だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

「湯船に入ろ~」プロジェクト ♨

2020年10月14日 | 日記
引っ越したばかりの頃

30年位前に、母屋の風呂場をリフォームして、バスタブを大きくしました。
その頃からワタクシメは他所で暮らしていたので、6月から母屋で暮らすことになり、一番心配だったのが「入浴」です。
でも引っ越してきた当初は、歩けましたから手すりとマットなどがあれば、ヘルパーさんの手を借りつつも、ざぶざぶ「入浴」出来ました。

出入り口は狭いけれど、中は広々としています  ↓





歩けなくなってから

「すべり止め」のために用意したマットをすのこのように使い、浴室の段差を調整。
車いすで浴室まで入り、シャワーチェアに移乗。
右足が痛くて全然力が入らなかったので、手すりにぶら下がり、体重移動していました。
ここがワタクシメとヘルパーさんとの「第一関門💦」でした。




※「すのこ」だと掃除に手間がかかりますが、発泡スチロール系のマットなら簡単です。
カッターで大きさや形を変えることもできます😊
これを探してくれたのは、オヤジ様でーす。

※途中から「手すり」をワタクシメの体に合わせて付け直してもらいましたが、
時々タイルと手すりの間に、手が二の腕までスルりと入ってしまうんです。
そこでまたまたオヤジ様が、すべり止めシートを手すりに巻いてくれました(@_@)

たまたまホームセンターにあったそうですが「柄がかわいい💛」とヘルパーさんたちから好評です!

プロジェクトスタート時は、絶望的😢

夏場はシャワー浴でしたが、「涼しくなる前に湯船につかれるようになりましょう」とヘルパーさんたちに励まされ、
「湯船に入ろプロジェクト」と銘打って(笑)、いばらの道へ。。。

しかし・・・
一日目は、湯船に入る前に力尽きてしまいました⤵⤵⤵

二日目は、湯船に入ったものののぼせて立ち上がれなくなり、力持ちのヘルパーさんに引きずりあげてもらぃましたが、
車いすにはどうしても乗ることができず、↓の台車にかろうじて乗って、ズルズル自室まで引きずって行ってもらいました。
この方法は「力持ちのヘルパーでなければできないワザ」
悪しき教訓にして、次からは「浴槽から上がることを考えて、湯船に入る」ことにし、
湯につかるのも10分弱と決めました (o|o)



三日目は暑い日で、悪戦苦闘の末、ワタクシメが湯船に入るとヘルパーさんは水分補給に。
ワタクシメは湯船から出るのに手間取って汗だく(苦笑)
「何のために風呂に入ったかわからないね」とぼやきながら、冷たいシャワーで体を流してもらいました。


最大の難関、32センチからの「立ち上がり」

バスタブの上に置いた「白いボード」にお尻を載せるところまでは、スムーズにできるようになりましたが、
そこから立ち上がり車いすに移乗するのが、「最後の大仕事」です。
↓ 写真にありますとおり、床から白いボードまでの高さ32センチなのですが、
ワタクシメは32センチの高さから立ち上がろうとすると、股関節が痛くてたまらないのです。
ヘルパーさんに引っ張ってもらっても、車いすに乗る前に「腰砕け」になっちゃいます。

自室で32センチ位の所からスクワットの練習もしてみましたが、無理でした _(_^_)_

そこで「マット類」を使い座面をかさ上げすることに挑戦 p(^o^)q

 ↓
タイルとマットの間に空間がありますよね。
この分座面が上がれば、股関節に負担を掛けず立ち上がれます。




 ↓
いろいろ組み合わせTRYしました。





「お風呂用」って基本的にすべり止めになっています。
ワタクシメはお尻でいざって「移乗しやすい位置」まで移動するため、マット選びも試行錯誤です。

ヘルパーさんたちと「あーだこーだ」と毎回知恵を絞っています。

また動けなくなるかも知れないけれど・・・

可能性があるうちは ♪あと一歩だけ前に、進め❣ 
コメント
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