ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

瞳の奥に(ネタバレ考察)

2021-02-25 11:16:41 | 映画

前回書いたドラマ「瞳の奥に」について改めて考察してみたいと思います。

ここからはネタバレ全開で行くので、未見の人は注意。面白いドラマなのでぜひ先入観なしで見てください。

   ~~~~~~~~~~~

これは複雑に入り組んだミステリーです。

誰がロブを殺したのか?

これが一番大きな謎です。

ストーリーは主に二人の女性の視点で語られます。

ルイーズとアデル。

ルイーズは7歳の息子を育てているシングルマザー。精神科クリニックの秘書をしています。

アデルはそのクリニックで働く精神科医デイビッドの妻。

ある日、ルイーズはバーで見知らぬ男と知り合い、意気投合してキスまでしてしまいますが、その男こそ新しくクリニックに赴任してきた精神科医デイビッドなのでした。

数日後、ルイーズは道端でばったりと彼の妻アデルとぶつかります。

アデルがどうしてもと誘うので、ルイーズは一緒にカフェに行き、それ以来、アデルとも付き合い始めます。

やがて、ルイーズはデイビッドと深い仲になり、アデルとも友人として付き合う、という奇妙な三角関係に発展していきます。

ルイーズは、アデルがデイビッドの妻と知りながらずるずると三角関係を続けてしまいます。

そして、ついに夫の不倫を知ったアデルの復讐劇が始まり・・

というのが、メインのストーリーライン。

所々にアデルの回想シーンが挟まれます。

そこに登場するのが、ロブ。

アデルとロブは若い頃、精神科の療養施設で過ごしたことがあり、親しい友人同士でした。その頃の回想シーンです。

アデルにはすでにデイビッドという婚約者がいて、近々結婚することになっていました。

ところが、ある日突然ロブが死にます。

ロブの死を巡って、アデルとデイビッドの仲は複雑な様相を呈し始めます。

だれがロブを殺したのか?

それがこのミステリーのメインテーマ。

翻って現在に戻り、アデルはどのようにして夫の不倫を知ったのか、相手がルイーズであるとなぜわかったのか?

これが現在時点での謎です。

5話目になってようやくその種明かしがされますが、それが「幽体離脱」。

アデルはロブと共に何度か幽体離脱の実験をしていたのでした。

アデルは時々幽体離脱をして夫の動向を監視していたというわけ。

次第にアデルの異常さが鮮明になってきます。

これってサイコサスペンスの醍醐味よね、アデルってそういう怖い女なのね、と視聴者に思わせます。

ところが、最終話(6話)の最後の最後になって、大きなどんでん返しがあります。

ここまでくる間、視聴者はすっかり騙されているので、にわかには信じられないのですね。

私も二度見して初めて、ああそうだったのか、と思いました。

二度見ると、最初は「図」だったものが、突然「地」に変わる瞬間を味わうことになります。

まさにルビンの壺の「図と地」の変換です(1月20日の記事参照)。

この物語、実はロブの視点で描かれていたのです。

これは、ルイーズとアデルの物語に見せかけたロブの物語なのです。

ここが非常にトリッキーなところで、巧妙に仕掛けられた罠に最後の最後でようやく気づく仕掛けになってはいるのですが、ずっとアデルがサイコパスだと思い込んでいた視聴者はなかなか納得できません。

でも二度見すると、回想シーンがすべてロブの視点で語られていることがよくわかります。

最後のどんでん返しというのはこう。

アデルとロブは何度か幽体離脱を試した後で、体を入れ替わってみようということで、互いの体を入れ替わります。

つまり、ロブの魂(幽体)がアデルの体に入り、アデルの魂はロブの体に入る。互いの体を交換する。

そして、入れ替わった直後に、アデルになったロブはロブ自身の体にヘロイン注射をしてロブ(になったアデル)を殺します。

そして、ロブの体を井戸に放り込み、アデルになりすまします。

なぜなら、ロブはゲイでデイビッドに一目ぼれしたから。デイビッドがどうしても欲しいと思ったから。

アデルとデイビッドが結婚したのはこの後のこと。

つまり、デイビッドが結婚したアデルは実はロブであり、ルイーズとデイビッドの不倫を(幽体離脱を使って)突きとめたのもアデルになりすましたロブ。そして最終的にロブはアデルの体も捨てて、ルイーズの体に入り込み、再びデイビッドと結婚した・・。

つまり、すべてはロブの物語だったのです。

主人公はロブだった!

