(老舗だけあって、立派なビルだった。)
今日は従妹、いや、妹と三宮で待ち合わせ。
「第一楼」でランチを食べる。
2人は双子だから誕生日は同じ。
2人の誕生月の6月に、3年前から何処かで誕生日を祝うことにしている。
去年は、阪神デパートの「老虎菜」に行った。
今年は、ねこ吉長年の憧れの「第一楼」に予約した。
ねこ吉は、若い頃損保会社のOL(死語)をしていた。
神戸支店で宴会があって、中華料理やビアガーデンなどによく行った。
女子社員たちは皆口が肥えていた。
「第一楼の中華料理は美味しいよ。」と言われていた。
何故かねこ吉だけ行く機会がないまま退社。
ずっと行ってみたいと思ってた。
「今年は第一楼でランチしない?」と提案した。
前菜、右下は湯葉だった。この一皿でかなりのボリュームがあった。
ふかひれスープ。春雨やエノキでごまかしてなくて、ふかひれたっぷり。美味しい。今までの人生で何度か食べてきたふかひれスープの中では一番に美味しかった。
底に茶わん蒸しのような豆腐のようなものが入っていて、かき混ぜて食べるらしい。
持ってきた人が、それを言わないで置いて行ったので、底から出てきたときは驚いたけど。
エビチリ。辛くはなかった。歯ごたえ抜群。
割包(クオパオ)とカニ爪のニンニク風味
一人ずつ別の物を頼んで分けるつもりが、カニ爪が分けられずねこ吉が全部食べた。ゴメンね。
割包のパンに模様の型押し?がしてあって芸が細かい。
焼きそば。いつも食べる焼きそばとはちょっと味が違った。伝統の味かも・・・。
ポテトとバナナ餅巻きの飴炊き。
お箸が滑って、ポテトを皿に落した。カチンと音がした。
ねこ吉は、松戸時代、学校で習ったポテトの飴炊きを10回ぐらい作ったけど成功したのは2回ぐらい。
いつも飴にはならず、白い砂糖衣になってしまった。
もうすでにお腹は一杯。
お料理の他に、ずっと喋っているというのもお腹が一杯になる原因だと思う。
ねこ吉は中華プリン、妹は杏仁豆腐を注文。
部屋は3階の個室で2人だけ。
隣のグループの声が多少聞こえてくる。
お店の人は、「ゆっくりしてください。」と言ったのでお言葉に甘えて遠慮なく・・・。
2人で喋れば思い出話が多くなる。
従妹同士として離れて育っているので、実父母のことは妹から聞いている。
実母については、この年になっても辛い腹の立つ話が多い。
2人とも実母のことが許せない。許さないから苦しい。因果な話です。
お互いこの年になっても心配事が絶えないよね。
しかし、こうして一緒に今年もランチが出来たのは小さな幸せ。
来年も何処かでランチが出来ますように。そういって三宮駅で別れた。
追記
ランチの後、お茶とケーキの店に案内するつもりだったけど、あまりにお腹が一杯で行くことが出来なかった。ゴメンね。