大掴みした太麺をズズッと啜る。甘塩っぱい汁が絡んで美味。染み渡るとはこのことだなぁ。
それにしても、黒味がかった太さが不揃いな田舎そばは、もしかして生麺?手打ち?と思わせるくらいだ。
今採れたものではないことは分かっていても、麺をおおう山菜たちには春を感じずにはいられない。
賑わうCoCoLo湯沢の「がんぎどおり」には、越後の味を堪能できる飲食店が軒を並べているのだけれど、
中々どうして、コンコースの中ほどにある立ち喰いスタンドの蕎麦は、まったく引けを取らないと思うのだ。
高田城址公園観桜からの帰り道、ホッとする午後の一杯なのだ。
越後湯沢駅コンコース「湯沢庵」: 山菜そば 500円
<40年前に街で流れたJ-POP>
夏色のダイアリー / 堀ちえみ 1983