ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

待つということ

2020-03-05 20:25:00 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
写真は、新聞屋さんがくれた「コートールド美術館展」のチケット。
夕刊を取りに行ったらポストに入ってた。
珍しい。いつもは、電話してチケットが欲しいと言っても、何だかんだ言ってなかなかくれないのに。

3月28日から、5月17日までの期限付観覧券だって!フォリー・ベルジェ―ルのバー」です。

ねこ吉は、この絵が好きです。

正面の女性は、娼婦とか色々問題のある絵らしいけど、絵の色調、女性の服装など「いいなぁ~。」と昔から思っていた。

ねこ吉20代の頃、日曜日に宝塚南口の公民館まで油絵を習いに行っていた。
今から考えれば、何の素養も無いのに、よくマァ恥ずかしげもなく行ったものだと、つくづく若かったと思う。

穴があったら入りたい、いや、穴を掘ってでも入りたいレベルの恥ずかしさだ。

一人前に安い油絵の道具を買い、イーゼルを買い、キャンバスを買い・・・。
10人ぐらいいる同好会のようなものだった。
片山先生というお爺さん先生がいて、描きあがった絵を皆で批評しあう。
その後、有志でお茶を飲んで解散。

ねこ吉は全然描けないし、批評などできないレベルの絵だった。
先生は、可哀想に思ったのか、何処か探して褒めてくれた。

皆の言う画家が判らなかった。油絵特有の色の名前が判らなかった。
「セザンヌのサント・ビクトワール山みたいですねぇ。」といった人に、皆も同意していた。

何?それ。

流石に、「それは何ですか?」と聞けなかった。

当時、集英社のヴァンタンという美術全集があった。
まずは、セザンヌを手始めに、マネ、モネ、ロートレック、などから買い集め、やっと、サント・ビクトワールさんがどんな山か判った。

ねこ吉の好みの絵は、印象派だということも気づいた。

バーミリオン、ビリジャン、クレムゾン・レーキなど、色の名前も覚えた。

絵は全然上達しなかったけど、全く知らなかった画家や色の名前を知る機会をもらった。

画集はお気に入りだけ残して処分した。
マネは今も残している。
その中でもお気に入りの「フォリー・ベルジェ―ルのバー」が見れるのは嬉しいな。

神戸の前に開催されていた愛知県美術館は、新型コロナウイルスの影響で3月1日で閉館してしまった。
3月28日までに、コロナウイルスは収束するだろうか?
無事開催されるだろうか?
ねこ吉は、せっかち。
待つということが、凄く苦手です。

このブログを書いている最中も、東京の小学生と園児の姉弟が感染したといっている。
大阪ではライブを見に来た人から、感染者が芋づる式に出ている。






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