ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

住吉駅、それから谷崎潤一郎

2022-12-18 19:42:22 | 日常のこと


今日は、お天気はいいけど凄く寒い。
やっぱり、本格的な冬の到来だな。

写真は、阪神住吉駅のホームへ上がる階段から撮った。

レトロな丸窓があってすごくいい感じ。

生麩を買いに行った日、往きは三宮から来たので御影で降りた。

何しろお店までまっすぐな道ではないので、ねこ吉はいつも自信なく歩いている。

冷凍の生麩をたくさん買って店を出ようとしたら、奥さんが、「青木まで帰るのだったら住吉駅から帰った方が早いよ。」と言った。

「方向音痴なので、住吉駅までの道が判らないんです。」とねこ吉が言ったら、

「判るところまで連れて行ってあげる。」といって、店から出てきた。

「ここをまっすぐ行ったら、住吉駅だから。」という曲がり角まで案内してくれた。

駅は近かった。ただ、今度買いに来るとき住吉駅で降りて、生麩屋さんまで行く着く自信がない。

本当に自分でも情けないと思うけど・・・。

阪神電車の駅はドンドン建て替えられている。

ねこ吉がよく利用する深江や青木も綺麗な高架の駅になった。

新しい駅は、皆よく似ている。
同じ人が設計しているのかな。

うっかりすると乗り過ごしそうになる。

昔の駅は、それぞれ特徴、いや、それぞれ趣きがあった。

阪神住吉駅は「1929年(昭和4年)に高架駅となり、ほぼ当時の形態を残している[1]。そのため、当駅の階段には、昭和初期のデザインを思わせる意匠の丸窓がつけられ、特徴の一つとなっている。」とウキペディアには書かれている。

阪神本線の中では、乗降客は最も少ないとも書かれていた。(2004年度)

こんなレトロな素敵な駅を近代的な駅に立て替えないで欲しいなぁ。

この駅の階段を上っていて、ふと谷崎潤一郎の「細雪」を思い出した。

倚松庵(『細雪』の家へようこそ
によると、昭和11年から18年まで、倚松庵に住んでいたそうだから、住吉駅から梅田まで阪神電車に乗って出かけたかもしれない。とふと思った。

でも、ねこ吉は、「細雪」を読んでいませんけど。



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