
引き続き専門医技術向上講習会で高齢者のインプラント治療についての話題です
先日、カレーは飲み物か食べ物かというブログをあげましたが、今回は物を飲み込む仕組みについて詳しくお話していきます
実は咬むということは咀嚼するいうことで食べ物を粉砕して細かくすることです
そのあと食べ物を食道へ飲み込むことを嚥下といいいます
嚥下の瞬間、気管に食べ物を入れないようにお口の中の筋肉や舌などががうまく連動することが必要になってきます
ところが歳をとるとそのお口の機能が落ちてきて気管に食べ物が落ちてしまいます
これが誤嚥です
この誤嚥が原因で肺炎で亡くなる方が、肺炎で亡くなる方の70%に及ぶそうです
ではどうしたら誤嚥を防ぐことができるかというと年齢を重ねた時にお口の機能をなるべく落とさないことが大切になります
そのためには日頃から食事の際に咬むことで、お口の筋肉や舌などを鍛えておくことが重要です
高齢化して身体が弱ってしまわないように運動が必要なのとおなじように、食事の時にしっかり咬むことが大切になってきます
