ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

かかりつけ医を変えた。

2022-04-11 12:53:39 | 日常のこと


(今年もナガミノゲシが咲きだした。)

さて、3月1日のブログで、かかりつけ医に行って嫌な思いをしたことを書いた。

2月26日に血液検査をして、いつものコレステロールの薬をもらい、睡眠導入剤ももらおうと思った。
ねこ吉は毎日は飲まないけど、マイスリーという睡眠導入剤を10年ぐらい前からもらっていた。
5,6年前に、マイスリーを飲んでいると認知症になりやすいと言われるようになった。
かかりつけ医も、「止めた方がいい。」と言って処方してくれなくなった。

暫く飲むのを我慢をしていたけど、ねこ吉の悩みが無くなる訳ではなく、眠れない日が続くのは辛かった。

「毎日は飲みません。半量にして飲みます。」といって、また処方してもらっていた。

最近、別の睡眠導入剤で認知症にならない薬があると聞いたので、思い切って、「別の薬に変えてもらえませんか?」と頼んでみた。

たぬ吉は、前立腺がんの手術をすることになり、手術日が決まるのを待っていた。
愚弟は、救急車で運ばれ入院中、介護認定申請など。
ねこ吉は、なかなか寝付けず、嫌な夢を見て夜中に目が覚めると、真っ暗な中で、何か奈落の底に落ちていくような気になる。
じっと夜が明けるのを待っているのは本当に辛い。
時計が壊れているのかと思うほど、時が進まない。

先生は、「みんなはあまり効かないと言ってるけどね。」と言いながらベルソムラという薬に変えてくれた。

ねこ吉が「市の肺がん検診を受けた方がいいですか?」と聞くと、

「絶対肺がんに罹らないという自信があれば受けなくてもいいけどね。」とも言った。

その時、何という言い草。これが医者がいう言葉か?と思った。
ベルソムラという薬も、最初から「みんな効かないと言ってるけどね。」などという必要はあるかな?

ふと、原因は判らないけど、ねこ吉はこの先生に嫌われているのかも?と思った。

3月2日、いつもの血液検査の結果を取りに行って、説明を受けて大した変化も無くホッとはしたものの・・・。

睡眠導入剤はベルソムラに変えてもらったけど、なかなか眠れず2日続けて凄い悪夢にうなされた。

そのことを先生に言ったら、「そんなはずはない。夢など見ない。」と声を荒げた。

「悩みは誰にでもある。悩みがあるからと言って睡眠薬を飲んではいけない。」と怒った。

ねこ吉は、「悩みがあって眠れないのは辛いです。」と言ったら、

先生は、「あなたは辛いと言って麻薬を飲むんですか!」と言った。

今まで良くないと言いながらもマイスリーを処方してくれていたじゃない。マイスリーは麻薬なの?
ねこ吉は、先生はどうしてしまったの?どうしてそこまで話が飛躍するの?

他にも色々言われたけど、ねこ吉は何の反論も出来ず。

挙句、「あなたと口論するつもりはない!」と言った。

口論というのは、ねこ吉も言い返してこそ口論というんです。
ねこ吉は、「悩みがあって眠れないのが辛い。」と言っただけです。
そして、ベルソムラを飲んだ感想を言っただけです。



14年ぐらい、この医院に来ているけど、最近先生の言動に?と思う事がしばしばあった。

帰り道で、ねこ吉の何が先生を怒らせたのかを考えたけど判らなかった。
「かかりつけ医を変えよう。」そう決めたら、少し気持ちが軽くなった。

何時ももらっているコレステロールを下げる薬は50日分。
その間に、別の医院を探そう。

友人に聞いたり、ネットで調べたり・・・。

たぬ吉も手術を終え退院。
ねこ吉の手持ちの薬も残り少なくなった。

さて、別の医院行ってみよう。しかし、何と言って診てもらおう?
今時、風邪気味などというのはコロナを疑われるし・・・。

2月の検査結果を持って、正直に(控えめに)かかりつけ医で言われたことを伝えて、「先生に怒られて行くのが嫌になりました。」と言った。
睡眠導入剤も欲しいと思っていることも伝えた。
新しい先生は少し笑って、「薬が合わなかったんだね。薬を変えたから2週間後にまた来てください。」と言われた。

