前回、「100万回死んだ猫」という本を紹介しましたが、
その中で、近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」を、
「人生が片づくときめきの魔法」
と間違えて本を探しに来た人のことが書いてありました。
これって、考えてみると秀逸よね、と改めて思ったのです。
人生ってとかくゴタゴタしがち。その人生のゴタゴタを、
「ときめきの魔法」で片づけるって、素敵じゃない?
そして、人生っていつかは「片づく」ものです。
特に、シニアには切実な問題でもあります。
その解決方法が「ときめきの魔法」なのです!
最近、
以前私が講師をしていた児童文学サークルのメンバーさん(同世代)が、
長編を書きました。
読んでほしいというので読んでみたら、これがまあ、面白いじゃありませんか!
物語構成、人物描写ともに私よりずっと巧い。
すごい才能を持っていたのね、と改めて思いました。
そこで文学新人賞に応募しようと、今最後の調整に入っているところです。
彼女を見ていたら、何かね、
すっと、突き抜けた!
という感じがして、とてもさわやかな気分になりました。
70歳超えてもまだまだ頑張れる、という実例であり、
70歳超えで作家デビューだって十分可能なのだと思わせてくれます。
新人賞を受賞するかどうかはまだわかりませんが、商業出版して売れるレベルの作品です。
人生が片づくときめきの魔法
というのは、自分の好きなことをとことんやって、
年だの終活など考えもせずに、ただただ突き進んでいく、
後ろを振り返らず、前だけ見て、ひたすら突き進んでいく。
そうするうちに、あら不思議、
思いがけない方向に、人生は開けていく、
ということなのではないか、と思います。
彼女がそう教えてくれた気がします。
皆さんも、終活だの家の片づけだのはいったん置いておいて、
これまであきらめてきたこと、やりのこしたことを、
この際、とことんやってみてはいかがでしょうか?
人生の残り時間が少なくなった今だからこそ、
悔いのない終わり方をするために、
好きをとことんやってみる、
それこそが、
「人生が片づくときめきの魔法」
なのではないかと思います。
私らまだまだ頑張れるよ!
(気がついたら片づいた後だったりして・・にゃん)