認知症グループの音楽療法 難しいがやりがいもある
少人数だからこそ どんなに無反応でも心を傾注して見る
一昨日 老人介護施設を訪れた
ここは通常の訪問と 認知症グループのみの訪問と 月に2回行く
昼休みが終わって中へ案内された
ところが 認知症グループの方でなく 通常訪れている方だ
勿論 見慣れた顔が歌を歌えると喜んでいた
この中へ認知症グループが混じることになった
この区分けで私が認知症グループに対処しているとき 薄い壁の向こう
通常グループがゲームをして遊ぶ時間となっていた
スタッフの掛け声などが聞こえてくる
私は壁のこちら側で キーボードを弾き 歌の世界に呼び込んでいる
どうやら向こう側で こちらの歌が気になってしようがない人が居るようだ
私たちも歌いたいと せがんでいるらしい
今回限りか分からないが 混在だと良い面と悪い面がある
良い面は 廻りが比較的元気に歌ってくれて 精神の高揚に役立つ
何か楽しそう 歌ってみたい あるいは明るい雰囲気が伝わる
悪い面は 認知症の方のみへ集中することが出来ない
語り掛ける 聴いて貰う 心で歌わせる 音楽療法の効果が薄れる
施設に行く場合は こうして個人のみでなく 全体公約数みたいになる
本来の音楽療法は 対面式か 回数を重ねることである
でもボランティアの限界 施設の対処の限界があるのはやむをえない
楽しい 心地よい時間が お一人づつ感じてもらえれば これも効果の一つである
写真は近所の百日紅の花
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