のびたとブレイク

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逆転賠償責任無し判決は出たけれど あまりにも切ない現実

2016年03月02日 00時30分00秒 | ボランティア

最高裁で認知症徘徊による鉄道死亡事故の JR東海の請求が逆転判決が出た

他人ごとでは無く心を痛めていて 少しはほっとしたものの これで終わりでは無い

鉄道自殺もあとを絶たないが 裏では その被害を受けた鉄道側の請求は続く

 

 

夫が91歳 認知症 要介護4 妻も85歳の高齢で介護1である夫婦の悲劇である

この夫は徘徊も多く この日もディサービスで妻が迎えに行き家に帰ってから起きた

疲れで居眠りをした隙に表へ出て電車に1駅乗り 下車した後線路を歩き死亡

 

鉄道は事故の後始末 振り替え輸送などで損害額720万円を請求したのである

高齢の妻に監視が行き届かなかったことと 離れて暮らす長男にも責任を問うた

あまりにもむごい現実であるが 一審はそのまま請求を認めた

 

 

二審では 長男にはその責任は問えないとして 減額はしたものの360万円請求

認知症の方を24時間監視できるものか 高齢の妻が介護を続ける現実をどう見る

そうだとしたら私たちも起こりうること 紐で結ぶか座敷牢の様に閉じ込めるのか

 

 

今回の最高裁は 不可能として請求を却下したものである

一応は安堵したが これからも このケースはさらに増えるだろう

認知症の方は現在で 65歳以上で6人に一人 10年後は5人に一人である

 

政府の方針は 介護施設や特養ホームが限界があるとして 家庭内介護を勧める

老老介護が課題でもあるし 想像以上の厳しい現実があると聞く

介護疲れで 連れ合いを殺したり 親の殺害 自殺の問題も多い

 

 

好きで認知症になるわけでなく 介護状態になるわけではない

子どもたちを育てるために必死に生き抜いて これからのんびり老後の時に発症だ

確かに介護施設の数も 職員も少なく 反して労働量は厳しく離職も絶えない

 

あと30年もすれば 私たちもこの世から消えていく 高齢化社会は解消していく

従って 中期の対策を早急に立てて この先を明るくして欲しいとつくづく思う

社会全体で優しく見守り 心身を救ってあげる風土が望ましい

 

そして 今 元気な方は 健康で居るだけでも社会貢献である

認知症の予防は多少出来る 物の見方考え方もプラス思考にして行くことも大切だ

政府が 廻りが 何かをしてくれる期待は少ない 健康で長生き目指しましょう

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (14)
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