ロブを殺したのはロブ自身だった!

アデルとルイーズとデイビッドの三角関係不倫ドラマに見せかけて、実はジャンキーで底辺の暮らしから何とかして抜け出し、のし上がろうとしたロブの物語だったのだ、と最後の最後で種明かしをするわけです。

さらにそれは、テーマ自体のどんでん返しでもあるわけです。

金持ちエリート夫婦の不倫ドラマと見せかけて、実は社会の底辺で苦しんできたジャンキーの物語であったのだと。

まさに「図と地」の変換ね。

なんて見事なトリックだろう。

この先の展開は大体予想がつきますね。

ルイーズの息子アダムはママが本当のママではないと気づいているし、ルイーズの元夫も何か変だと気づいています。

鈍感なデイビッドもやがてルイーズが変わったことに気づき、二人は末永く幸せに暮らしましたとさ、とはならない。

かわいそうなデイビッド。

彼は医者なので幽体離脱なんて信じない。なので、いつまでたってもなぜアデルが変わったのか、なぜルイーズが変わったのか、理解できない。

イケメンでカッコいいエリート精神科医のかわいそうな末路・・。

ちょっといい気味、ね。

そもそも、結婚生活というのは変質するもの、いずれ何らかの要因(浮気・DV・性格の不一致、無関心その他諸々)によってかき乱されるもの、という教訓も読み取れますね。

結婚を長続きさせたかったら、相手をきちんと理解する必要があること、そして、もしも相手がサイコパスと判明したならとっとと逃げ出すこと。逃げ出せなくなる前にとっとと。

このミステリーでは、体を入れ替わるのに幽体離脱を持ち出したところが斬新ですね。

ああ、幽体離脱が可能なら、私も若くてぴちぴちした美人の体に乗り移って、もう一度青春を謳歌したいものだとつくづく思いますわん。

乗っ取られた方はひどく恨むだろうけどね。知ったこっちゃない。

 

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瞳の奥に

2021-02-21 13:15:05 | 映画

Netflixでまたまたすごいドラマを見つけちゃったので書いておきます。

「瞳の奥に」(Netflixオリジナル 2021)

全6話のミニシリーズですが、これがめっちゃ面白い。

見始めたらやめられなくなって一日で見てしまいました。

原作は、サラ・ピンバラというミステリー作家(英)による同名のミステリー。

最初は不倫のラブロマンスものかしらと思って見始めたのだけど、どんどんダークな方向に向かっていって、

最後はもう驚愕の展開になり、意外などんでん返しもあって、

おおっ、そう来たかぁ、という感じね。

サイコミステリーなのでネタバレは避けたいと思いますが、

まあ、よくよく考えてみれば特段新しい手法でもなく、古今東西のこのジャンルの基本形を踏まえてはいるのですが、その理由付けが斬新。

なるほど。やっぱり時代は確実に移ってきているよね。

類似作品としては「ゴーン・ガール」が近いかな。もっとひねりが効いていますが。

でも、最終話のどんでん返しはどうなの? 

と私的にはちょっと納得できないのだけど、残念ながらネタバレなしでは書けないので、いずれ時間がたってから考察したいと思います。

まあ、いずれにせよ、一気見必至の面白いドラマなので、時間のある人にお勧めです。

やっぱりサイコサスペンスって最高よね。

脳みそ刺激されまくります。

(って、何言ってんだかよくわかんないよね)

 

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NLP(4)タバコの煙とリフレーミング

2021-02-18 12:14:11 | NLP

日差しがずいぶん明るくなって、春はすぐそこ、という感じですね。

我家では、最近、またタバコの煙が酷くなってきて、空気清浄機3台フル稼働しても追い付かない日があります。毎日じゃないけど。

複数人が同時に喫煙しているらしく、そうなるといくら強力な空気清浄機を稼働しても、あとからあとからタバコの煙が押し寄せてくるので追い付かない。

(殺意に近いものが・・)

そこで、物騒なことになる前に、NLPで対処できないだろうかと考えてみました。

NLPの手法の一つに「リフレーミング」というのがあります。

現実に額縁(フレーム)を付けて、そのフレームを少し変えてみる。

つまり、視点を変える、ということです。

普段、私たちもよく使っていますが、これを整理して使いやすいようにしたのがNLP。

日常生活の中で起きる様々な問題に対処するのに超便利な方法です。

たとえば、

① ものの見方は一つではない。

② どんな状況にもプラスの意味がある。

③ 選択肢は複数ある。

これらをさらに細かく分類したものが下記の項目です。

リフレーミング,リフレーム入門,意味と手法18選を詳しく解説,公認心理師監修

リフレーミングは家族療法という心理療法から生まれた手法です。現在では様々な心理療法で応用されています。今回はリフレーム力を高める18個の手法...

