旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

新平湯温泉 「飛騨つづり朧」 にて

2011-12-11 | にいがた単身赴任始末記

 高山市から北アルプスを越える安房峠方面へ、40分ほど走ると平湯温泉があります。
ここから北へ福地・新平湯・栃尾・新穂高と連なる五湯が奥飛騨温泉郷。
山里の風情たっぷりの温泉地です。

          

訪ねたのは新平湯温泉、焼岳ガーデンホテルの離れ「飛騨つづり朧(おぼろ)」です。
平湯川沿いに露天風呂付き離れ、合掌造りのロビー棟・食事処からなる “大人の隠れ宿”。

 

離れの1階は、露天風呂と広いリビング、2階にはベットルームと12畳の和室。
本来なら、余裕のあるシニアのご夫婦、或いはお忍びにぴったりかもしれません。 

 

 宴席では飛騨の地酒を堪能しました。「先附」は "チョウザメのカルパッチョ"。
「前菜」は "鯉の胡麻酢和え"、"山菜白和え"、"鰻蒲焼き"、"飛騨牛ローストビーフ"、
"チョウ鮫珍味"、それに "すっぽんの煮凍り" が盆にきれいに並びます。

 

「お造り」は "真鯛と鯉" を酢味噌と山葵で、蒸し物は "前バラかぶら蒸し"。
飛騨牛は「焼き物」で "ハネシタステーキ"、「鍋物」で "しゃぶしゃぶ" をいただく。
〆の「お食事」は、湯呑風の器で "キャビア茶漬け" が供せられます。

 

「十三夜」での宴席は、いつもと勝手が違ってお酒を注ぎ回ることもなく、
運ばれる酒肴を目で楽しみ舌で楽しみ、時間を過ごしました。
女性社員にはかなり満足度の高い宴だったようです。
男性陣にはいつもより酒量が進まず、かなり上品な宴になりました。



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