サイトウ歯科 院長ブログ

西宮市門戸厄神駅前「サイトウ歯科」の院長が歯科に関する記事を綴っています www.saitodental.jp

学会参加は技術向上のためですのでご了承ください 日本口腔インプラント学会中部支部総会 in 岐阜

2013-11-18 19:49:46 | インプラント治療
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土日は日本口腔インプラント学会中部支部総会で発表の為、岐阜に行ってきました。

患者様には休みをいただいて申し訳ないのですがこういった機会を作っておくと、改めて自分の治療技術レベルの確認になります。

また多くのインプラント治療をしている歯科医師に評価を受けることで独りよがりの治療にならず患者様にはより安心して治療を受けていただけけると思いますので学会参加のお休みはお許しください。



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高齢者もインプラント治療を! 日本口腔インプラント学会総会in博多3

2013-09-21 17:36:50 | インプラント治療
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学会2日目の朝はちょっと早起きして住吉神社までお参りして学業成就を祈願してから学会参加です。

今回も海外から多くの講師の先生がこられていますがジュネーブ大学から「高齢化社会におけるインプラント治療」というタイトルで講演しておられたFrauke Muller先生の講演が興味深かったです。

実際症例では80歳以上の方や95歳でインプラント治療をされて健康をとりもどされた患者さんの例が発表されていました。

もちろん若い人とは治療方針や手術内容は異なりますが、義歯を固定するために数本のインプラントを植えることによって劇的にQOLが改善している症例を多く紹介されていました。

ここでも日本との違いを感じます。

年齢を重ねても前向きに生きておられるお年寄りとそのサポート体制は世界でもっとも高齢化の進んでいる日本のお手本になるのではないでしょうか?





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どうすればインプラントは長持ちする?日本口腔インプラント学会総会in博多1

2013-09-21 17:20:42 | インプラント治療
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今日は土曜の始発に乗って日本口腔インプラント学会総会の朝一番の講演に参加です。

驚いたことに博多行きの新幹線は始発にも関わらず満席です。

連休ということもありますが、九州への旅行は人気があるようです。今回の学会のテーマは「より適切で確実なインプラント治療へ」です。

講演内容もインプラント治療後長期にわたってどうメインテナンスをすればインプラントが長持ちするか?より安全で患者さんに負担の少ないインプラント治療をするか?という発表が圧倒的に多かったです。

治療計画、治療テクニック、メインテナンスこの三つのうち一つでも欠けるとインプラントの長期安定は図れないということです。




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矯正治療をインプラント治療にいかす! 韓国Maxi Course講演

2011-10-11 20:01:15 | インプラント治療
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週末は韓国にインプラント治療の講演に行ってきました 

講演のテーマは「矯正治療をインプラント治療にいかす」です 天然の歯や歯根の周囲には神経が通っており咬んだ感触を脳でフィードバックして咬む力をコントロールしています。

ところがインプラントには神経が無いので咬む力をコントロールする事が難しくなります 

そこで残っている歯を矯正治療によってしっかり噛み合わせる事によってインプラントに無理な力がかからないようにして長持ちさせる、、というのがメインテーマです 

こういった講演や学会発表をすると自分の治療コンセプトを改めて熟考する事になり、日常の診療にもいろいろアイデアが浮かぶようになりとても充実した経験でした。


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インプラントの死亡事故 その原因は?

2011-08-02 19:48:53 | インプラント治療
先日、4年前に東京の歯科医院で起きたインプラント治療中の死亡事故について多くのメディアが報道していました。

当院でも患者さんからいろいろ質問があり一番多いのが「インプラントの手術は危険なのですか?」でした。個人的な意見を述べさせてもらうと麻酔や手術の事故、お薬のアレルギーや入れ歯を夜に誤飲して亡くなられる方もいます。残念ながら医療で絶対安全はありません。