youtube#video

 

(公認心理士川島達史さんのYouTube動画から)

①枠組み再構築 ②外在化 ③パラドクス ④証拠は? ⑤例外は? ⑥確率計算

⑦陽キャラならどう考える? ⑧少なくとも〇〇はまだある。 ⑨最悪よりマシ

⑩昔よりマシ ⑪ポジ変換 ⑫プラス性格 ⑬経験値アップ ⑭共感力アップ 

⑮ビジネスの種 ⑯ドラマチック変換 ⑰ユーモア ⑱達観

詳しくは動画を見ていただきたいのですが、

我家の場合、①枠組み再構築 を使うと、

そもそも喫煙問題というのは、喫煙者の問題というより喫煙大国日本の問題。先進国中で非常に遅れている。たばこ税を引き上げるなど対策をしてほしいがJTが政治献金をしているうちは無理。

②を使うと、ああ、また隣家のモクモクお化けがやってきた・・と擬人化。

③だと、近所の愛煙家を訪ねて回り「もっともっとタバコを吸いましょう」と奨励することで相手を拍子抜けさせて逆にタバコを減らさせる・・ただしこれは逆効果であることが多く難しい。

④ 近所のタバコの煙って本当なの、私の妄想じゃないの、証拠はあるの?(あるよ)

⑤ たまに煙が流れてくるけど24時間ずっとじゃない。一日のうちの数時間くらい我慢できない?

⑥ そもそも日本人の喫煙率ってどれくらいなの?

 「諸外国に比べ日本の禁煙対策は世界でも最低レベルで「前世紀並み」と評価されています。ネパールのような低所得国でも屋内完全禁煙法が施行されており、これに比べ日本は大きく遅れています。」
(「日本の喫煙率、世界と比較、男女年代別の喫煙率や推移、禁煙対策や受動喫煙規制」のサイトより引用)

⑦ 明石家さんまなら「死ぬこと以外かすり傷」、高田純次なら「テキトーでいいんじゃない」って言うだろうなあ。

⑧ 少なくとも住む家はある、公営住宅なので追い出される心配はない、雨露しのげる場所があるだけでも幸運・・

⑨ 火事で焼け出されるとか、地震で建物が倒壊するとか、犯罪に巻き込まれるとか、殺されるとか・・よりはマシ。

⑩ 昔は古い木造の隙間風が入りこむやたら寒い家に住んでいた。それに、子どもの頃、父もヘビースモーカーで家の中に煙が充満していた・・あの頃よりはマシ。

⑪ たばこ税をいっぱい払ってくれているのね。感謝しなきゃ。
  他にやることないのでタバコふかしているのね、気の毒に。そのうち体壊すよ。
  あんな煙い場所で暮らすなんて、本人たちはもっと不快でしょうに。

⑫ キレやすい→本音で話してくれる。家の中で吸う→エレベーターの中やエントランスや廊下では吸わない。

⑬ これで近所の副流煙問題という経験値がアップした。タバコ問題にも詳しくなった。

⑭ 同じ悩みを抱えている人の気持ちがよくわかる。同じ悩みを持っている人と繋がれる。

⑮ これをネタにして小説が書けるかも・・

⑯ 人生を物語として捉えると、今後どういう展開を見せるだろうか・・

  たとえば、突然近所の人が引っ越していき、かわりに非喫煙者が入居して、すべては一気に解決、とか。

  あるいは私が宝くじに高額当選し、素敵なマンションを購入して引っ越す、とか。

⑰ 20年もたてば私もこの世からおさらばするので今生でのいい思い出になるかも。

⑱ すべては宇宙の法則に従っているので、宇宙にお任せするしかない。

  これも私自身が生まれる前にデザインした私の生涯のシナリオである、と達観する。

とまあ、以上ですねんけどね。

なんか書いてていじましい気がしてきた。

言い方変えても根本的な解決にはならないし、一時しのぎに過ぎないよね、と。

この中では、⑮のビジネスの種、ってのが一番いいかも。小説ネタにする。あるいは面白おかしく脚色する。

そして、お金を稼いで引越す、というのがおそらく唯一の解決策なんだろうなあ・・。

ちなみに、WHOによると、

「毎年世界中で700万人が喫煙によって死亡しています。このうち600万人以上が喫煙者、89万人は受動喫煙によって死に至った人々です。このままでは2030年には毎年800万人がタバコによって死亡すると予測されています。

