小麦、乳製品、砂糖、植物油を(ほぼ)断ってから一カ月が経過しました。
小麦製のパンは全く食べなくなったし、乳製品もほとんど取らなくなりました。
砂糖はいろんなモノに入っているのでちょっと食べてるし、植物油も既製品には混入しているので避けるのは難しい。
それでも、一カ月が経過して、すごく調子がよくなったかというとそうでもない。
相変わらず朝起きたときは体じゅうがミシミシして(リウマチなので)関節のこわばりもあります。砂糖を取らないからといって炎症が治まったわけでもない気がします。
でも、パンを食べなくても大丈夫、ということだけはわかった。
時々、チョコレートやシナモンロールが恋しくなるけど、我慢できない程でもなく、まあ、日常的には全く問題ない、ということもわかってきました。
元々グルメじゃないし、食にはあまり熱心じゃないので、粗食でも平気なタチなのです。
でも、あれ以来、ネットで記事を拾い読みしていると、真逆の説を唱える人たちもいて、
どっちが本当なんじゃい!
と思うことしばし。
四毒を断つことを提唱している〇〇氏についても、政治的にはどうなの、という疑問も多少あったり・・
そんな中で、Yahooニュースでこんな記事を見つけました。
「松重豊、太らない驚きの秘けつを告白 「孤独のグルメ」で10年食べ続けるも」
「孤独のグルメ」の主人公、井の頭五郎役で10年間出演し、食べ続けても全く太らない、という松重豊氏がNHKのインタビューに答えています。
「毎回、あれだけ食べてなぜ太らない?」という率直な質問に、松重は「意識ですよ」と即答。「意識すれば太らないんですよ。意思の力って意外と強いんです」と言い切った。
私たちはネット上に散乱する様々な情報に踊らされて、あれを食べるといい、これを食べると健康に悪い、などと思い込まされているけれど、実は自分の体を律することが何より重要だというわけです。
自分の体および健康を自分で律することができれば、何を食べても太らないし、病気にもならない(基本的には)ということのようです。
なるほどね。
そう簡単に行く話ではないとは思うけど、基本的にはそうなんだろうなあ、と思う。
なぜなら、自分の体は自分が一番よくわかっているはずだからです。
そして、体質は人それぞれ、千差万別なので、これがいいと言われても受け付けない人もいるし、健康に悪いと言われるものを食べ続けても平気な人もいるわけです。
なので、情報を鵜呑みにしないことが大事である、
という基本的なことを改めて認識したのですが、
でも、何かを断つ、という試みはなかなか面白い経験でした。
昔の人たちは、物事を成就するために「茶断ち」などをしていたわけで、つまりは欲望を断つことで、目標をしっかり認識し、それに向かって邁進する、ということなのでしょう。
要は、何を断つか、ではなく何のためにそれをするか、ということのようです。
ゴール設定が大事。
小麦を断つことで、免疫力を上げるというゴールを設定し、潜在意識に叩きこめば、免疫力は上がる・・はず。
どれくらい本気か、という事の方が、何を断つかより大事なのかもしれません。
そんなことを学んだ気がします。