昨日は予約したステーキを食べに、六甲アイランドのベイシェラトンまで出かけていった。
年末からしつこい風邪を引きずっているねこ吉は、はたしてステーキが食べられるのか?
「お母さんが食べられなかったら、私らで食べる。」と言われていたし。
六甲ライナーに乗った辺りから、たぬ吉の様子が何となくおかしいなとは感じてた。
前菜が運ばれても、何も喋らないたぬ吉。
途中席を外して戻ってこないし、聞いてみると吐き気が止まらないと言うので、ホテルの人に言って休ませてもらうことになった。
この肉を焼いてもらう。
毎年なら、シェフと喋りながらワイワイ食べるのに、ねこ吉は心ここにあらず。
みんな肉だけは食べたけど、野菜その他は残した。
いや、息子はしっかり食べていたような。
たぬ吉の肉は全く手付かず。
たぬ吉の様子はただ事ではない。
ぐったりしてる。虚な表情だ。
娘がホテルの人に、救急医療に連絡を取ってくれるように頼んでくれた。
ホテルのすぐそばに病院があるけど、そこは受け入れてくれなかった。
JR六甲道近くの救急病院に予約を入れてもらって、タクシーを呼んでもらい病院に向かった。
たぬ吉の様子は少しマシになったようだった。
病院で熱を測ったら、38度4分。
問診票に、「インフルエンザの検査を希望しますか?」と言うのがあった。
予防接種はしてるけど型が違うのに感染してる可能性もあるし、受けることにした。
待たされて、診てもらった結果、腸炎らしい。
インフルエンザではなかった。
その場で薬を飲んで、電車に乗れそうだったので駅に向かった。
息子とはここで別れた。
駅前で娘と別れ、タクシーに乗って家まで帰ってきた。
たぬ吉、9時まで爆睡。
薬を飲んで、また寝た。
嗚呼、新年早々とんだ幕開け。
ステーキランチ無駄にした。
例年、デザートを食べながら子どもたちと喋ってお開きにするのに、何も喋ってないよ。
たぬ吉が咳込んでいる。
まぁ、ねこ吉の風邪が移ったんやろね。
たぬ吉だって、悔しい思いをしてるだろう。
子どもたちが色々してくれて、ねこ吉もうろたえずに済んだ。
とりあえず大事に至らず済んだのだから。
1月2日、寄せ鍋の材料の買い忘れに気づいて、夕方ダイエーにたぬ吉と買いに行った。
その時、マンションの玄関に救急車が停まっていた。
「何処の誰だろう?」って顔を見合わせた。
人生、いつ何があるか判らない。
始まったばかりの2020年、ひたすら、ひたすら穏やかに過ごせますように。
平凡な日々の繰り返しこそが幸せなんだ。