喫煙によって、医療費は高騰、労働生産性も低下するため、経済的にも損害をもたらします。タバコ栽培には大量の殺虫剤と化学肥料が投入されるため水質源も汚染され、タバコ生産工場から排出される廃棄物は毎年200万トンに上ります。

WHOによると、紙巻タバコ1箱の税金を1米ドル増やすことによって、開発や成長に使える資金が1900億米ドル生まれます。タバコ増税によりたばこ消費を減らすと同時に、政府の歳入を増やすことができ国の開発や成長に使える資金を確保できます。

喫煙の害は喫煙者だけにとどまりません。タバコから出る副流煙にさらされることで、冠動脈疾患、脳卒中、肺がん、乳幼児突然死症候群、急性呼吸器感染症、ぜんそく、呼吸器疾患、機能低下などを原因とする疾患につながります。受動喫煙の害は子どもには特に有害で、受動喫煙による死亡者の28%が子供です。WHOでは2005年にFCTC「たばこ規制の枠組み条約」を導入し、世界人口の90%をカバーする181か国が参加しています。」

タバコの煙、皆さんはどう思いますか?

ちなみに、バシャールによると最高のマントラは

「So what?( だから何?)」だそうです。

何があっても、それを通してあなたは強くなれるのだから。

もしかすると、家に籠っていないで外に出かけよう、というサインなのかも・・。

 

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鬼滅の刃(原作)

2021-02-11 11:58:38 | 

「鬼滅の刃」原作マンガを娘から借りて、ついに最終巻まで読了しました。

いやあ、面白かった。けど、ちと疲れた。

最後はもうすさまじい戦いの連続でね、女性作家がよくぞここまで激しいアクションシーンを描いたものだと感心しました。

特に16巻以降は鬼と柱の壮絶な戦いのオンパレードでね、

鬼たちのそれぞれ悲惨な過去も明かされます。

あの煉獄杏寿郎を倒した猗窩座(あかざ)でさえ、実は語るも涙のストーリーが・・

とこれ以上は、ネタバレになるので・・

鬼無辻無惨は柱たちによって倒されますが柱たちもかなりのダメージを負う。生き残った者は少数・・

あの若者たち、よくぞここまで戦った。日本の今があるのは君たちのおかげだ、

と感動し、同時に、ふう、読み終えたぜ、という満足感とかなりの疲労感も。

いやあ、すごい物語です。

私が何より面白いと思ったのは、

このストーリーが古今東西の物語に登場する悪の原型をなぞっているということ。

過酷な現実に耐えられず、ダークサイドに転落し悪の権化となる、というストーリーです。

「バットマン」のジョーカーしかり、「スターウォーズ」のダースベーダーしかり。

悪人は最初から悪人として生まれたわけではない。

そこには彼をダークサイドに転落させる様々な要因があります。

冷酷な人々、非情な社会構造、不運の数々。これでもかと痛めつけられた結果、彼はダークサイドに落ちていく・・

主人公の竈門炭治郎も家族を惨殺され、ダークサイドに落ちるに十分な悲惨な目にあいますが、彼は運がいい(というか運命付けられている)。富岡義勇と出会い、また様々な師匠たちや仲間たちと出会うことで、鬼を倒す側に回ります。

でも、物語の基底にあるのは、鬼も人間も元は一緒、という感覚。日本的な濃ゆい情念です。

一方の鬼の総元締め、ラスボスに当たる鬼無辻無惨は特に悲惨な生い立ちではないようです。

弱く生まれて医者の間違った処方により鬼化する。

以来千年以上生きているというから、ヴァンパイアとしての寿命も大変長い。

彼はきわめて強力な生まれながらのサイコパスです。生きることに強く固執し、自分さえ生き延びれば他者はどうなってもいいという究極のエゴイスト。

彼に鬼化された十二鬼月たちもサイコパス的ですが、かならずしも生まれながらのサイコパスではない。

