原っぱを歩いている。もうずっと前から素っ裸だった。
何か着る物はないか、辺りを見回しながらも、せっせと歩き続ける。
一本の丸太を伝って川を渡り始める。と、丸太が回転を始めた。僕は曲芸師さながらに足を動かし、平衡を保つ。そんなにうまくできるはずがない。ついに丸太から落下する。
丸太はなぜか三階建てのビルの屋上と同じ高さにあった。ぐんぐん川へ頭から向かってゆく。川の水は驚くほど透明で、色とりど . . . 本文を読む
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