旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

Biz-Lunch きょうの登龍@旧東海道・品川宿「中華丼」

2023-05-17 | Biz-Lunch60分1本勝負

レンゲですくった一口目のイカがアチっと、熱々の餡にはなかなか手こずる。
この日の大盛りは “中華丼”、両手で抱えるようなボウルにたっぷりのご飯と餡に塗れた五目が美味しい。

満腹を抱えて外に出るとなんとこの列、最近の席待ちはちょっと尋常じゃない。
確かに大盛りで評判の中華さんではあるけれど、何かで紹介されたのだろうか。

今週は夏日が続いて、10分少々のランチ遠征にも汗をかく始末だけど
この大盛ワンダーランドにはなぜか足を運んでしまうのだ。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
僕 笑っちゃいます / 風見慎吾 1983


Biz-Lunch 手打ち蕎麦 小倉庵@大塚

2023-05-10 | Biz-Lunch60分1本勝負

大塚駅南口から三業通りに潜り込んで200mほど行くと手打ち蕎麦の店がある。
右に左に緩やかなカーブを描く通りは、旧くからの街道筋かと思いきや、川を暗渠にしたものらしい。
「三業」が「花街」を表すことはずいぶん大人になってから知った。
なるほど、ポツンポツンと在る例えば寿司屋とか鉄板焼きの店とか日本料理屋とか、由緒ありげなのだ。
そしてボクはといえば、紺の暖簾に「きそば」と抜いた粋なそば処で “せいろ” を一枚。
“鳥焼き” か “桜海老のかき揚げ” か、ほんとは蕎麦前にお銚子を2本ほど、粋人を気取りたいところ、
花街の名残を残すこの通りで一枚ズズッと啜ったら午後の仕事に戻ろう。
なにしろ愉しい街のランチ探索なのだ。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
まっ赤な女の子 / 小泉今日子 1983  


Biz-Lunch 洋食GOTOO@大塚「煮込みハンバーグ」

2023-04-26 | Biz-Lunch60分1本勝負

 デミグラスソースをたっぷりと “煮込みハンバーグ”、箸で割った大きめを口に運ぶ。ジュワッと美味しい。
二つ目は半熟目玉焼きの黄身を絡めて、これまたマイルドで美味。
つけ合わせの “カニクリームコロッケ” もなかなかの逸品。とろぉ~りとまさにクリーム、良い仕事している。

週一ペースで東池袋のオフィスに通う機会を得て、馴染みのない街でランチの店を探すのは楽しい。
下町風情の大塚駅南口、オレンジの庇を伸ばして南欧料理の店のような外観、町の洋食屋さんを見つけた。
満腹を抱え、次なる店を物色しながら午後の仕事へと戻る。唸りを上げて電車が追い越していった。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
時をかける少女 / 原田知世 1983


Biz-Lunch きょうの登龍@旧東海道・品川宿「チャーハン」

2023-04-05 | Biz-Lunch60分1本勝負

 4月に異動してきた同僚を伴って北品川までランチ遠征、いつもの大盛ワンダーランドにやってきた。
「この店はチャーハンが絶品」とだけ情報を入れながら約10分歩いてきた。

たぶん40代の彼が「大盛り」を注文することを密かに期待していたのだけれど、そこは思慮深い彼、
辺りを注意深く観察して「チャーハン」をオーダー。悔しいからボクが注文したよ「チャーハン大盛り」を。

『これって何合あるの?』と奥さんに訊ねたら、『分からない、でもちょうど1kgになります』だって。
新潟だか秋田だか、冬の風物詩「かまくら」を少しずつ崩していくように「大盛り」と格闘する。

ほんと美味い一皿だけど、食べ終えて大きく息をつく。さぁ頬に微かに黄砂を感じてオフィスへ戻ろう。
ご馳走さまでした。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
Hey!ミスター・ポリスマン / 石川秀美 1983


Biz-Lunch 広小路「山本屋本店」

2023-02-08 | Biz-Lunch60分1本勝負

 ぐつぐつと音を立てて伊賀焼の土鍋が運ばれてきた。おしぼりで蓋をはぐると八丁味噌の甘い香りが広がる。

こんな凍える日のランチは、温かいもの、いや寧ろ熱々のものが食べたい。
っで名古屋支社の女性に奨められるままに、広小路通りを納屋橋を渡って「山本屋本店」にやって来た。