とりあえず、これで別の医院に変わることが出来た。

3月2日以来、かかりつけ医のことも悩みの一つだった。一つ解決です。

しかし、ねこ吉の悩みはまだまだあります。



追記

新しい医院でもらった薬の名前が覚えられない。
その上、漢方薬が増えた。漢方薬は食間に飲むんだって!
食間ていつ頃?
以前は、薬は全部夜寝る前に飲んでいた。

朝食後、夕食後、食間、就寝前。
覚えられない、面倒臭い。

暇人シリーズ(椅子の塗料剥がし編 その2)

2022-04-10 14:05:13 | ホームソーイング 手芸


4月5日のブログに書いているように、ねこ吉は椅子の塗料を剥がしている最中である。

剥離剤は使い切ったので、もうベタベタとシンナー臭さからは解放されたけど、紙やすりで剥がれる部分は一度にほんの少し。埃が立つし・・・。

中途半端な姿勢で、思いもかけない所に力が入っているらしく、腰が痛い、足が痛い、手が痛い、指が痛い。
もう痛いとこだらけで、満身創痍。
いったい、ねこ吉は何をやってるんだろうと情けなくもなったけど、費用も掛かっているので止める訳にはいかない。

やっと、上の写真のところまで行き着いた。
一見、出来上がり?とおもうでしょ。



まだ、脚の部分には、赤の塗料が残ってる。
座る部分の円座の裏は、赤いままだ。

今まで椅子の横にあったハボタンの花は、ほぼ咲き切ったので明日のゴミに捨てることにして片づけた。

椅子の隣で進捗状況をずっと見てたよね。
お疲れ様でした。さようなら・・・。



ふと思い出して、戸棚を探したら出てきた「ミニコング2キット」

買ったことも忘れてた。多分10年ぐらい前クロニクルさんにアクセサリーを出品していた頃、ビーズに穴をあけようと買ったのだと思う。

御大層な機械に、説明書も読むのが面倒で、一度も使わず天袋に入れたまま忘れていた。

出してきたものの、使い方が間違っているのか、そんなに剥がれない。
紙やすりの方が使いやすい。

ベランダも掃除した。細かい砂ぼこりが赤っぽいわ。

まぁ、ここまで剥がせたことに満足して、ゴーグル、マスクを外し、服を着替えた。
冷凍のパスタをチンして、昼ご飯にします。
今日の作業はここまでとする。


まだまだ、赤い部分を剥がし、細かい紙やすりで仕上げ、ニス?かなんかぬらなければね。
いつ頃出来るかなぁ・・・。








ボルシチ、食べに行きたいな。

2022-04-08 21:31:20 | グルメ、スィーツ


今日の夕刊に、「福岡県にあったロシア料理店「ツンドラ」(何か凍てつくような名前だね。)のボルシチが、豊中にある『モンパルナス』で、ロシアンランチとして食べることが出来る。」と載っている。

ツンドラは昨年5月に閉店したらしい。
一方、モンパルナスは、阪神尼崎駅構内にあってピロシキを売っていたけど、昨年豊中に移転した。

従妹にピロシキをもらった日にブログを書いている。→「パルナスのピロシキをもらった。





(神戸北野のバラライカのボルシチとピロシキ)

ボルシチとピロシキのセット・・・。
神戸北野にあるバラライカでも、ボルシチとピロシキのセットが食べられるので、ねこ吉は過去に何回か食べに行ったことがある。
紅茶を頼むと、お砂糖の代わりに薔薇のジャムを入れることが出来た。
あの薔薇のジャムが、今無性に食べたい。

レースのバーゲンにミヤコに行った帰りにバラライカでボルシチを食べていた。
ミヤコが閉店になって、バーゲンに行くこともなくなり、バラライカに行くこともなくなってしまったなぁ。

ずいぶん前の夜に食べに行ったとき、バラライカの生演奏をしていた。

白皙の美青年が、白いルパシカを着て演奏していた。確か、ウクライナから来たと紹介されていた気がする。
留学生だったのかもしれない。祖国に帰ったかな?ご無事でしょうか?

