね(^_-)-*

ワタクシメ、50年以上「床にペタンと座り、這いずる・いざる」という動き方をしていました。
だから股関節や膝を痛めたわけですが、今でも「床にペタン」するとホッとします。

※室内用車いすから外出用車いすに乗り移る時は否応なく一旦「床にペタン」しなければなりません。
そのことについては、改めて書きます。

行きはよいよい・・・帰りは命がけ???

車いすから床に降りるのは、「重力」を味方にすれば何とかなります。
問題は「床から車いすに乗る」時です。
以前は、《おねえさん座り》➡《四つ這い》➡《膝立ち》➡《片膝立ち》➡《立位》➡《着席》でしたが、
今は《膝立ち》までの動きができません😢
座布団やクッションを使って、少しずつお尻をあげたりしてみましたが、
最終的には股関節に負担がかかり、「泣けるほど痛い」のです。

途方に暮れて、介護ベッドにもたれていて閃いたのが「腹這い作戦」

①介護ベッドの「高さ」を最低にしておいて、「ヨイショ・ヨイショ」とお尻でいざって、ベッドサイドのいい位置に座ります。
右股関節と膝を庇うので「いい位置」に座るまではツライですが、ここまで来たら、まんべんの笑みで(↓写真)大胆にGO!


②ベッドの真ん中へんを狙って、ゴロン。
なるべく腰をのばしながら、うつぶせになります。



③上半身がベッドに乗っているを確認しながら、介護ベッドの高さを上げてもらいます。
股関節に負担がかからない高さで一度止めて、軽く膝をついて休むこともあります。
高さが50センチをこしたあたりで、「軸脚」となる左からベッドの下に入れ「踏ん張るスタイル」を取ります。


※実は、この「腹這いスタイル」は入浴でも応用しています。
直接ドボンと湯船に入ると、腰や膝がくたーっとなり、立ち上がれません。
ひと手間かかりますが、湯船に沈む前に「ボード」に上半身を載せて(腕も使って)、足腰の姿勢を正します。
「痛い理由」には様々あるけれど、「正常値」に戻れば緩和されるはず。
自力には限界はありますけど、自分の身体なんだから・・・自分の船は自分で漕がないとね (^^)v


④50センチ以上の高さまで体が上がったら、車いすをお尻のそばに置いてもらいします。



⑤こで安心して油断すると、再起不能になりかねません💦
「『遠足』は家に帰るまでが『遠足)ですw」
ゆっくり姿勢を整えて・・・お疲れ~ .。o○




ここだけの話ですが(笑)


先日夜中にワケあって、自分でベッドの高さ調整をして「腹這い作戦」を決行し、途中で腰砕け⤵⤵⤵
その時は自分で「崩れるー」とうめきながらスローモーションで尻餅をついたせいか、股関節も膝も無事でした。

ところが父に「高さ調整」を頼んだら、同じように腰砕け、尻餅ドスン ●~*
床に落ちた体勢が悪く、股関節と膝がボキボキボキー😢
ヘルパーさんが飛んできて、体をさすって、
「私がいるから大丈夫。こわくないよ。落ち着いて!」と、慰めてくれました。

痛みが出ると、子どもみたいに泣きじゃくりたくなります。
そんな気持ちを忘れたくて、ココを更新しているのかもしれません。                                                          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「湯船に入ろ~」プロジェクト ♨

2020年10月14日 | 日記
引っ越したばかりの頃

30年位前に、母屋の風呂場をリフォームして、バスタブを大きくしました。
その頃からワタクシメは他所で暮らしていたので、6月から母屋で暮らすことになり、一番心配だったのが「入浴」です。
でも引っ越してきた当初は、歩けましたから手すりとマットなどがあれば、ヘルパーさんの手を借りつつも、ざぶざぶ「入浴」出来ました。

出入り口は狭いけれど、中は広々としています  ↓





歩けなくなってから

「すべり止め」のために用意したマットをすのこのように使い、浴室の段差を調整。
車いすで浴室まで入り、シャワーチェアに移乗。
右足が痛くて全然力が入らなかったので、手すりにぶら下がり、体重移動していました。
ここがワタクシメとヘルパーさんとの「第一関門💦」でした。




※「すのこ」だと掃除に手間がかかりますが、発泡スチロール系のマットなら簡単です。
カッターで大きさや形を変えることもできます😊
これを探してくれたのは、オヤジ様でーす。

※途中から「手すり」をワタクシメの体に合わせて付け直してもらいましたが、
時々タイルと手すりの間に、手が二の腕までスルりと入ってしまうんです。
そこでまたまたオヤジ様が、すべり止めシートを手すりに巻いてくれました(@_@)

たまたまホームセンターにあったそうですが「柄がかわいい💛」とヘルパーさんたちから好評です!

プロジェクトスタート時は、絶望的😢

夏場はシャワー浴でしたが、「涼しくなる前に湯船につかれるようになりましょう」とヘルパーさんたちに励まされ、
「湯船に入ろプロジェクト」と銘打って(笑)、いばらの道へ。。。

しかし・・・
一日目は、湯船に入る前に力尽きてしまいました⤵⤵⤵

二日目は、湯船に入ったものののぼせて立ち上がれなくなり、力持ちのヘルパーさんに引きずりあげてもらぃましたが、
車いすにはどうしても乗ることができず、↓の台車にかろうじて乗って、ズルズル自室まで引きずって行ってもらいました。
この方法は「力持ちのヘルパーでなければできないワザ」
悪しき教訓にして、次からは「浴槽から上がることを考えて、湯船に入る」ことにし、
湯につかるのも10分弱と決めました (o|o)



