新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

北川景子の可憐さに泣ける!映画「真夏のオリオン」!!

2018年10月27日 14時50分56秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 映画「真夏のオリオン」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

今週はまとまって愛蔵のDVDを鑑賞する機会がありました。

そこで雑感です。

映画「真夏のオリオン」は、2009年に公開された、終戦間際に出撃した帝国海軍潜水艦・伊ー77の物語です。

当初は重巡インディアナポリス号(日本に落とされるはずだった、3発目の原爆を積んでいた、と言われたこともある)を撃沈した、伊ー58と橋本以行艦長をベースにした話と聞いていたので、まさかあの「ローレライ」みたいなトンデモ映画だったらいやだなあ、と思っておりましたが、フタを開けてみると、とてつもなくピュアな恋愛映画となっていて、いまだに私の心を鷲掴みにしたままです。

物語のキモは、北川景子が伊ー77の艦長である玉木宏に「御守り」として作曲して渡した「真夏のオリオン」という曲(楽譜)です。

「決して海に沈めるようなことはしません」と約束する玉木宏。

米駆逐艦に追い詰められた伊ー77は偽装工作のため、艦内の廃棄物、戦死した乗員と共に瓶に詰めた「真夏のオリオン」を魚雷発射管から射出します。
海に沈めない、という約束を守ろうする玉木艦長に泣かされました。
玉木艦長が無事帰還する、というのは映画冒頭で明示されているので、戦争映画ならではの「生きるか死ぬか」という緊張感は全編を通じてほぼありません。

また、映画公開当初、軍オタから酷評されたように、伊ー77の作戦行動にも全くリアリティがありません。

それでもロードショー公開中に7回も劇場に足を運んだのは、北川景子の玉木宏を思う純粋な姿をまた見たい、そう思わせたからです。
数年を経て改めて見直しても、良い作品だなあと改めて思いました。

尚、「真夏のオリオン」はフルート初学者の私でも割と簡単に吹けました。

▲ 「真夏のオリオン」

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今週の朝ドラ「まんぷく」、萬平の慟哭に納得!

2018年10月27日 13時40分01秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 萬平の慟哭に納得!


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

今週は福子、萬平、鈴が疎開。
疎開先・上郡での出来事が中心となりました。

淡々と終わるかと思われた疎開編でしたが、週末にかけて萬平が生死の境を彷徨った末に無事帰還。

散歩中を米軍戦闘機に機銃掃射され、物陰に隠れることで難を逃れました。

そして突然始まる萬平の慟哭!

常々、人の役に立ちたいと願っていた萬平は、徴兵されてもその日のうちに帰された自分を、実は不甲斐なく思っていたことがその慟哭加減に実に上手く表現されていました。

福子や鈴は、徴兵されてもその日のうちに帰される萬平を、それを全く気に病むことなく飄々としていると思っていたようですが、やはり深く思い悩んでいたことがわかり、私は憲兵にも突っ張り通した萬平の強い心とようやく「帳尻が合った」と感じました。

今朝の萬平の慟哭を記憶の隅にとどめ、来週の放送をワクテカしながら待つことにします。


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