ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

6月も終わり、今年も半年が過ぎ・・

2023-06-30 09:57:53 | 自然

さて、今日は6月30日。今年も半年が過ぎたわけです。

振り返ってみると、私自身の目が周囲の人間たちから自然へと移っていったのを感じます。

まずは、はやぶさ2が持ち帰ったりゅうぐうの石を見て、宇宙に想いを馳せ、

「宇宙兄弟」で宇宙飛行士たちのことを知り、

公園で鳥や虫たちと出会い、

自然の中にいることの心地よさを感じ始めた。

身近なところに宇宙はある。

人間社会もあいかわらず面白いのだけど、

視点を少し変えてみると、これまで気づかなかったいろんなものが見えてくることに気づいた、という感じかな。ようやく。

その時々で見えてくる景色って全然違ってくるのだなあ。

家の片付けも少しずつ進んではいるのだけど、暑いので動きが遅くなってきました。

さて、今日も朝から蒸し暑い天気。

公園のカイツブリもカモたちも元気でしたが、雨が降ってきたので早めに帰ってきた。

梅雨空はいつまで続くのだろうか。

7月には星空観測に行きたいと思っています。

まずは明日(7月1日)三鷹天文台のプラネタリウムに行ってきます。

8月には友人とJAXAに行く予定です。今からすごく楽しみ!

冒頭の写真はアメリカを旅行してきた友人のお土産です。

宇宙食。フリーズドライのアイスクリームだって。

宇宙飛行士になった気分!

 

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台風19号 続き

2019-10-15 13:11:33 | 自然

台風19号の被害はさらに広がって、現在死者66人、47河川66か所で決壊、という大災害になっているようです。

先日は台風に呼びかけよう、なんて軽く言ってしまい、被災された方々には申し訳ありませんでした。

それにしても、日本は本当に災害の多い国だなあと改めて思いました。
かくいう私も、子どもの頃、伊勢湾台風に遭遇し、近所を流れていた川が氾濫して、自宅が床上浸水しました。

家族は山の中腹にあるお寺に避難して無事でしたが、自宅に戻ってみると、家の前に広がっていた田んぼが、石と岩だらけの広い川原に変貌していてびっくりしました。後片付けに追われていた大人たちの様子も記憶しています。
登校する道すがら、川の土手が大きくえぐれて、そこにあったはずの家々が跡形もなく消えているのも見ました。つくづく自然というのは恐ろしいものだと子どもながらに思ったものです。

数十年に一度、という災害が最近は毎年起きるようになっていますね。

「稀に見る」「数十年(又は数百年)に一度の」「想像を絶する」というような修飾語は、もはや自然災害には適用できないのではないかと思います。なぜなら、災害というのは、被災者にとっては常に「稀にみる」もので「想像を絶する」ものだからです。

逆にいえば、これまでの平穏無事な日常こそが「稀に見る」ものだったのかもしれません。

だとしたら、少なくともその恩恵を受けてきた私たちは、ものすごく幸運だったと感謝しなくちゃいけないのではないか、そんな風にも思えてきます。

大病をして初めて命の尊さを知った、あるいは大きな事故に巻き込まれて初めて、ありふれた日常の大切さを知った、などとよく言われますが、災害というのも同じく、巻き込まれて初めて平穏無事な日常がいかに大切なものだったかに気付くのかもしれません。

もちろん、そうなる前にハザードマップを見たり準備をしたりして、災害に備える、あるいは災害に遭わないようにする、ということも大事ですが、同時に、なぜ今なのか、なぜここなのか、なぜ私なのか・・というようなことも少し考えてみるといいかもしれませんね。

もちろん、答えなんてないけど、人それぞれに思うところがあるかもしれない、何かに気付けるかもしれません。

私は子どもの頃、伊勢湾台風に遭遇して、自然というのは本当に大きくてパワーがあり、時に凶暴にもなるけれど、普段はとても静かで美しいものだ、ということを肌で実感しました。

翌年の春、家の前に出現した広い石ころだらけの川原は、見渡す限りのチューリップ畑に変貌したのでした。

川を氾濫させ、多くの人の命を奪い、景観を一夜で変貌させる一方で、春にはまた木々が芽吹き、花が咲き、美しい自然が甦るのですから、それは本当に驚異に値するものです。

それを、時に激烈な方法で私たちに見せてくれるのも、また自然なのかもしれません。

そして、私たち人間がその自然の一部である、というのは、けっこうすごいことなのではないか、と思います。あるいは、私たちの内部にも、もしかするとまだ知られていない未知の驚くべき自然が宿っているのかもしれない・・というようなことも考えます。

被災された方々、亡くなられた方々には心よりお見舞い申し上げます。
迅速な生活再建がなされますようお祈りいたします。

(追記)そういえば、TVで氾濫した多摩川の映像を見ながら、河川敷に住んでいたホームレスの人達は一体どこに避難したのだろうと我家では話題になっていました。皆さんご無事だといいのですが…

 