三日目は暑い日で、悪戦苦闘の末、ワタクシメが湯船に入るとヘルパーさんは水分補給に。
ワタクシメは湯船から出るのに手間取って汗だく(苦笑)
「何のために風呂に入ったかわからないね」とぼやきながら、冷たいシャワーで体を流してもらいました。


最大の難関、32センチからの「立ち上がり」

バスタブの上に置いた「白いボード」にお尻を載せるところまでは、スムーズにできるようになりましたが、
そこから立ち上がり車いすに移乗するのが、「最後の大仕事」です。
↓ 写真にありますとおり、床から白いボードまでの高さ32センチなのですが、
ワタクシメは32センチの高さから立ち上がろうとすると、股関節が痛くてたまらないのです。
ヘルパーさんに引っ張ってもらっても、車いすに乗る前に「腰砕け」になっちゃいます。

自室で32センチ位の所からスクワットの練習もしてみましたが、無理でした _(_^_)_

そこで「マット類」を使い座面をかさ上げすることに挑戦 p(^o^)q

 ↓
タイルとマットの間に空間がありますよね。
この分座面が上がれば、股関節に負担を掛けず立ち上がれます。




 ↓
いろいろ組み合わせTRYしました。





「お風呂用」って基本的にすべり止めになっています。
ワタクシメはお尻でいざって「移乗しやすい位置」まで移動するため、マット選びも試行錯誤です。

ヘルパーさんたちと「あーだこーだ」と毎回知恵を絞っています。

また動けなくなるかも知れないけれど・・・

可能性があるうちは ♪あと一歩だけ前に、進め❣ 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

㊗ 岡田園芸部 復活❣

2020年10月05日 | 日記
憶えている人・・・この指とまれ☝

このBLOGを長年読んでくださっている”奇特な方“な方はご記憶かもしれませんがぁぁぁ
(そんなヒマな人はいないかwww?)
とにかくねー、数年前にガーデニング好きの友人やヘルパーさん達と「岡田園芸部」と銘打って、
ベランダに花を植えたり🌺 雑草だか何だかわからない植物を育てたり枯らしたりして、遊んでいました(笑)

そのことを憶えている方は、涙して下さい、
岡田園芸部が復活しました \(^o^)/


🌳 救世主あらわる 🌳

「キセキのゴムの木くん」という人気者も登場して、BLOGが盛り上がった時期もあります(#^.^#)
しかし近年の猛暑で、ガーデニングなんてやる気も起きず、勝手に成長する「ゴムの木くん」にうんざりしていました(爆)
そんなこんなしているうちに、ワタクシメの体調が悪くなり、最近ココに書くのは、体調のこととリハビリのことばかり😢

こんなことで、いいのか?と。。。楽しいことをしたいなーと思っていた時に、
アメリカ人の庭師さんとお友達になりました。(奥さんは日本人)

庭師の修業をしている方で、立派な庭園のお手入れなどをされているようです。
彼は「岡田さんちの植木のせんていをしてあげるね」と言ってくれたのですが、
ワタクシメの脳の中では「園芸部」の三文字がピコピコ ☆★☆彡

厚かましくも「園芸部を手伝って」と頼んでのでした。
「おもしろそうだけど・・・ぼくは庭師でお花のことは、わからないよ」
「ワタクシメもわかんない。お遊び、お遊び」
「お遊び、パチパチパチ...いいですねー」と奥さん、乗り気(^^)v
「パチパチバチ・・・ても、ぼく、庭師・笑」

こんなノリで、第二期・岡田園芸部はスタートしました🌷


ワタクシメは・・・苗を買うだけ (^_-)

第一回目の「部活」のコンセプトは、「家の前を通る人たちの目も和ますガーデニング」であります。

第一期からワタクシメは「苗を買うだけ係」ですが、一応ロケーションを考えて、プランターや鉢を置いたり、
水やり係が困らないように、水道の具合を確認したりしました(;^_^A



「今回花を植えたい場所は陽当たりがよくないので、それでも長持ちするモノにしよう」と方針決定。

奥さんが「花を植えたい場所」の写真を撮り、
「このロケーションに合うモノを花屋さんに相談してみましょう」と。

  かしこーい ありがとう <(_ _*)>

 ↑↓(写真) 何ともヒンソーなロケーション●~*





花屋にGO❢

花屋さんにも相談し、店先でシミュレーションをしたのですが、いざ「その場所」に「その花」を並べてみると、
しっくりしませんでした⤵⤵⤵
プランターに植えて置くと、安定が悪いとか・・・
思いもしなかった所に植木の根が張っていて地植えができないとか・・・

そこで「開墾」から始めることに (・へ・)
畳にして縦半分位、草を刈ったり根っこを掘り起こしたりして、肥料を入れて、花壇が完成しました。
ちなみに「その場所」のど真ん中で胡坐をかいてた根っこを引っこ抜いたのも、
生ごみで作った肥料をくれたのは、庭師の奥さんでした。
細い腕で引っこ抜いた根っこの写真を撮り損ねて、ザンネン(o|o)
肥料が出てきた時にはビックリ。
ーーもしや「園芸部」のために作っておいてくれたしら???

何はともあれ、みなみな様(オヤジ様も含む)のご協力により、カワイイ花壇が完成しましたぁぁぁ。



今日のヘルパーさんはモーニングケアに始まり、入浴や歩行器でのリハビリの補助、
調理や食事などの合間に庭に出たから忙しかったね。
ワタクシメは股関節がツラいのは変わりませんが、ちょっとずつ以前の暮らしに戻れるようサポートしてもらい、
まったりした休日を過ごせて、感謝・感謝です (⋈◍>◡<◍)。✧♡








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする