奈良散策 第1386弾
春日若宮おん祭りの前日の12月16日におん祭りの準備を見に行きました。この日は午後二時から大和士宵宮詣があるというので大宿所に行ったのですが、春日大社の方で行われるというので、春日大社に向かうことにしました。
一之鳥居には例によってナギが取り付けられていました。
春日大社参道の両側には白い布が掛けられていました。
ここは影向の松があるところで、ここで、翌17日午後一時から奉行役の人と頭屋児が見る前で松の下式が行われます。
参道の途中にあるこの水色のものは流鏑馬の的を置くところです。
参道の中央には砂が敷かれていますが、ここで17日午後一時過ぎに競馬が行われます。この日は鹿がいっぱいいました。
そして、桟敷席が見えてきました。道を挟んだ向かい側がお旅所になっていて、ここで午後十時半まで御旅所で行われるいろいろな芸能の奉納を見ることができます。費用は一人1万円です。
こちらがお旅所です。大きな布のかかったものが鼉太鼓(だたいこ)です。
その奥に若宮様が一日だけ滞在する行宮があります。ここで若宮がいろいろな芸能を見るということです。
行宮の前に一段高くなったところがあって、それが芝舞台です。ここで芸能が行われます。
さらに参道を進みました。二之鳥居を過ぎたところに祓戸神社があります。ここで身を清めます。
ここは幣殿です。予定によると、午後三時から田楽座宵宮詣があるというので、それを見ようと拝殿前で待つことにしました。
幣殿の中です。
その向こうに本殿があります。
田楽座は本殿前で奉納した後、若宮でも奉納する予定です。まだ時間があるので、ちらっと若宮にも行ってみました。こちらはカメラを持った人がいっぱいでした。
それで、幣殿の方に戻りました。午後三時ちょっと過ぎに田楽座の人たちがやってきました。
そして、本殿前に整列しました。
足元には楽器が置かれています。これは編木(びんざさら)です。
そして、こちらは腰太鼓。
整列している田楽座の人たちの前の方で田楽の奉納が行われているのですが、後ろからなのでほとんど見えません。それで、皆さん、若宮の方に行っているのだなと思いました。
奉納が終わると、並んで若宮の方に向かいました。我々も向かったのですが、人垣ができていて、ほとんど何も見えませんでした。