キーウからは、ロシア軍は本当に撤退したんだろうか?
ニュースでは、残酷な映像も出て、目をそむけたくなる。
ロシアはフェイクニュースだと言って認めない。

国境付近には、依然としてロシア軍が陣取っているのだろう。

いつの時代も、散々な目に遭うのは国民です。

どうぞ、どうぞ、一日も早く、戦争が終わりますように。


モクレン、ライラック、花手水、そして思い出少し・・・。

2022-04-07 17:45:00 | 植物


今日は、昼から岡本方面に用事で出かけて行った。
保久良山の山の上も桜が咲いているんだろう。山がピンク色になっている。

岡本駅前のお宅のモクレンが咲いている。いや、葉が出ているからもう終わりかな・・・。



逆光でうまく撮れなかったけど、ライラックも花盛り。

このお屋敷のモクレンやライラックを見ると、遠い昔を思い出す。

OL時代、2丁目のアパートから、この前を通って岡本駅から花隈駅まで電車に乗って会社に通っていた。
すっかり駅前もお店も変わってしまったけど、このお屋敷の一角は変わらない。

駅前にあったカスカードってパン屋さん、いつの間にかなくなってしまった。
今も三宮にはあるみたいだけど。
朱色に白で、「Cascade」て書いてあってお洒落な袋だったなぁ。
ハードトーストがお気に入りだった。

若干場所は変わったけど、「甲南そば」は今も健在。
会社帰りに、よく買ったケーキ屋さんの名前が思い出せない。
場所は、甲南そばの近くだった。ラブ?そんなベタな名前だったかな・・・。
誰か知りませんか?

松戸から引っ越して来てからも、随分年月が経ってしまった。
岡本、本山も変わったなぁ。
最近では、チェーンの薬局や塾ばかりでつまらないなぁ・・・。

ねこ吉が新たにできた雑貨店やカフェに気づいてないだけかも。

これから、ちょっと新規開拓してみようかな。



いつものお地蔵さんに、今日もお参り。

入り口の海棠桜ももう終わり。

誰かが手水鉢に一杯入れていた。花手水だね。

海棠桜、最後のご奉公?綺麗だね。




桜、さくら、サクラ・・・。

2022-04-06 16:51:38 | 日常のこと


近場の桜でお花見。買い物に行く途中です。
ハラハラ散って、少し緑の葉が見え始めています。



青空に映えて綺麗です。
開花の後、気温が下がったので、今年は桜が長く楽しめたそうです。



毎年、お花見のために何処かに出かけるという事が無いねこ吉だけど、今年は、たぬ吉の入院、手術とあわただしい日々を過ごしていたので、桜どころではなかった。



来年こそ、落ち着いてお花見に行きたいな・・・。



お地蔵様の入り口にある海棠桜。



公園の向かいのマンションの枝垂れ桜。



これはアーモンドの花です。


2020年3月21日のブログ→「アーモンドの花だって!

友達としたLINEを抜粋。


友人たちにアーモンドの花の写真を添付して「アーモンド祭りに行きたかった。」とLINEした。

「来年行かない?」と友人から返事。

「生きてたら行く!」とねこ吉が返事

「ゲ!」と友人が返事。

縁起でもない事をゴメンナサイ。
行きたい、生きたい、絶対行くよ!」

2年経ったけど、コロナは収まらず。
アーモンド祭は今年も中止。

「生きてたら行く!」なんて言ったから、来年こそ、アーモンド祭に行きたいわ。


暇人シリーズ(椅子の塗料剥がし編)

