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山道具⑥ 使用感

2012年04月15日 | 登山関連

以前紹介した登山用具を一年程使ってみた感想を!

先ずは、グレゴリーのザック(バルトロ75?)

デザインは元々好きじゃありません、(横幅があるところが、細身・シンプルな方が好き)

生地が脆い気がしますね

中に角張る物を入れて長期縦走したところ生地に小さな穴が開きました。

(原因はテント内で使うビニール製の水筒、丸められるヤツです。その角があたったらしい)

俺としては、内部が2気室になっているのがイヤだったのですが、1気室にする事が出来る事に気がついた。

背負い心地は流石のグレゴリー!

バックパックのロールスロイス!

特にウエストハーネスがしっかりしていて、重くなったザックの加重を支えてくれます。

このザックで今年も北アルプスへ行く事になるでしょう。

モンベルのトレントフライヤージャケット

軽量コンパクトをうたったレインウエアーですが、欠点が多いです。

やっぱりゴアテックスパックライト(一枚地)だけあって脆い。

そして印象的なのが、こ擦れる部分、ウエストハーネスのバックル部分や肩等擦れる箇所に

まるで墨汁を垂らした様な黒いシミが生地表面に出来る事です。

これは恐らく、裏地をコーティングしている塗料のような物が原因だと思います。

しかしそれが表地に出てくると言う事は、防水効果はどうなんだ?って感じです。

因みにこのシミ、洗うと落ちるんです。(今度モンベルで聞いてみよう)

ついでにモンベルのパンツについて(レインウエアー&トレッキングパンツ)

モンベルのパンツには股下が6cm違いのショート(S) レギュラー ロング(L)の3タイプが選べるのですが、レギュラーだと短いです!

これは試着しなかった俺が悪いのですが・・・

身長181cmの俺は、サイズがLで股下サイズはレギュラーのレインパンツを購入しましたが

下に長ズボンをはくとズボンの裾が出てしまったり、ハイカットの登山靴へ雨が進入してしまいます。

(ゲイター未使用時は)

ちょっと『つんつるてん』って感じです・・・

モンベルのパンツは日本人体系?短めに作られている事に注意ですね。

キャメルバック・ハイドレーションシステムのアンチドリザーバー3.0L

ザックの中に入てザックを背負ったままホースでチューっと水分補給が出来る物です。

しかしカビが発生する為に水以外は入れることが出来ません(スポーツ飲料等)

まあ、それは良いとして北アルプスの天然水を入れますね、そして登山中にチューっとやります・・・

すると、臭い!

オエ~ってなります(笑)

水がゴム臭いんです・・・。

結局使用済みペットボトルやポリカーボネイトの水筒がベストな気がします。

(何気にペットボトルは、かさ張らない・臭わない・軽いと三拍子が揃ってますね)

ポカリとか飲めるし!

因みにテント泊縦走時にはポカリの粉末を持って行き、それを10倍に薄めて飲んでいます。

リザーバーの臭いを消す薬が売っているそうですが、今度試してみる事にします。

それでも水が臭かったら・・・もう使いません 

ブラックダイアモンドのトレッキングポール(トレイルショック)

トレッキングポールは登山&ハイキング時の足・腰・背筋への負担を軽減してくれ、その効果は絶大ですが

このポールは流行の軽量タイプに比べると少々重いです。

しかし長さ調節にはブラックダイアモンドの代名詞フリックロック式が(他ブランドの多くは回転式)ガッチリロックしてくれ

剛性も高く、体重をかけても安心できます。

更にグリップが長い為、上り下りを頻繁に繰り返す場面でもポールの長さを調節する必要は無く

握る部分を変えるだけで対応できるのも、何気に便利だったりします。

グリップにアンチショック機能も搭載されているので腕への負担も軽減してくれますね!

今回紹介した物の中では一番お勧めです。

 

山道具にも、当たり外れがありますね。

やっぱり道具ってのは実際に使って見ないと善し悪しは判断出来ないなーと。

しかし、高価だからねぇ・・・・