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台風19号

2019-10-13 21:04:57 | 自然

台風19号は各地に大きな被害をもたらし、今日温帯低気圧になってはるか東に去っていったようですが、皆さんのところではいかがでしたでしょうか。

我家は幸い大きな川からは遠く、比較的高台にあるため被災することなく無事今朝を迎えることができました。

一夜明けてTVを付けたら、日本じゅうが水びたしになっていてびっくりしました。つくづく日本は災害の多い国だなあと思いました。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

台風が南海上にあったとき、私は懸命に台風に呼びかけたのですね。

まっすぐ行くと日本列島という島があって、山が多いし人も大勢住んでいる。台風の進路としては最悪だから、東へそれたほうがいいよ、と。

台風の身になってみれば(台風は上陸すると弱まるので)海の上を進んだほうがいいに決まっています。だから、一生懸命、台風に呼びかけました。

こんなことを言うと、何をバカなことを、子どもだましじゃないか、と思われるかもしれませんが、この世にあるすべての物は基本的に生きている、と私は思っていて、だから台風だってあれほど大きくなれば、意識だって生まれるのではないかと思っているわけです。

だから、台風に呼びかける。たとえば日本じゅうの人が一斉に台風に呼びかけたら、進路を少し東へそらすくらいはできるんじゃないかと、そんなことを、わりと本気で考えています。

自然現象なのだからどうすることもできない、人間は無力だ、と思う前に、人間だって自然現象の一つで、言ってみれば台風も嵐も地震も、どこかで人間と共通するもの(共通の意識)があると思うのです。

言い方を変えれば、自然現象も人間の一部である。

だから、自然現象だから仕方ないとあきらめるのではなく、同じ自然現象なのだから、呼びかけてみる。
台風だって大型になればなるほど、意識もはっきりしてきて、

「どうだ、俺ってでっかいだろ。こんなにでっかい台風は見たことないだろ。どうだ、俺ってすごいだろっ」

なんて思っている気がするのですね。そこで、

「すごいねえ、なんて大きな台風だろう。こんな大きくて猛烈な台風なんて、見たことない。でも、まっすぐ行くと日本列島で、上陸すると勢力が衰えるから、少し東へそれたほうがいいよ」

と呼びかけるわけです。

昨日は一生懸命呼びかけたのですが、残念ながらそれるどころか、当初のコースの西側を通り、まさに我家の真上を通過して行ったのでした。

私が呼びよせたのか?

ともかく、地球温暖化のせいかどうかはわかりませんが、最近地球の気候が激烈になってきているのは確かな気がします。

それは、物理的なCO2の排出といった問題もさることながら、人間の意識もどこかで作用しているのではないか、と思うわけです。

人間の「氣」が乱れているせいかもしれない。
あるいは、
人間の数が増えすぎて、もはや地球上の生物の一種である以上の影響を地球にもたらしているのではないか。

たとえば、イナゴなどの昆虫の大群が地表を覆い尽くす画像をよく見かけますが、もしもあのイナゴが更に増えて、地球のいたるところに大群を作り、地表を覆い隠すほどになったとしたら、気候変動をもたらしてもおかしくない。

まして人間なら、更に大きな気候変動をもたらすのは間違いないでしょう。

こんなことを言うと、科学的じゃない、というお叱りを受けることと思います。

でも、そもそも科学的ってなんやねん、と私は思ってもいます。

科学で解明されたことって、ほんのわずかだし、人間に理解できることも本当にわずかだと思うのです。人間はもっと謙虚になる必要があります。

だから、これは一種のファンタジーだと思ってくださればそれでいいです。

次に台風が発生し、日本に近づいてきたとき、みんなで台風に呼びかけてみてはどうでしょうか

「あっちの水はあーまいぞ、こっちの水はにーがいぞ、いくならあっち、こっちじゃないよ」

てな具合に呼びかけて、ぜひ進路を日本列島からはずれるよう、台風に進言してみてはどうでしょうか。
ダメ元でやってみる、というのもありかもしれないけど、ここは、「スターウォーズ」のヨーダに従って、

「やってみる、じゃない、やるのだ!」
   (Try not. Do or do not. There is no try.)


それではまた。

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ヘンな名前の生き物たち

2019-04-10 14:20:55 | 自然
 
 
 
(ジゴクノカマノフタ)
 
先日、友人がメールに添付して路傍で見つけたオオイヌノフグリの写真を送ってくれました。
春になると一斉に咲きだす小さな青い花です。
可憐な花に「オオイヌノフグリ」って酷いよね、とメールでやり取りしたのですが、
他にもかわいそうな名前の花があるかもしれないと、ネットで調べてみました。
 
あるわあるわ、
ヘクソカズラ、マグソダケ、ママコノシリヌグイ、ショウベンノキ・・
ジゴクノカマノフタという恐ろし気な花は、オオイヌノフグリと同じく小さく可憐な花です。
キランソウというのが正式の名前らしいけど。
 