2022-04-05 18:45:55 | ホームソーイング 手芸


ハボタンの花が咲きだした。
蝶々が飛び回ると怖いので、そろそろお別れです。



さて、ハボタンの隣のマダラの椅子は・・・。

松戸時代に赤い椅子を2脚もらった。
形は気に入ったけど、赤という事が気に入らなかった。

神戸に引っ越してくるとき、とりあえず持ってきた。29年前かな・・・。

娘と相談の上、白いペンキを塗ることにした。
素人が塗ったので、ぼってりして綺麗じゃない。
その上、下の赤色が影響して、あちらこちらに赤が見える。



娘が紙やすりで削った。
ここまで削って飽きてしまった。
ねこ吉も、「こんなことをやっている暇があるなら勉強をしろ!」と叱った覚えがある。

そのまま幾星霜。
一脚は娘の部屋の机の前。

もう一脚がベランダに出したままだった。
最近、ベランダから持って入り、ねこ吉のパソコンの前に置いた。

あちこち剥げて赤色が見え、汚れてジロになっている。(我が家ではシロが汚れると濁点をつけてジロと呼ぶ。)

お正月に娘が帰って来た時、自分が紙やすりで塗料を剥がした跡を見て笑ってた。

「この椅子、形は凄く可愛いんだけどねえ・・・。」

そういうのを聞いて、この後をねこ吉が引き継いで剥がしてみようか?とふと思った。

そう思いながらも、作業をベランダでしなければいけないので真冬の寒風吹きすさぶ中ではできない。
その上、たぬ吉の事、愚弟の事で怒涛の日々を過ごしていたので心にも余裕がない。

たぬ吉の入院中、ネットで塗料の剥がし方を検索して、ホームセンターに探しに行った。
係りの人に、何が必要かを聞き、剥離剤を探してもらう。
缶入り3000円ぐらいのを薦められる。

「失敗する可能性が高いので、もっと安いものが欲しいです。」といい、1050円ぐらいのものを買う。
刷毛と紙やすり、プラスチックのヘラもいるって。

「100均で間に合う物は100均で買います。」と言った。
1枚50円の紙やすりを2枚買った。
何故かというと、どのくらいのキメの細かさを買っていいか判らなかったから。

刷毛とヘラは100均でかった。

ベランダに新聞紙を敷き、ゴーグル、ネッカチーフ、エプロン、手袋で完全武装。

剥離剤はシンナー臭いし、思ったほど剥がれないし、ベタベタあちらこちらについて困ったことに・・・。

剥がそうなんて思ったことを後悔し・・・。





これは昨日の椅子の様子
とりあえず、上から塗ったシロは剝がれた。
もともと塗ってあった赤は、なかなか手ごわい。
剥離剤を拭きとった後、紙やすりでガシガシこする。
木目が見えてくるけど、先は遠い。

手は真っ赤、ベランダの床も赤っぽい。

剥離剤と紙やすり併用で、ここまで剥がれた。

もう剥離剤はほとんどない。2本目は買わないことにした。
紙やすりでこすることにした。

昨日の夕方、夢中になってこすっていてゴーグルをしていなかったことに気づいた。

夜、右目が痛くなった。粉塵が入ったのかもしれない。

ここまで剥がしたのだから、何とかやり切りたい。
全部木目の椅子になる日は近いようで遠いかも・・・。

こんな事をしているねこ吉は究極の暇人です。
腹立たしい日々はまだまだ続く。
何か無心になれるものが必要なんです。

さよなら、動物のお医者さん

2022-04-03 19:38:45 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書


メルカリに出していた「動物のお医者さん」が今朝売れた。
早速、包装してコンビニから発送した。

何処のどなたが買って下さったか判らないけど、どうぞ可愛がってやってください。
「楽しいマンガです。」と商品説明欄にコメントを入れていた通り、ねこ吉、いや、家族で楽しんだ。



H大獣医学部に通う西根公輝、通称「ハム輝」と飼い犬のシベリアンハスキー犬チョビのお話。
あれだけ街で見かけたシベリアンハスキー犬を、最近は全く見かけません。どうしたんでしょうね。
「いつも顔が苦悩しているね。」と我が家では言ってたっけ。


西根家には、最強の祖母と、最強のニワトリ「ヒヨちゃん」と、大阪弁の猫「ミケ」がいる。

ハム輝の親友、二階堂は大のネズミ嫌い。よくまあそれで、獣医学部にいるなぁ。

体温が異常に低い院生、菱沼聖子。(我が家では体温が35度台になると「菱沼聖子状態」と言っていた。)

何でも破壊する漆原教授。etc...

