旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

狸小路辺りのスタンドで 札幌市交通局・東豊線を完乗!

2019-09-22 | 呑み鉄放浪記 私鉄編

 爽やかな秋晴れの大通公園、食の祭典「さっぽろオータムフェスト2019」が開催され、
道内各地から旬の素材やご当地グルメが一堂に集まって、かなり盛り上がっている。 

昭和の終わりに開通した東豊線の起点は栄町、丘珠空港の近くになるだろうか。 

スカイブルーのラインをひいた車両は4両編成、他の線と比べたら需要が少ないのかな。
週末の21:00過ぎってこともあって、大通り方面へ向かう電車の乗客はボクひとり。 

 

 豊水すすきの駅の階段を上ったら北へ1ブロックの「立ちっぱ酒 せいすスタンド」へ。 
25~30名キャパのカウンター席は押し合い圧し合いの大盛況。諦めて帰る客も多い。
っでボク、昭和なアニメを模した日除けから覗くとカウンターの娘が気付く。
人差し指を立てると「お待ちください」の声、3分ほどでスペースを作ってくれた。 

 

先ずは "サッポロ赤星" でスタート。アテは人気の "さばサラ" を注文する。
さば水煮缶に山盛りの玉ねぎ、ごま油のドレッシングをかけて、こっこれは美味い。 
地酒はニ世古酒蔵の "特別純米 彗星 青ラベル"、清涼感ある淡麗辛口の食中酒だ。   

 

次なるアテは、ちょっと贅沢に "ズワイ蟹の雲丹和え"、ってイクラが添え物かい? 
二杯目は "特別純米 吟風 黄ラベル"、穏やかな香り、キレが良いドライな酒だね。
カウンターは4~5人の女の子が回している。どの娘もかわいいし笑顔が良い。
それにしても、そのホスピタリティとオペレーションが半端ではない。感心しきりなのだ。

 後ろ髪惹かれる思いで、40分ほどで後の客にスペースを空ける。去り際はスマートに。
と云うか、東豊線をあと5駅乗らねばならぬ。再びの豊水すすきの駅はガラガラだ。 

緩やかな勾配を感じつつ、終点の福住までは約10分、うとうとするうちに1番線に終着。
終点福住は札幌ドームの最寄り駅、通路にはファイターズとコンサドーレの選手パネル。 
来週末は、ラグビーワールドカップで最高の盛り上がりを見せることだろう。

札幌市交通局・東豊線 栄町~福住 13.6km 完乗 

アデュー / 庄野真代 1979
 



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