ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

クーの病気(2)

2021-11-24 21:08:32 | 

黒猫のクーの膀胱炎は治ったものの、

その後の尿検査で尿路結石と言われ、あいかわらず病院通いをしています。

10日に一度、クーのオシッコを病院に持っていき検査してもらっています。

先日、ようやく結石の数が減ってきたとのことで、やれやれと胸をなでおろしました。

本人はいたって元気なのだけどね。

尿路結石を溶かすために食事療法をしていて、それがイマイチ美味しくないらしく、

食事の時間になると、とにかくニャーニャーうるさい。

「ないてもあげないよ」

ときっぱり。心を鬼にして頑張っています。

おかげで結石は減ってきたのだけどね、

何しろ動物病院に行くたびに4~5千円かかかるので、たまったもんじゃない。

そこで、ペット保険に入ろうとネットで探したのですが、

保険には免責事項というのがあって、

既往症には保険が適用されないというのですよ。

つまり、クーの場合、泌尿器系の病気には保険がおりない。

でも、猫の病気で一番多いのが泌尿器系で、歳を取ると必ずといっていいほど腎臓病になります。

それが保険適用されないとなると・・こりゃ大変だ。

獣医さんに聞いたら、免責のない保険もあるはずと言われたので、今探しているところです。

いやはや、クーのおかげで我家は破産するかも・・

昔は猫を飼うってこんなんじゃなかったよね、と昔のことをいっても始まらない。

ここはもう、毎日納豆ご飯で我慢するか、という感じね。

こんなはずじゃなかった、というのがないといえば嘘になる。

なので、これから猫を飼おうとしている人は、ネット等で情報収集してから飼うことをお勧めします。

だって、どんな猫がやってくるかわからないのだもの。

でもね、結局のところ、その人に合った猫がやってくるのだと思います。

どんな猫でも、これは出会いであり運名なのだ、と思うのです。

どんな男でも、これは出会いであり運命なのだ、

とは言えないところが人間と猫の大きな違いね。

そう考えると、クーはかけがえのない我家の宝なのだなあとますます愛おしくなります。

いやあ、毎日いろいろあって楽しいよお~

猫飼うと、他には何もいらなくなる、というのは本当ね。

猫ボケの日々を送っている半ボケ婆さんといったところかな。

★免責事項のない、あまり高額じゃないペット保険を知っている方、ぜひ教えてください。

(冒頭の写真はうちに来るまえのクー。8月頃の写真です。うちに来て大きくなった気がする。ということは2歳じゃなかったのかも・・)

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クーの病気

2021-10-27 13:44:44 | 

我家にクーがやってきてから2か月がたちました。

最近では、朝は早くに起こしにくるし、夜は足元にスリスリしてくるようになり、一日に一度は抱っこ(ちょっと無理やりだけど)するようにもなってきて、どんどん家猫らしくなってきていたのですが、

