高山市から北アルプスを越える安房峠方面へ、40分ほど走ると平湯温泉があります。
ここから北へ福地・新平湯・栃尾・新穂高と連なる五湯が奥飛騨温泉郷。
山里の風情たっぷりの温泉地です。
訪ねたのは新平湯温泉、焼岳ガーデンホテルの離れ「飛騨つづり朧(おぼろ)」です。
平湯川沿いに露天風呂付き離れ、合掌造りのロビー棟・食事処からなる “大人の隠れ宿”。
離れの1階は、露天風呂と広いリビング、2階にはベットルームと12畳の和室。
本来なら、余裕のあるシニアのご夫婦、或いはお忍びにぴったりかもしれません。
宴席では飛騨の地酒を堪能しました。「先附」は "チョウザメのカルパッチョ"。
「前菜」は "鯉の胡麻酢和え"、"山菜白和え"、"鰻蒲焼き"、"飛騨牛ローストビーフ"、
"チョウ鮫珍味"、それに "すっぽんの煮凍り" が盆にきれいに並びます。
「お造り」は "真鯛と鯉" を酢味噌と山葵で、蒸し物は "前バラかぶら蒸し"。
飛騨牛は「焼き物」で "ハネシタステーキ"、「鍋物」で "しゃぶしゃぶ" をいただく。
〆の「お食事」は、湯呑風の器で "キャビア茶漬け" が供せられます。
「十三夜」での宴席は、いつもと勝手が違ってお酒を注ぎ回ることもなく、
運ばれる酒肴を目で楽しみ舌で楽しみ、時間を過ごしました。
女性社員にはかなり満足度の高い宴だったようです。
男性陣にはいつもより酒量が進まず、かなり上品な宴になりました。