寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

ぶらっと甲斐へ

2018年04月18日 | 旅行記
春の青春18きっぷを購入したので、手始めに甲斐の国へ旅して来ました。

去年、武田氏研究の第一人者と言われる平山優氏の本を何冊か読んだ事もあり、また以前から武田氏に興味はあったものの、その史跡に足を運んだ事がほとんど無かったので、良い機会だと思った次第。

先ずは中央本線の新府で下車して新府城へ。

桜が満開の本丸跡。

丸馬出しや土塁、三日月堀に感嘆しながら歩きました。
のどかな良いところですな。

その後は甲府へ向かい、武田氏三代、信虎・晴信・勝頼の館跡である武田神社へ。
そう戦国史好きにとってここは躑躅ヶ崎館跡なんですよね。
宝物館にも入りましたがあまり印象に残る物は無く、ここ躑躅ヶ崎館跡で印象に残ったのは西側の遺構でした。
高い土塁や深い堀の面影が残り、晴信の嫡男で後に幽閉そしておそらく自害させられた義信の館跡に佇んでいると、色々思う事がありました。
「こんなに近くに住んでたら謀反はバレるわなぁ」などと呟いていました。
逆に晴信(信玄)は同じ様な状況で成功し、父信虎を追放した訳ですが。

義信邸北側の枡形虎口跡

帰りは武田神社から甲府駅へ歩いて帰り(意外に遠かった)旧制小学校に立ち寄って帰りました。
そうそう、新府は桃の花が綺麗でした。

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