Pains パリの味

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ベーカーテクノサービス

インストアーベーカリー再生ノウハウ提供します

2009-05-17 23:08:41 | Weblog

ベーカリー業界、今厳しい状況にあります。その中でもインストアーベーカリーは不要論が出るほどの存亡の危機にあります。

 原因は独自に商品、人材の開発をしていないこと、大手メーカーの冷凍生地に依存していること、経営者がベーカリーに理解が無さ過ぎること、さらに商品が店内のホールセール商品と同じであること、しかし価格は棚のホールセール商品より高いこと、等あります。 ホールセール製品と同じような商品をインストアーベーカリーの棚に堂々と並べて、価格もホールセール商品より高い。これで売れますか?

 大手ホールセラーは焼き上げた商品を納入する一方で、高い冷凍生地も供給し一部ではFC契約で縛り、利益が出ないシステムを承知しながらいまだそれを改善する動きもありません。 スーパー経営者はインストアーベーカリーについて勉強不足であると言わざるを得ません。

 改善策はミキサーを導入し、ホールセール商品とは異なる、消費者にとって価値ある商品を提供すべきです。美味しい食事パン、焼き菓子、焼きたて惣菜パンでお客様の心を掴む、このような努力忘れていませんか。

アメリカのセーフェーは24時間焼き立てを供給しようと努力しています。

ベーカリー冷凍生地で継続的に売上を伸ばすのは難しい、利益を得るのは不可能です。

 インストアーベーカリー再生ノウハウはあります。

 http://tokyo.cool.ne.jp/baker/

 

 


ベーカリー業界

2009-05-17 19:10:13 | Weblog

ベーカリー業界不遇の時代、人材不足、材料高、消費低迷と厳しい時代を乗り切る妙薬があるわけではありません。

しかし、元気なベーカリーは食事パンが美味しく、充実しています。食パンの消費は減少傾向ですが、惣菜パンの原価率の高さ、残品ロスを考えれば、食事パンで固定客を作り、安定した顧客を確保することは売上確保と材料コストの低減に大きな効果があります。その上で、惣菜パンの新商品で目先を変え、デニッシュで季節感を演出すると売上が取れないわけがないと言い切れます。

しかし、それが実践できないのが現実で、売れる方程式をコンサルいたします。フランスでも、ハワイでも売上を下げたことはありませんでした。

http://tokyo.cool.ne.jp/baker/


ストラスブール

2009-05-17 13:31:47 | Weblog

パリから約550km東、車で6~7時間、ランスを過ぎると景色が単調で変化の少ない畑、牧場の中を疾走し、夕刻到着。
土曜日早めに店を終わらせ、家族を車に乗せポンドセーブルの家を出るのが12時過ぎになるため。
ストラスブールの魅力はパンの種類が豊富なこと、ドイツとフランスの間で何度も国境が書き換えられ、言葉も文化も混ざり合い、パンも例外でなくドイツ風のパンとフランス風のパンが一つのパン屋に並んでいることも興味あるところでした。
クグロフ発祥の地と言われ、クグロフ型が沢山並ぶ、趣のあるBoulangrieがいまだ脳裏に深く刻まれています。フランスで個人所得の最も高い地域で、大聖堂を見ると昔から豊かな土地であることがわかります。郊外に出ると葡萄畑、と言うかワイン畑が広がり、アルザスワインを買いあさることが最大の楽しみでありました。

いつもパンを探しに、パン屋の業態・アイテム調査に出かけますが、二日目以降は美味しいレストランを見つけ、食べ、飲み、グルメ旅行になっていました。こんな形でフランス各地、ドイツ、スイス、イタリアと走り回りパンとレストランメニューの調査をし、食事パンの重要さを、また美味しさと製法を知ることになりました。

現在、このフランスでの経験が、食事パン創りの自信につながっていまして、食事パンが強いベーカリーを創ると確信しています。

http://tokyo.cool.ne.jp/baker/