昨日は小さい花の群生でしたが、今日は木々の群生・・・に見立てた、芽吹きと開花です。
(こういうのは群生とはいわないよって。 分かってますが、対にしたかったので^^;)
ということで、今日も5種類、行ってみましょう!
まず最初はこちら。 沢山ぶら下がっています。
全然分からなかったのですが、樹名板でアサダ(カバノキ科アサダ属)と判明。
すごく背が高い木でしたが、望遠で覗いてみると、まるで降ってくるような花(雄花)に圧倒されます。
なお、雌花は葉と一緒に入っているそうで、葉の展開と同時に見られるそう。
どっちにしても、小さすぎて分かりません。
木を見上げたところ。
もうひとつ、ぶら下がり系を。
こちらは、アカシデ(カバノキ科クマシデ属)
ほお!名前のとおり赤い!
と思いましたが、アカシデの名はこの花の色によるものではなく、冬芽や樹皮などが赤みがかっているから付いた名だそうです。
この花は雄花で、少ししたら黄色くなってもっと垂れ下がるそう。
枝の先に小さく付いているのは葉ですが、そこから黄色く垂れ下がっているのが雌花とのことです。
カバノキ科の花ってこんな風になってるんですね~
ぶら下がり系はこのくらいにして、ここからはお楽しみ、新芽の今!です。
最初は、あなたにハートのプレゼント♪ のカツラ(カツラ科カツラ属)。
あれれ、裏側からでしたね。 でも少しはハートに見えるかしら。
引いてみてみると、こちらはお馴染み、路線図ですね!
少し赤みがかった新葉がいい感じです。
お次は、こちら。
正面玄関前のケヤキ並木で見上げて撮ったケヤキ(ニレ科ケヤキ属)の新葉と花。
雌雄同株で、枝の上の方に雌花、下の方に雄花が付くそうですが、この写真ではサッパリわかりません。
仕組みを調べてから写真をとらねば・・・
駐車場渋滞で、待っている車の行列が・・・ 滅多にみられない光景です。
それにしても、冬芽から顔を出した葉は、どの木も少し赤みがかっていますね。
葉の赤ちゃんですものね。
最後はこちら。
一見何もないようにみえたのに、近づくとあのLED電球のような冬芽の先が綻んで緑の芽が。
そう、イチョウ(イチョウ科イチョウ属)の芽生えです!
新芽のアップ。見事にたたまれた葉が格納され、その周りには雄花でしょうか。
これまた、きちんと収まっています。
喜んで写真を撮っている間に、日が沈んできました。
前にも載せましたが、今回もイチョウのシルエットがとても素敵でした。
この時期の木を見ると、生命の息吹に包まれて、元気が出ますね。
〔撮影:2019/4/6 京都府立植物園〕