皆一風変わった人たちや、動物たちがたくさん出てきた。

ねこ吉は、大阪弁の猫ミケがお気に入りだった。

子どもたちは、傍若無人な漆原教授が好きだった。



ねこ吉も、子どもたちもこのマンガで、色々な動物の習性を学んだ。

「カラスには気をつけろ!」

家族の合言葉になった。

カラスがどれだけ頭がいいか、そして、人間に仕返しをするかを知った。


それから、漆原教授の汁粉爆弾。

教授は、汁粉の缶詰が好きで、研究室のストーブで缶詰を温めたまま忘れてしまい、缶詰が温まり過ぎて爆発。
ここは、何度読んでも笑えた。



この表紙のマンガを買ったときの話。

確か、娘が中2、息子が小4だったと思う。

義母と子どもたちとねこ吉4人で、お盆の頃、豊中のお寺にお墓参りに行った。
当時、お寺に来た子供が退屈しないように、無料の金魚すくいや、スーパーボールすくいなどの屋台が出ていた。

釣った金魚をビニール袋に入れてもらって帰った。

その日は「動物のお医者さん」のマンガの発売日だった。
待ちきれない子供たちに、帰り道の本屋で買ってやった。
いつもふてぶてしいミケのいたいけな幼少の頃の表紙絵。

義母が、「昼ご飯を食べよう。」と言ったのでうどん屋に入った。

子どもたちは、喧嘩をしながらマンガを取り合って読んでいた。

金魚を入れたビニール袋をうどん屋の椅子の背に引っ掛けた。

阪急電車に乗ってから、金魚を忘れたことに気づいたけど、誰も残念とも思わなかった。

水槽に入れて飼っても、世話をするのはねこ吉。
どうせすぐ死なせてしまうし・・・。

うどん屋さんは、あの金魚をどうしただろう・・・。

そんなことも思い出したわ。

長い間楽しませてくれて有難う。さよなら、「動物のお医者さん」




兄弟愛?

2022-04-01 21:56:56 | 日常のこと


今日はたぬ吉の退院の日。突然決まった退院で、9時にナースステーション前で待ってると言われた。

風はきついけど、晴天で・・・。

ケヤキが新芽を出している。
この場所だけに固まって。

病院の最寄り駅のバス停で降りて北上する。

約10日目に見るたぬ吉は少しやせていた。

今回の前立腺がんの入院では、コロナで面会は禁止。しかし、病室でWi-Fiが繋がるので、たぬ吉はiPadを持って入院した。
家族4人のグループLINEを娘が作ってくれたので、皆がたぬ吉の状態を同時に共有した。
便利な時代になったものだ。



たぬ吉は、2011年6月、同じ病院で胆石の腹腔鏡手術を受けている。

→「たぬ吉胆石手術顛末記(その1)」
 「
たぬ吉胆石手術顛末記(その2)
 「たぬ吉胆石手術顛末記(その3)


その時のことはブログに書いている。

そして、2016年10月に同じ病院で受けた胃カメラで胃がんが見つかった。
11月16日開腹手術。
ねこ吉は、定期を買って毎日病院に通った。コロナも流行していなかったし。

さて、ねこ吉は、たぬ吉の胆石手術のブログは書いたが、胃がんのブログは書かなかった。いや、書けなかった。
がんということを書くのが嫌だった。

軽い気持ちで撮った胃カメラだったのに、部屋から出てきて、「俺、胃がんだって!」と言った。

ねこ吉もまさかと思っていたから言葉を失った。
どうしよう・・・。と思っていると、次にたぬ吉の口から出た言葉は、

「お袋と弟には、絶対言うなよ。」とだった。

途方に暮れているねこ吉に、言う言葉がそれなの!

