Chopin Bunin
今度、大人の生徒さんのSさんの宿題になった曲、
明るく躍動感にあふれるとってもチャーミングなワルツです。
くるくると毛糸がころがるような8分音符4つのモティーフが、
3拍子のリズムに、おやっと思う楽しい変化を作るこの曲は、
「子猫のワルツ」という通称でよばれることもあります
これは、もちろん後世の人達がつけたものですが、
しなやかで弾力のあるメロディーに、猫のしぐさや敏捷さ、鳴き声などを
思い起こさせるところがあるのかも知れませんね
YouTube映像を見て、1985年の当時は日本中が 19歳のブーニンの演奏に沸いたことを思い出します。
学生だった私も、頑張ってLPレコードを買って
これまでにも知っていた曲が新鮮に聴こえ、そしてなんて自由で楽しいピアノを弾かれるのだろうと
感動したのを覚えています
生徒さんSさんは、もう15年も習いに来てくださっています
お子さんが習い始めた時に、一緒に弾けたら、というきっかけから、
どんどんレパートリーをふやし、今ではご主人までもクラシックファンになり
休日は音楽会を一緒に楽しまれているのだそう。
ピアノの音がご家庭に広がるのは、とてもうれしいことです