爽やかな秋晴れの大通公園、食の祭典「さっぽろオータムフェスト2019」が開催され、
道内各地から旬の素材やご当地グルメが一堂に集まって、かなり盛り上がっている。
昭和の終わりに開通した東豊線の起点は栄町、丘珠空港の近くになるだろうか。
スカイブルーのラインをひいた車両は4両編成、他の線と比べたら需要が少ないのかな。
週末の21:00過ぎってこともあって、大通り方面へ向かう電車の乗客はボクひとり。
豊水すすきの駅の階段を上ったら北へ1ブロックの「立ちっぱ酒 せいすスタンド」へ。
25~30名キャパのカウンター席は押し合い圧し合いの大盛況。諦めて帰る客も多い。
っでボク、昭和なアニメを模した日除けから覗くとカウンターの娘が気付く。
人差し指を立てると「お待ちください」の声、3分ほどでスペースを作ってくれた。
先ずは "サッポロ赤星" でスタート。アテは人気の "さばサラ" を注文する。
さば水煮缶に山盛りの玉ねぎ、ごま油のドレッシングをかけて、こっこれは美味い。
地酒はニ世古酒蔵の "特別純米 彗星 青ラベル"、清涼感ある淡麗辛口の食中酒だ。
次なるアテは、ちょっと贅沢に "ズワイ蟹の雲丹和え"、ってイクラが添え物かい?
二杯目は "特別純米 吟風 黄ラベル"、穏やかな香り、キレが良いドライな酒だね。
カウンターは4~5人の女の子が回している。どの娘もかわいいし笑顔が良い。
それにしても、そのホスピタリティとオペレーションが半端ではない。感心しきりなのだ。
後ろ髪惹かれる思いで、40分ほどで後の客にスペースを空ける。去り際はスマートに。
と云うか、東豊線をあと5駅乗らねばならぬ。再びの豊水すすきの駅はガラガラだ。
緩やかな勾配を感じつつ、終点の福住までは約10分、うとうとするうちに1番線に終着。
終点福住は札幌ドームの最寄り駅、通路にはファイターズとコンサドーレの選手パネル。
来週末は、ラグビーワールドカップで最高の盛り上がりを見せることだろう。
札幌市交通局・東豊線 栄町~福住 13.6km 完乗
アデュー / 庄野真代 1979