無性に腹が立った。

高齢の義母を心配させたくないというのは判らないでもない。
どうして愚弟にまで黙っているの?

確かに愚弟は、異常に心配はするが何の役にも立たないけど。

胆石手術の入院期間中に義母の検診があって、たぬ吉、ねこ吉が連れていけないので、愚弟に「義母を病院に連れて行って欲しい。」と頼んだ。

無事手術は終えたので、「義母には内緒にしておいてほしい。」とも頼んだ。

それからが大騒動。
愚弟は、義母には言う、親類にも言いまわった。

そして、親類までが見舞いに押しかけて来た。

「内緒にしておいてといったのに、どうして喋ったの!」と怒ったねこ吉に、
愚弟は、「心配で心配で黙ってないいられない。」と言った。
もちろん義母を検診には連れて行ってくれなかった。

何の役にも立たず騒ぎを起こしただけ。

そのこともあって「言うな!」と言ったのかもしれない。

たぬ吉が胃がん入院中にあった義母の検診は、ねこ吉が一人で連れて行った。
何かを察しているのか、「たぬ吉はどうした?」としきりに聞かれ、嘘が下手なねこ吉は苦労した。
愚弟はもちろんのこと、代わりに病院に連れて行ってはくれない。

2017年、年が明けて義母が肺炎で入院、その時も異常に心配して何もしてくれないので術後のたぬ吉と本当に苦労した。
義母が亡くなり、その後のことは書きだしたらきりがないので省略するが、ねこ吉は散々な目に遭った。

本当にクソの役にも立たない奴なんだ。



独居老人になった愚弟の様子を、たぬ吉は毎月義母の命日に見に行っていた。

そして、今年の1月に「フラフラする。」という電話は夜明けにかかってきた。
以来、たぬ吉は病院に連れて行き、検査に付き添ってきた。

自分にがんが見つかって大変な時にも、グチャグチャになった実家に行って愚弟の物を取って来てやりたいと言った。
「あんな汚い家に行って何かに感染したら手術が受けられなくなる。」
もし、行くなら、ねこ吉は今後一切たぬ吉の面倒は見ないと言い切った。

そして、隣人と民生委員への挨拶が遅くなった。

今後、愚弟退院後どうするかを主治医を交えて話をしに行かなければならなくなった。

たぬ吉は、手術を待って家から出ないように言われていたので、ねこ吉が行くことになった。
ねこ吉が行けば、愚弟は当然「何故兄貴が来ないんだ。」思うだろう。

「たぬ吉は前立腺がんの手術をするから来られない。」と、ねこ吉は言うよというと、絶対にダメだという。

何故、そこまで愚弟を庇うの!
自分も手術で大変、家族も支えるのに一生懸命なのに、愚弟だけが散々迷惑をかけた挙句、何も知らされず守られるの!
理由を教えて!

ねこ吉は、ブチ切れた。怒髪天を衝いた日

理由は、「愚弟が心配のあまりどうなるか判らないから。」と言った。

ねこ吉が心配してないとでも思ってるの!

たぬ吉は、主治医にがんの手術をすることを伝え、話し合いには術後に行くから、愚弟には言わないでくれと頼んだ。

来週あたり、愚弟の入院している病院に行かなくてはならない。

本人は施設に入りたいと言っているらしい。
果たして入れる施設があるのか?
どうせすべて、こちらが手配するんだ。
介護認定を申請して、要支援2が来た。

手続きはねこ吉がしたんだよ。礼の一つも言ってくれ!
近所のババアには愛想をよくして、別の顔を持っていることにも驚いた。(ねこ吉も十分ババアだけどね。)

我が家が大変な思いをしているときに、愚弟は三食昼寝付き+リハビリ運動付きでぐんぐん快復。

嗚呼、腹が立つ!
愚弟と一緒に話し合いのとき、ねこ吉は憤死するやも知れぬ。

口汚く毒を吐くのは疲れます。