10月6日の深夜。
部屋中に散らばった衣類や小道具に囲まれて悪戦苦闘・・・。
大量の荷物を75ℓのザックにどうパッキングして行くか、何から手に付けて行くか・・・
面倒くさくて先延ばししたい。
重い物はザックの上の方で、なるべく重心に近い背中側へ。
ああ、でも防寒着も取り出し易い所に入れとか無いと・・・。
山の朝ではチャチャッと準備できるのに、毎度の事ながら出発前夜は、これがはかどらない。
何とかパッキングが終って時計を見れば、日付が変わって10月7日。
忘れ物は無いか?頭の中でチェックする。(ザックの中身を出す気には成れないので)
カイロもう一個持って行くか?などと迷いが生じるが、何でもかんでも持っていく訳には行かないので…
これで良しとして置く。
前夜の残りのカレーライス
と、かけ玉うどんで腹を満たして5時前に出発。
いきなり電車の乗り継ぎを間違えて、一本遅い松本行きの電車で行く事に。
この日は上高地から徳沢まで歩き、徳沢でテント泊の予定なので・・・
まあ、問題なし!
中央本線八王子発、松本行きの鈍行に揺られていく。
窓の外は山・山・山。
山ばかりなのに山梨とは、これ如何に・・・(結構そんな風景が好きなんだけどね)
しかし、毎度の事ながら『永い!』(乗車時間5時間ほど)
10時過ぎにやっと松本に到着。
新島々線とバスを乗り継いで上高地に着いたのは・・・
12時40分!
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河童橋の手前からパチリ
『うん。良い天気!』(でも肌寒い)
穂高も梓川も今日も変わらず美しい!
13時15分、本日の野営地「徳沢」を目指して梓川左岸の道を歩き出す。
風は冷たいが、歩き出すと直ぐに汗ばんで来たので、フリースを脱いで速乾Tシャツ一枚で歩く。
(裸にTシャツじゃないよ?)
道中、所々でカラメルの様な甘い香りが漂う。
その正体は、カツラの落ち葉が出す香り。
(上高地ビジターセンターによれば、この香りの正体は飴細工に含まれる成分と同じなんだとか)
『今年も観光客が多いなぁ』『外国人も多いいが、特に中華系の人が多いな』などと思いながら更に歩を進める。
そう言えば明日8日は、明神池で行われる穂高神社奥宮の例大祭だったな~と思い出す。
こちらが以前目にした『穂高神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)』の模様。
拝観料取られずに明神池が見れるからラッキーなのだが…(たしか11時から無料で入れたはず)
『流石に11時までに下山は出来ないだろうから、無理』。などと思いながら明神も過ぎて、徳沢到着。
(因みに徳沢ロッジは工事で休業中だった)
さっそく徳沢園で受付を済ませて、テント&寝床の準備が完了したのは15時50分過ぎ。
設営料700円(水&水洗トイレ利用両込み)ムムッ?やはり値上がりしている。
(北アルプスの多くのテン場は、軒並み以前の500円から1000円へ値上げされている)
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中央のテントが我が移動式別荘!
どおよ!?このロケーション!
ちまたのキャンプ場は1500~3000円取るのがザラだが、このロケーションで700円。
全国のキャンプ場さん、徳沢や小梨のキャンプ場に勝てるのか?いや、勝てねーよな。
日が傾くと一気に寒くなって来たので、テントの中で小説を読んで過ごす。
すると、徳沢にテントを張る他の登山者達の話し声が聞こえてきた。
『涸沢の紅葉は終っちゃったらしい』『何回も来てるけど何時もタイミングが合わないんだよねー』と。
なもんで、明日は飛騨に行って高山祭りを楽しむんだとか。
そんなもん、なんだろうか?