鬼無辻無惨に最も近い位置にいるのが柱の総元締めである産屋敷輝哉(お館様)。
彼らは一対であるといってもいいでしょう。

鬼無辻無惨が強くなればなるほど産屋敷家の子孫は弱くなっていく。
と同時に鬼無辻無惨を倒したいという情念は強くなっていく。
まるで天秤棒の両端のように。

鬼無辻無惨はいってみれば、産屋敷輝哉のシャドー(影)でもあるわけですね。

互いに補完しあう関係、というのは古今東西の物語の中によく登場します。

「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムがフロドのシャドーであるように。

「ゲド戦記」でゲドが対峙したのが彼自身の影(シャドー)であるように。

自身の影(悪)との闘いというストーリーはとてもポピュラーです。

ユングの「元型論」によると、「人間には、当人が嫌って否定する悪が、無意識の中に存在する」そうです。これが「シャドー」(影)と名づけられた元型です(元型は他にもたくさんある)。

このように「鬼滅の刃」は物語の基本構造がしっかりしているので、これほどの人気を得たのだともいえるでしょう。

鬼たちの生い立ちとその鬼化への道のりは実に興味深く、また涙を誘うのですよ。

結局のところ、愛だの善だのというお花畑の世界より、人はこうした強烈な悪に惹かれるのかもしれません。
なぜなら、私たちの無意識の奥底にはそれが眠っているから。
いつ何時目覚めるかもしれない強烈なパワーを秘めた悪が・・

幸せな人生を送っていたら、あるいは彼を助けてくれる人がいたら、ダークサイドに落ちることはなかったのに、そういう幸運にめぐりあうことがなかった不運な主人公たち。

それはとりもなおさず私たち自身の姿でもあるのですね。

私は違うわ、と言う人はとても幸運です。

というわけで、映画「鬼滅の刃/無限列車編」を見て続きを見たいと思った人、ぜひ原作本に挑戦してみてください。

ただし、けっこうグロいので心臓が弱い人にはお勧めしません。

吾峠呼世晴氏は続編は書かないと断言しているようですが、この世に悪が存在する限り、鬼たちは暗躍し続けています。第二、第三の鬼無辻無惨が現れないという保証はどこにもありません(すでにいるかも)。

「鬼滅の刃/現代編」を是非描いてほしいと思っているのは私だけじゃないはず。

期待しています。

 

というわけで、久しぶりにブログアップしました。

週一くらいで書くのは悪くないかも、と思っています。

またね。

 

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春はすぐそこ・・

2021-02-03 10:49:39 | 日記

節分も過ぎて、今日は立春です。

日差しが明るくなり、春はすぐそこ、という感じですね。

2月はスケジュールが立て込んでいて、なかなかブログを書く暇がないかもしれません。

確定申告の季節だし(毎年、この時期は憂鬱)、積み上げた本の山もあるし、

英語の勉強もしなくちゃいけないし、

エッセイの会の原稿も書かなくちゃいけないし、

もちろん、日本語レッスンもあるし、

日差しに誘われてどこかに行きたいし・・

とまあいろいろやりたいことやらなくちゃいけないことのオンパレードです。

この際、ブログをしばらく休む、というのもいい考えかもしれないと思っています。

アウトプットを少し中断して、インプットに専念しようかと。

でも、私のことだから、これは書いておかなくちゃ、って思ってまた書き始めると思うのだけどね。

というわけで、しばらくお休みします。

そうだ、NLPがまだ途中だった! これはいずれ書きます。

新しい年が皆さんにとって素敵な年になりますように(あらためて)お祈りしています。

元気でね。

 

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