2022年もいよいよ残り一日となりました。
今年は、何より外反母趾で一カ月入院したという異例の年であり、
しかもまだ完治しておらず、医師に再手術まで勧められ・・
こんな風にして少しずつ体が動かなくなり、年を取り、意欲が衰え、老婆になって死んでいくのか・・
と嫌な予兆を感じた年でした。
気持ちだけはまだ若いんだけどね、
時間が過ぎるのがどんどん速くなってきて、それが何より怖い。
さて、年末恒例の
今年見た映画を振り返ってみたのですが、大した収穫はなかったなあ。
映画自体あまり見てないし。
そうそう、先日、東宝シネマで友人と「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を見てきました。
何しろ3時間12分という長尺の映画なので、水分を極力取らず食事も控え、万全の体制で臨んたところ、一度もトイレに立つことなく、3時間12分をクリアできたので、我ながらよくやった、と褒めてあげたい気分でした。
「アバター」の前作も劇場で観てるのだけど、私にはイマイチでした。今回も同様。
ストーリー自体に驚きがなく、反戦映画という評判のようですが、
ジェームズ・キャメロン監督って、実は戦争大好きなんじゃないのって思った。
でも、3Dの立体映像で見る海の世界は素晴らしかった。
まるで本当に海の中を泳いでいるようで、CGもずいぶん進化したものだなあ。
何より、海に行きたいなあ~と思った。
今年はCG使いまくりの映画が流行しましたね。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
「スパイダーマン/ノーウェイホーム」
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」
マルチバースもやたら流行しました。
でも、感動したのはマルチバースやCGじゃなくて、やっぱり、
「スーパーノヴァ」や、ついに完結編を迎えた「ベター・コール・ソウル」でした。
年のせいか、ちょっとやそっとでは感動しなくなったのが寂しい。
で、結局古い映画など見て、そうよね、映画ってこうでなくちゃ、
なんて思ったりしています。
「ローマの休日」とか「慕情」とか、ヒッチコックの作品とか、古い映画がよい。
入院中に見た「セントラル・ステーション」もよかったなあ。
それにしても、今年の収穫はなんて少ないんだろう。
とはいえ、とにかく無事2022年を終えることができそうなことに(まだ1日あるが)感謝しましょう。
そして、
来年はもっとたくさん映画を見て、人と話して笑って、人生を楽しまなくちゃって思ってます。
皆さんもよいお年をお迎えくださいませ。
(にゃん)