一昨年の7月17日に突然死と言う形でこの世を去った義兄。
その義兄が俺の夢に出てきました。
夢の中で義兄は照れくさそうに
『ありがとうね』
そう言って右手を差し出してきました。
俺は、その右手を握り返し、号泣してしまった。
(その前後の話しは覚えていない)
親父が他界した時でも涙を見せなかった兄貴を泣かせ、親族全員に深い無念の思いを抱かせた義兄の死。
自分が死ぬ事を悟ったその瞬間、妻である俺の姉と子供3人、更には両親を残し
若くして先立たざるをえなかった本人の無念は、どれ程の物だったか。
今もそれを想像するのは辛い。
どこか遠くから今朝見た夢の中のあの表情で、義兄の家族を見守っていてくれるなら嬉しく思う。
昔みたいに家の親父と酒を酌み交わし、そっちで待ってて欲しいもんだ(笑)。