択んだのは “天ぷら入り味噌煮込うどん”、名古屋だからね。海老の尻尾が土鍋の蓋から覗いていたよ。
コシのある麺を口に運んだら、熱っと唇がびっくり。はふはふ言いながら、額にうっすらと汗が滲む。

香り高い出汁と濃厚なあじ味噌を堪能したら、後半は箸で玉子を割ってマイルドに楽しむ。
忙しい日程にちょっぴり美味しいアクセントを添える「名古屋めし」の Biz-Lunch なのだ。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
春風の誘惑 / 小泉今日子 1983


Biz-Lunch 天神「キッチンしゃもじ」

2021-12-09 | Biz-Lunch60分1本勝負

 玄界灘で朝どれの真サバを博多独特のごま溜り醤油で生のまま食す「博多ごまサバ」が美味しい。
「博多に来たらやっぱりごまサバ!」のキャッチに誘われ、今日のランチは “ごまサバ定食” をいただく。
福岡にこんな郷土料理があるなんて知らなかったなぁ。まだまだ勉強不足の呑み人だ。
酒の肴にも良いだろうけど、すりごまたっぷりのしょうゆだれ、万能ねぎをたっぷりのせて、
ごまの香りと甘じょっぱい味付けをあったかご飯といただく、これまた楽しい博多のBiz-Lunchなのだ。


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<40年前に街で流れたJ-POP>
センチメンタル・ジャーニー / 松本伊代 1981


Biz-Lunch 有楽町「べにづる」

2021-08-18 | Biz-Lunch60分1本勝負

 丼にたっぷり、熱々の “肉どうふ” は、溶き卵をあらかじめかけてマイルドにしていただく。美味しい。
大きめの小鉢にたっぷりの “切り干し大根”、こんな副菜は嬉しいよね。一杯やりたくなってしまう。
実際、カウンターには東北から信越の銘柄が並んでいる。あと九州の焼酎たち。泡盛のボトルもあるな。
棚には不揃いな二合徳利がびっしり、なんとも昭和な居酒屋の昼定食が満足度が高いのだ。

乗り換えの有楽町で地下街(たぶん交通会館の地下だと思う)に迷い込んだランチタイム。
波平さんとマスオさんが落ち合いそうな居酒屋が有楽町辺りにあるんだね。いやぁ発見、発見。
同僚にこんな雰囲気で冷や酒を呷るのが好きな奴がいるから、落ち着いたら誘ってみようか。
まだまだ色んな店が開拓できそうな有楽町、居酒屋のランチが侮れないのだ。


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Being With You / Smokey Robinson 1981
     


Biz-Lunch 天神「鶏の水だき 新三浦」

2021-08-04 | Biz-Lunch60分1本勝負

 “鶏の水だき” 名店が天神の地下街に店を出している。丼のランチメニューもあるしここなら気軽に入れる。
客層はサラリーマン連れより品の良いご婦人おひとり様が多い。今日は天神までお買い物だろうか。
そんなウォッチをしているうちにお目当てが着丼、ボクは “照り焼き玉子丼” をいただきます。
甘辛い濃いめのタレ、皮はパリパリ、肉はジューシー、一切れ味わってから箸で玉子を割ってマイルドに味変。
んっ、なかなかいいぞ。濃厚だけどあっさりの鶏ガラスープ、これがまた照り焼きに合う。美味しい。

福岡に降り立ってからミーティングまで1時間半、ちょっと忙しないかなぁと思っていたけれど、
思いがけず美味しい丼に巡り会って、満足の天神 Biz-Lunch なのだ。


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待ち合わせの交差点 / 長渕剛
     


浜松町・大門界隈でBiz-Lunch「とんかつ檍」

2021-04-22 | Biz-Lunch60分1本勝負

 蒲田にある有名とんかつ店が大門にやってきたので行ってみたい。
何度かトライをしたけどいつも結構な列ができていて諦めていた。浜松町へ出張ったら実食時間は30分だから。
今回は13:30、並んでいるのはカップル1組。行けそうだ。
初めましてだから基本の "ロースかつランチ定食" を択ぶ、これは平日のお昼限定のサービスメニュー。
カラッと揚がったジューシーなロースは厚みが3cmほど、柔らかいのですっと口に入る。
4種類の岩塩を試しながら、噛むごとに甘味と旨みが広がって美味い。
お椀は白味噌、具だくさんの "豚汁"、主役になれそうな一品にこれは嬉しい。
次回はヒレか上ロースでも良いな。満足な腹を抱えてモノレールまでは小走りに戻るのだ。


