煮干しなどの魚介類の出汁が効いたもちもちの極太麺、チャーシューをならべ、
玉ネギのみじん切りを散らして、背脂をたっぷりのせる。こってりしたスープが美味しい。
「背脂ラーメン」の聖地?杭州飯店、実ははじめましてなのだ。
隣の親父さんが食べているジャンボな餃子が気になって追加で注文、生ビールを呷り
ぎっしり具が詰まった餃子を頬張りながら、ラーメンを待つ時間が楽しい。
信濃川或いは中ノ口川を挟んで向き合う燕と三条は町工場が並ぶものづくりの町。
高度経済成長を支えた職工さんの胃袋を満たすため、寒い冬でも冷めにくいように、
ラーメンが独自の進化を遂げています。三条は「カレーラーメン」が、
かたや燕は「背脂ラーメン」が其々約30軒、まるでB級グルメのような食べ比べを演出しています。
食べ歩きMAPを持って燕三条途中下車、楽しいですよ。ぜひお出かけください。
さて腹を満たした吞み人、越後一宮めざして弥彦線の旅、続きます。
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サンセット・メモリー / 杉村尚美 1981