他にも、キソウテンガイ、ナンジャモンジャ、モッテノホカ・・
なんて植物名もあるらしい。
 
昆虫はもっと面白い。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ
「ゴミムシの仲間に似たゴミムシダマシの仲間の中に、
 テントウムシに体型が似ているグループがあり、  
 そのグループの中に黒い斑紋(星)のあるもの(クロホシテントウゴミムシダマシ)がいて、それに似ているが少し違うもの・・」だそうです。
 
ちなみに、ゴミムシの仲間に メクラチビゴミムシ、というのもいます。
チビゴミムシの仲間で、ポンポンメクラチビゴミムシ、オニメクラチビゴミムシ、なんてのもいる。
 
カノウモビックリミトキハニドビックリササキリモドキ・・!!
「ササキリモドキ(類)と呼んでいるグループは、
 直翅目キリギリス上科ササキリモドキ科の総称で、
 スオウササキリモドキをある採集記の紀行文に紹介するときに、
 冗談半分でそういう仮名をつけたことがきっかけで呼ばれている・・」そうです。
 わたしもびっくり、あなたは二度びっくり。
 
オガサワラチビヒョウタンヒゲナガゾウムシ
「ゾウムシ上科に、触角が長いヒゲナガゾウムシ科があり、
 その中に前胸の後ろで体と鞘翅の肩が強くくびれている瓢箪型をした
 ヒョウタンヒゲナガゾウムシ属があります。
 小型種であるために「チビ」が付けられ、
 さらに小笠原諸島の固有種であるために  
「オガサワラ」が付けられている・・」そうです。
 
コブナシコブスジコガネ
「様々なコブがあるコガネムシの仲間である「コブスジコガネ」の中で
 コブのないものが「コブナシコブスジコガネ」・・」だそうです。
 (https://matome.naver.jp/odai/2139825927798154401 より転載)
 
これに似てるけれど、もっとヘンなのがこれ。
トゲハムシ(和名:トゲトゲ)
トゲの無い種が見つかり
「トゲナシトゲトゲ」と命名
さらにトゲがある種が見つかり「トゲアリトゲナシトゲトゲ」になる。
 
 
「トゲアリトゲナシトゲトゲ」
どっちやねん。
 
私のツボは、
ウッカリカサゴ
スベスベマンジュウガニ
かな。
 
でも、
 ハダカデバネズミ
はほんとかわいそう。
 
もうどうしてこうなるのか??
UFOではるばるオリオン星座のアルファ星辺りからやってきた宇宙人が
人間を捕獲分類して、
キハダクロカミクロメハナペチャ・・とか
シロハダチャカミアオメハナタカ・・
なんて名付ける感じかな。
 
でも、私はこういうネタ、けっこう好きです。
時々思い出しては一人で笑ってます。
 
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アスペラトゥス波状雲と名づけられた雲が・・

2017-03-24 11:39:33 | 自然



今朝、ネットのニュースを見ていたら、
3月23日の世界気象デーに合わせて、
「アスペラトゥス波状雲」
が新種の雲として認定された、という記事を見つけました。
冒頭に貼りつけたのがその画像です。
いろんな種類があるようですが、写真の雲はかなり悪魔的ですね。

「波状雲」で検索すると「乳房雲」も出てきます。
乳房雲、というのはこれ↓



数年前にネットでこれを発見した時もかなり衝撃的で、
「乳房雲」の画像を探しまくりました。

自然というのは不思議なもので、
人間の生活と全く無関係に動いているかに見えて、
実はどこかで連動しているんじゃないの?
と思えるような出来事が時々起こります。

もちろん、
だからといって、
神が人間を罰するために地震や洪水を起こした、
とは思いません。
そんな単純なものではない気がします。

ただ、
こうした雲を見ていると、
人間界で起きているいろいろな事象が、自然に対して全く無関係であるとも
言い切れない気がしてきます。
(地球温暖化云々ももちろんあるとは思いますが、もう少し別の意味で)

以前、インドネシアに行く途中、飛行機の中から見た雲が忘れられません。
赤道直下では、雲はものすごい勢いで、それこそ神羅万象の形をとって、
わき上がり、形を変え、また消えていきます。
これはもう、世界の終わりまで、ずーっと見ていたくなるような光景でした。

雲というと、その時のことを思い出します。
そして、
その時もまた、
この雲たちは、
真下で生息する人間界と無関係じゃないのではないだろうか?
どこかで連動しているのではあるまいか?
と思ったのでした。

私は別にスピリチュアルな人間ではありませんが、
こうした自然の想像を絶する風景に遭遇すると、
様々なことを思います。

アスペラトゥス波状雲、という名前の響きも象徴的ですね。
アスペラトゥスはラテン語で「粗さ」を意味しているそうです。

ちなみに、
雲の名前から連想した、こちらは有名なアルベニスのギター曲、
「アストゥリアス(伝説)」です。

https://youtu.be/4ferqCaipb0


これを聞きながら、アスペラトゥス波状雲の写真を見ると
いっそう効果的かもしれません。


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