枇杷の花である。
今年の2月に枇杷の花は冬に咲くことを知り、そして、枇杷の花とは冬の季語だということを知り・・・。
以来、枇杷の木を定点観測していたけど、先日、「そろそろ枇杷の花が咲く頃だ。」と出かけて行ったら、剪定されてチョンチョンに切られてほとんど花もなく・・・。ガッカリ。
他の人のブログを読んでいると、「冬に咲く枇杷の花は、茶色のコートをまとってる。」と書いている人がいた。
素敵な表現だなぁ・・・。
今日は、生麩を買いに出かけた。駅に向かう道に枇杷の木があった。
上の写真、確かに茶色いガクが白い花をくるんでる。
9月に生麩を買いに行って、お店が臨時休業だった。
2,3日後に行った時も臨時休業だった。
もしかして閉店?
本格的な冬がやって来て、すき焼き、鍋の季節。
生麩が食べたいよォ~。
昨日、思い切って電話をしてみた。
奥さんが出て、今までのように営業が出来なくなってしまったと言っていた。
緊急事態宣言がでて京都の料亭が休業していたから、卸していた生麩屋さんも休業していたらしい。
コロナの影響が生麩屋さんにも出てるんやね。
ご家族の介護もあって、とても大変そう。
予約なら売ってくれるというので、今日の1時に予約してお店まで行ってきた。
お店のドアには、色褪せた「臨時休業」の札がかかっていた。
ずっと、表向きは臨時休業なんだ。
生湯葉も買ったので、今日の夕飯は湯葉の刺身を食べる。
明日は、生麩を入れた水炊きをしようっと。