大切なのは危険を察知して避ける事です。では今回の死亡事故で何が教訓となるでしょうか?今回の事故の要点は手術中に骨の周囲の動脈を傷つけてしまったという事でした。

この歯科医師もインプラントの経験豊富なドクターだったということなのでおそらく患者の顎の骨はかなり萎縮した難症例だった可能性が高いと考えられます。

ではなぜ顎の骨が萎縮してしまうのでしょうか? 実は歯周病などで歯を末期まで放置すると周囲の骨は吸収してしまいます。

また義歯を使用していると顎の骨も萎縮してしまいます。

そうなると義歯の具合も悪くなり、ますます噛めなくなります。その状態でインプラント治療を希望されると手術のリスクが非常に高くなってしまうのです。

「悪くてもとにかく歯を抜かない」と一般的によく言われますが実際には「歯の治療が成功せず顎の骨の吸収が止まらない場合は痛みがなくても抜歯する」が顎の骨を守り安全にインプラント治療を受ける事ができる方法なのです。

本当に噛めなくなってからだとリスクは高くなり選択肢は減ってしまいます。

ちなみに写真はインプラントを入れるための穴を掘るドリルにストッパーを付けた状態です。

このストッパーを付けて骨を削っていくと骨の表面にストッパーが当たってドリルが止まるので深く掘りすぎて骨の中の神経や血管を傷つけることがないので安心です。


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報道と違ってデモは無し! AAID in 韓国(1)

2010-12-06 14:22:39 | インプラント治療
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先週末は北朝鮮と緊張関係のある韓国へアメリカインプラント学会Maxcouseに参加してきました 

報道だとデモが盛んとのことでしたので空港も警備が厳しい雰囲気かと思いきやクリスマスの和やかな雰囲気でした 

今回、懇親会ではアメリカインプラント学会の専門医取得したOBとして紹介され、改めて今までの苦労を振り返ると感慨深いものがありました 


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ユナイテッドエアラインでアメリカへ アメリカインプラント学会 in ボストン(1)

2010-11-02 08:43:08 | インプラント治療
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先週末にアメリカインプラント学会に専門医の授与式もかねて参加してきました。

アメリカの学会に2日参加するにはどうしても5日必要になってしまいます。

伊丹空港から成田空港、シカゴでのりかえてボストンまで約20時間の旅になります。

空港でのセキュリティーは全身をX線でチェックする機械に変わっており向こうの画面では全身裸でうつっていると思うとちょっと変な感じです。

でもユナイテッドエアにのるとやはり同時多発テロを思い出すのでセキュリティーの万全を期待します。


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試験当日! アメリカインプラント学会inシカゴ(3)

2010-04-27 16:35:35 | インプラント治療
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翌朝、アメリカ歯科医師会会館にて試験でした。試験内容を一切知らされていないので準備のしようがなかったのですがとりあえずベストを尽くしました。結果は後日メールで送られてくるそうです。


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試験のためにシカゴへ! アメリカインプラント学会inシカゴ(2)

2010-04-27 16:24:16 | インプラント治療
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11時間のフライトでシカゴのオヘア空港に到着、地下鉄でホテルまで向かいます。

アメリカインプラント学会の試験会場はアメリカ歯科医師会館とのことでその周辺のホテルへ向かいます。

ホテル周辺はかなり都会で洗練された街です。


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インプラントの使い回しと使い捨てと滅菌について

2010-02-12 11:19:38 | インプラント治療

 愛知県豊橋市の歯科医院がインプラント(人工歯根)を使い回す不正治療をしていたとされる問題で、愛知県と豊橋市保健所は26日、医療法に基づき同日午後、医院に立ち入り調査することを決めたそうです。ときどき器具の使い回しによる感染の危険性が話題になりますが、「使い回し」の言葉は不適切で、器具を滅菌してなんども「使い回し」することは問題ではありません。インプラントは使い捨てなので「使い回し」はダメです。大きな病院の手術室や器具やベットも「使い回し」ですよね。問題はしっかり滅菌しているかどうかです。ちなみに写真は歯を削る道具を高圧高温で滅菌して感染の危険性を無くしてから「使い回し」の準備をしているところです。




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