奈良散策 第1067弾
2月7日、桜井市にある三輪惠比寿神社の御湯の神事を見に行きました。その続きです。
2時から御湯の神事は始まりました。神官の方のお祓いの後、いよいよ巫女さんの登場です。手には御幣を持っています。
8つの釜の前でお祓いをしました。
次に神楽鈴を持ってきました。左手に御幣、右手に神楽鈴を持ってのお祓いです。
そして、大きなお皿に載せた塩を持ってきて、周りに3回大きく撒きました。
次はお米で、今度は3回ずつそれぞれの釜の中に入れました。
それから、お酒です。これも3回に分けて釜の中に入れました。
それから、御幣を持ってきて、今度は柄の方でお湯を混ぜ、その先でひょいとお湯を前に飛ばしました。見物客のすぐ近くまでお湯が飛んだので、少しびっくりしました。でも、こんなもんじゃなかったです。
上着を脱いで、たすき姿で今度は桶を持ってきました。8つの釜から少しずつお湯を桶に入れ、神前に供えました。
そして、いよいよ笹を持ってきました。
笹をお湯につけてかき混ぜています。
そして、やにわお湯のたっぷり含んだ笹を振り上げました。お湯のしずくが頭からかかります。
まったく、容赦がありません。巫女さんは表情一つ変えずに8つの釜で次々とお湯を撒き始めました。私は最前列にいたので、逃げる場所もなく、頭からお湯の洗礼を受けました。でも、顔に当たっても、ちょっと熱いかなという感じだけで、それほど熱くはありませんでした。
お湯を撒いたのは10分ほどの間でした。お陰で服はずぶぬれ。カメラもぼとぼと。レンズにまでお湯がついてしまいました。でも、きっといいことがあるでしょう。
釜のお湯はコップに入れて皆さんに配られました。でも、お酒が入っているというので、我々はパスをして帰ることにしました。ずぶぬれにはなったのですが、間近で見られて、本当に良かったです。
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