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浜松町・大門界隈でBiz-Lunch「常陸屋」

2021-04-13 | Biz-Lunch60分1本勝負

 大門交差点近くの居酒屋でBiz-Lunch。13:00を回って落ち着きを取り戻した店内。
お茶を運んできた姐さんに "アジフライ定食" を注文、日替り定食は既に売り切れ。
妙に形が整ったアジフライは冷凍モノでしょう。それでもポテサラに煮豆の小鉢、
具だくさんの豚汁(お替りOKらしい)が付いての650円だから良好なパフォーマンス。
さて、お腹を満たしたらモノレールへと急ぎ足。時間に厳しい浜松町遠征なのです。

     
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浜松町・大門界隈でBiz-Lunch「蕎麦酒房 本枯」

2021-03-04 | Biz-Lunch60分1本勝負

 久しぶりに浜松町でBiz-Lunch。行き帰りに20分を消化してしまうから結構忙しい。
狙っていたとんかつ屋は寒空に10人ほどの列、然らば予定変更、近くの蕎麦酒房へ。
小さな丼セットは "せいろ" 二枚に "炙り明太子丼"、それに小鉢がついて1,150円也。
若人にはちょっと物足りないかもしれないけど、世のオヤジ達には丁度よい量ですね。
本格手打そばと上品な小どんぶりを味わって満足な浜松町遠征ランチでした。
ちなみに「本枯」とは二年以上乾燥と熟成を重ね旨味を凝縮させた鰹節のこと。
店名は "そばつゆ" へのこだわりを表しているってことでしょう。

     
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Biz-Lunch 浦和「旬菜料理でんご」

2020-06-02 | Biz-Lunch60分1本勝負

 裏門通りの「旬菜料理でんご」へ、この店もランチは初めての訪問。
創作和食を謳った店だから、豊富な定番メニューも少しずつ捻っている感じかな。
っで、わたくしは "ネギトロユッケ丼" をいただく。たっぷりの中落ちにご飯が見えない。
万能ネギで土手をつくったら形のよい黄身を落として、刻み海苔で覆ってしまおう。
わさび醤油はかけない、当然に絶品の特製たれがかかっている。これだよこれ!
がまんがまんの近頃だけど、意外と新しい発見が多い Biz Lunch なのだ。


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順子 / 長渕剛 1980


Biz-Lunch 浦和「割烹 千代田」

2020-05-19 | Biz-Lunch60分1本勝負

 老舗の「割烹千代田」も、いまでは高層マンションの谷間で窮屈そう。
季節の自然を映す中庭を眺めながらいただく "昼会席弁当" は、かなりお得感がある。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、一品一品丁寧にお重をにぎわして美味しい。
ちょっと、ぬる燗の純米酒でも飲みたいところだけど、テレワーク中だからね。
今度は夜、おじゃまします。


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雨の慕情 / 八代亜紀 1980


Biz-Lunch 浦和「料理処 石屋」

2020-03-24 | Biz-Lunch60分1本勝負

 見ごろを迎えた玉蔵院の「しだれ桜」は樹齢100年。
そして山門脇にある「料理処 石屋」は、こちらも創業80年の老舗割烹です。
リニューアルした和モダン空間のカウンターが落ち着いた雰囲気で居心地上々。
今日のランチ、ここで "あなご天丼定食" をいただきます。
丼を渡る大きな "あなご天" に、海老天、茄子天、薩摩芋天が脇を固めます。
これに茶碗蒸し、白だし味噌汁、香の物が付いて900円、良いパフォーマンスでしょう。
さあっ、午後も気張っていきますか。


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Biz-Lunch 門前仲町「いさば」

2019-07-20 | Biz-Lunch60分1本勝負

 今日のランチは門前仲町交差点から黒船橋へ向かって一筋目。
「いさば」ってネーミングに期待してしまう。店長が毎朝豊洲から食材を仕入れるそうだ。
焼き魚を食べるのが正統なんだろうけど、あえて "マグロづけ丼" を注文する。
ほどよく甘辛に漬けた分厚いマグロに、刻み海苔とネギが添えられてキレイな丼。
控えめにワサビ醤油を垂らして一口。旨いね。
カウンターにはこだわりの焼酎が並んでいたな。日が傾いたらまた訪ねようか。 

 
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