一昨日のこと、

朝から落ち着きがなく、頻繁にトイレに行くようになりました。

土曜日に息子が帰ってきて一晩泊まり日曜日の午後自宅のアパートに戻っていったのですが、

クーは男の人に慣れていないので、その間ずっと私のベッド下に隠れたまま翌朝まで出てきませんでした。

おまけにこの日は寒かった。

その月曜の朝のことです。トイレに頻繁に行くようになったのは。

月曜日、私は仕事があって時間が取れなかった。

火曜日も出かける用事があり、帰宅したのは夕方。

娘にメールしたら、

「膀胱炎かもしれないからすぐに動物病院に連れていったほうがいい」という返事が。

そこで、クーを保護して私に譲ってくれたMさんに連絡し、夜になって車で駆けつけてもらい、

近所の動物病院に駆け込みました。

何しろ、初めてのこと。

私一人だったら、どうやって捕まえてリュックに入れて(ペット用のリュックは買っておいた)、歩いて(あるいはタクシーで?)病院まで連れていったらいいかわからない。

動物病院ていくらかかるのか、いくら用意すればいいのかもわからない。

わからないことだらけで、おろおろするばかりでした。

これじゃ、猫の飼い主失格よね。

Mさんが来てくれて、手早く洗濯用ネットにクーを入れて、洗濯用ネットごとキャリーバッグに入れて、車で病院に駆け込みました。

しかも、近所の動物病院の先生がとてもいい先生で、値段も良心的で助かりました。

膀胱炎とのことで、注射を一本して初診料込みで5200円ほど。

ちなみに病院にいる間、クーは無抵抗で押し黙ってただただ我慢している様子でした。

「借りてきた猫やってるね」とMさん。

怖い思いをすると、クーは「借りてきた猫」になります。

そして、家に帰ってから、爪とぎの段ボール片を散らかし、猫砂を散らかし、ストレス発散します。でも、そういうのを見ると、元気なのねえ、とひと安心。

というわけで、無事病院にも行き、注射もすませ、トイレの回数も今日になって減ってきたので、

やれやれ、

という感じです。

今はベッド下ですやすやお休み中。

いやあ、ペットを飼うのってけっこう大変ですわ。

これからもいろいろあるんだろうなあ・・

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空間ができるとモノが入り込む。

2021-10-10 13:29:07 | 

夏前に、家の片づけに専念してかなりモノを減らしたわけですが、

大量にモノを捨てて出来た空間には、以前と同程度のモノが入りこみ空間を占領する、

という不思議な現象が今我家では起きています。

というか、自分で招き入れたのですがね。

猫が、空間を占領しているわけです。

粗大ゴミで捨てたちゃぶ台や一人用ソファー、本が詰まった段ボール箱の代わりに、猫グッズや猫用トイレ、猫用ベッド等が入り込み、せっかくできた空間を再びモノで埋め尽くしています。

猫と暮らすってこういうことだったよね、と改めて(40年ぶりくらいに)思い出しています。

我家にやってきた黒猫のクー(メス、推定2歳)は、野良猫だったのを保護猫ボランティアのMさんが保護して、避妊手術や予防注射などを施した上で私に譲ってくれました。

何しろ2年間も路上で暮らしてきた野良猫なので、警戒心がやたら強く、なかなか慣れてくれません。

少しでも近づくとシャーッ!!と威嚇され、ちゅーるで誘っても手を伸ばして触れようとすると連続シャーッ!で威嚇される。

そういう日々がひと月あまり続きました。

ケージを取り払い(最初はケージを借りてそこが彼女の隠れ場所だったのですが)今は私のベッド下がクーの隠れ場所。昼間はそこに隠れたままほとんど出てこない。

夜になると、居間や南側の六畳間で一人運動会をしています。

それでも徐々に慣れてきて、最近では私なら触らせてくれるし、なでると喉をゴロゴロ慣らします。

猫はこうじゃなくちゃ、とようやく猫を飼っている気分になったところ。

かわいいよぉ。

なので存分に甘えさせています。

なでてなでて「クーちゃんかわいいねえ、美人だねえ、いい子だねえ」と美辞麗句を連発し、

「ほんとに美人だねえ。クーちゃんほど素敵な猫は世界中に一匹もいないよ。私の大事なクーちゃん、大事で大事でかわいいクーちゃん・・」

と、いまだかつて私が言われたことのない褒め言葉を並べてクーを褒めたたえています。

それでも、ちょっとでも物音がしたり、私が不意に立ち上がったりすると、びくっと驚いて、サーッと逃げ出しベッド下に隠れてしまいます。

なので、まだ私以外の人の前には出てこない。

というわけで、しばらく時間がかかりそうですが、必ずや、人間は怖いものではない、この家の人たちは皆優しくて親切でちゅーるもくれるしいい人たちなのだ、とクーの信頼を得る日がくることを信じて、日々猫と接しております。

黒猫なので逃げ出して隠れてしまうと、どこにいるかわからないのですよ。

一度洗濯機の裏に隠れてしまい、家じゅうを探しまわったこともありました。

朝起きると、ケージの中に爪とぎの段ボール片やらトイレの砂やらが散乱し、酷い状態になっていたこともありました。たぶん自分が置かれた状況がよくわからず不安だったのでしょう。

最近では押入れの戸を開けることも覚えたし、私がお風呂に入っていると、風呂場の入口の引き戸を開けて覗いているようで(覗き魔か?)、風呂から上がると必ず引き戸が10㎝ほど開いています。

人間に興味があることは確かで、ちょっとでも違う動きをすると、目をまん丸にしてびっくり顔をして、場合によってはどこに逃げようかとしっぽを丸めてあたりをキョトキョト見まわしたりします。猫はこういう具合に反応するのね、とよくわかり、非常に興味深く面白いです。

まだまだ家猫として慣れているとは言い難いですが、やがて慣れてそこら辺でゴロゴロするようになると思います。

生き物を飼うということは、私自身(潜在意識を含めて)の延長が目に見える形でそこにいる、ということなので、それも面白いなあと思っています。

世界は私自身の反映である、とバシャールが言うことが真実なら、猫もまた私自身の反映であるわけなので、これはもう心してかからねば、と思っています。

おいらも忘れないでね。

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