今日は、従妹と十三駅のホームで椅子の受け渡しをした。
4月5日、暇人シリーズ(椅子の塗料剥がし編)のブログを読んだ従妹が、「椅子の塗料が剥がし終わったら、いつでもいいからその椅子貸してくれない?」と連絡してきた。
従妹は長年アクリル画を描いていて、椅子をモチーフにして描いてみたいんだって。
臭い臭い、剥がし剤を一本使い切り、後は紙やすりでこすりにこすり、やっと白木の椅子風に仕上がった。
「別に貸すのは構わないけど、もう一脚あるから、それでよかったらあげるよ。白と赤のマダラで汚いけどね。絵に描く時は、好きな色に想像して描いたらいいやん。」
そんな訳で、マダラ椅子を譲ることに決まった。
さて、どうやって椅子を送るか・・・。
ふと頭に浮かんだ方法・・・。
従妹は豊中に住んでいる。
ねこ吉のマンションの玄関からタクシーで阪急電車の岡本駅まで行って、電車で十三へいけば、降りたら前のホームが宝塚線である。
たぬ吉の実家のお寺が豊中なので、お盆などここで乗り換えている。
従妹と連絡を取り合って、本日決行。
12時半頃、MKタクシーを呼んで、トランクに椅子を積み込んでもらった。
最近、たぬ吉関連でタクシーに乗ることが多かったが、MKタクシーの丁寧な対応に感心して、「タクシー乗るなら、MKータクシー。」と頭の中で標語が出来ている。
岡本駅でタクシーを降り、切符を買い、念のため、駅員さんに椅子を見せ電車に持ち込むことを伝えた。
エレベーターで大阪行きホームに行き、梅田行普通に乗った。
席に座って、椅子を膝で挟んで邪魔にならないようにした。
車内は空いていた。
十三の宝塚線の乗り換え口、若菜そばの前で、従妹が待っていた。
無事、受け渡し完了!
記念写真を撮った。上に乗っているのはモンパルナスのピロシキである。
長い間、忘れられ、ぞんざいに扱われていたマダラ椅子。役に立つときが来たのです。
従妹の家に行って可愛がってもらってね。
絵のモチーフになるんだよ。立派にモデル?を果たしてね。
展覧会に出られるかもしれないよ。
従妹と十三の構内のカフェでお喋りをして、お礼に「モンパルナス」のピロシキをもらった。
一旦改札を出て、もう一度入って岡本まで帰って来た。
たぬ吉は友人に会いに大阪に行った。
自分の事、愚弟の事、1月から約半年の間に起こった出来事を話していることでしょう。
夕飯がいらないので、ねこ吉は夕飯代わりにピロシキを食べた。
テレビを見ながら、ボォーとしつつ、椅子の受け渡しがうまくスムーズにいったことに満足している。