俺は涸沢で『今年は10年に一度の紅葉
』って言葉を数年で数回聞いているのだが・・・。
日本一と言われる、『涸沢の紅葉』を見たい人は、涸沢ヒュッテや涸沢小屋のHPをチェックして行く事をお勧めします。
大体、紅葉のピークは、早い年で9月下旬、例年で10月上旬。(9月24~10月10日の間くらい)
自分の経験上、多くの年は10月4日~10月10日の間にピークが来る事が多いと思っています。
急に休めない人は、夏の様子から紅葉の時期を予測して、休みを取っておく事をお勧めします。
天候は難しいですが、紅葉のピークは予測できるし情報も出てますので、それを利用しましょう。
今回の俺は、紅葉目当てでは無いですが・・・。
さて、日没後の18時過ぎ、本日の夕食『サッポロ一番』を食べる。
かなり冷え込んで来たのでポタージュスープを飲み、腰にカイロを貼って、19時過ぎに就寝。
明日は、夜明け前に出発して横尾から蝶ヶ岳を登る。
つづく
部屋中に散らばった衣類や小道具に囲まれて悪戦苦闘・・・。
大量の荷物を75ℓのザックにどうパッキングして行くか、何から手に付けて行くか・・・
面倒くさくて先延ばししたい。
重い物はザックの上の方で、なるべく重心に近い背中側へ。
ああ、でも防寒着も取り出し易い所に入れとか無いと・・・。
山の朝ではチャチャッと準備できるのに、毎度の事ながら出発前夜は、これがはかどらない。
何とかパッキングが終って時計を見れば、日付が変わって10月7日。
忘れ物は無いか?頭の中でチェックする。(ザックの中身を出す気には成れないので)
カイロもう一個持って行くか?などと迷いが生じるが、何でもかんでも持っていく訳には行かないので…
これで良しとして置く。
前夜の残りのカレーライス
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いきなり電車の乗り継ぎを間違えて、一本遅い松本行きの電車で行く事に。
この日は上高地から徳沢まで歩き、徳沢でテント泊の予定なので・・・
まあ、問題なし!
中央本線八王子発、松本行きの鈍行に揺られていく。
窓の外は山・山・山。
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山ばかりなのに山梨とは、これ如何に・・・(結構そんな風景が好きなんだけどね)
しかし、毎度の事ながら『永い!』(乗車時間5時間ほど)
10時過ぎにやっと松本に到着。
新島々線とバスを乗り継いで上高地に着いたのは・・・
12時40分!
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河童橋の手前からパチリ
『うん。良い天気!』(でも肌寒い)
穂高も梓川も今日も変わらず美しい!
13時15分、本日の野営地「徳沢」を目指して梓川左岸の道を歩き出す。
風は冷たいが、歩き出すと直ぐに汗ばんで来たので、フリースを脱いで速乾Tシャツ一枚で歩く。
(裸にTシャツじゃないよ?)
道中、所々でカラメルの様な甘い香りが漂う。
その正体は、カツラの落ち葉が出す香り。
(上高地ビジターセンターによれば、この香りの正体は飴細工に含まれる成分と同じなんだとか)
『今年も観光客が多いなぁ』『外国人も多いいが、特に中華系の人が多いな』などと思いながら更に歩を進める。
そう言えば明日8日は、明神池で行われる穂高神社奥宮の例大祭だったな~と思い出す。
こちらが以前目にした『穂高神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)』の模様。
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拝観料取られずに明神池が見れるからラッキーなのだが…(たしか11時から無料で入れたはず)
『流石に11時までに下山は出来ないだろうから、無理』。などと思いながら明神も過ぎて、徳沢到着。
(因みに徳沢ロッジは工事で休業中だった)
さっそく徳沢園で受付を済ませて、テント&寝床の準備が完了したのは15時50分過ぎ。
設営料700円(水&水洗トイレ利用両込み)ムムッ?やはり値上がりしている。
(北アルプスの多くのテン場は、軒並み以前の500円から1000円へ値上げされている)
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中央のテントが我が移動式別荘!
どおよ!?このロケーション!
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ちまたのキャンプ場は1500~3000円取るのがザラだが、このロケーションで700円。
全国のキャンプ場さん、徳沢や小梨のキャンプ場に勝てるのか?いや、勝てねーよな。
日が傾くと一気に寒くなって来たので、テントの中で小説を読んで過ごす。
すると、徳沢にテントを張る他の登山者達の話し声が聞こえてきた。
『涸沢の紅葉は終っちゃったらしい』『何回も来てるけど何時もタイミングが合わないんだよねー』と。
なもんで、明日は飛騨に行って高山祭りを楽しむんだとか。
そんなもん、なんだろうか?
俺は涸沢で『今年は10年に一度の紅葉
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日本一と言われる、『涸沢の紅葉』を見たい人は、涸沢ヒュッテや涸沢小屋のHPをチェックして行く事をお勧めします。
大体、紅葉のピークは、早い年で9月下旬、例年で10月上旬。(9月24~10月10日の間くらい)
自分の経験上、多くの年は10月4日~10月10日の間にピークが来る事が多いと思っています。
急に休めない人は、夏の様子から紅葉の時期を予測して、休みを取っておく事をお勧めします。
天候は難しいですが、紅葉のピークは予測できるし情報も出てますので、それを利用しましょう。
今回の俺は、紅葉目当てでは無いですが・・・。
さて、日没後の18時過ぎ、本日の夕食『サッポロ一番』を食べる。
かなり冷え込んで来たのでポタージュスープを飲み、腰にカイロを貼って、19時過ぎに就寝。
明日は、夜明け前に出発して横尾から蝶ヶ岳を登る。
つづく
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