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のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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真間山の しだれ桜に 厳かさ

2018年04月03日 10時09分48秒 | うたごえ

亀戸駅前でウォーキングの足を止めて そうだ真間山へ行って見ようと電車に乗った

総武線で4つ目の駅が市川駅である まっすぐ行こうか寄り道しようか 観光案内所を訪ねる

もし 初めてなら南口に アイ・リンクタウンに観光展望施設があると勧められた

 

市川は何度も来ているが この施設は知らない 再開発で出来たビルである

昔は雑然とした商店街が有ったことを覚えているが 素敵な駅前に変わっていた

45階までの エレベーターも含めて無料が有難い

 

正面の森が真間山弘法寺 やや右寄りにまっすぐ向かう道 大門通りである

右上辺り むかし国府が置かれた国府台(こうのだい) 私の好きな里見公園もこの中 鉄橋は京成電鉄

360度の展望は 天気が良ければ富士山が見えるとのこと この日は春霞で見えない

いつも見るスカイツリーはしっかりと見える 私の好きな国府台 そしてこれから行く真間山までの道路も見える

しばし展望を楽しんでから 大門通りを行く やがて真間山の麓に 継ぎ橋が見える

 

 

万葉の時代から有名な橋らしい 大昔はこの辺まで東京湾は入り江であり 後方の真間山が陸地である

手児奈霊神堂が小さな参道の奥にある 手児奈(てこな)と言うのは むかしこの辺に住んでいた美しい娘のことである

粗末な身なりではあったが その美しさに近隣はおろか役人や旅人まで結婚を迫ったもので彼女は苦しむ

 

 

「私の心は多くの方に分けて差し上げられますが 身体は一つ」 悩みの末に池に飛び込んで亡くなった

この霊を祭るのが手児奈霊神堂である ここにも大きくはないがしだれ桜が厳かに咲いていた

境内には稲荷も祀ってあるが 何故か稲荷の旗や狐も居ない お詣りの方が見えては手を合わせる

 

 

さて 真間山弘法寺(ぐほうじ)の階段を上る シャガの花が見られ鎌倉の寺院を思い出す

手児奈の霊を祀るため奈良時代 行基菩薩がこの地に求法寺(ぐほうじ)を建立したとある

そのあと 平安時代に弘法大師が求法寺(ぐほうじ)を七堂伽藍に再建 名前は弘法寺と改称した

 

 

鎌倉時代 日蓮の布教を受けた当時の法華経寺の住職が ここにあった元の寺と問答 それに勝ち改宗した

以降 ここは由緒ある日蓮宗の名刹でもあった

境内のしだれ桜は 盛りを過ぎていたが 400年の樹齢 何を見つめて来たか 厳かに見えた

 

里見八犬伝の由来か 伏せ姫桜 と呼ばれる

鐘楼

しゃくなげ

 

左には墓地 桜越しに市川市内を見る

登ってきた階段から 市川駅方向 最初に見た45階の展望ビルが見える

京成電鉄上り 下りは成田空港方面 旅に出たいな 私の旅は往復340円のミニ旅!13000歩

 

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コメント (4)
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