新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

仲里依紗の出世作 実写版「時をかける少女」

2018年10月29日 13時01分28秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 仲里依紗の出世作 実写版「時をかける少女」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

今週はまとまって愛蔵のDVDを鑑賞する機会がありました。

そこで雑感です。

仲里依紗主演の実写版「時をかける少女」(仲里依紗はアニメ「時をかける少女」のヒロイン役で声優をしたことがある)もロードショー公開中に7回ほど劇場で鑑賞しました。

改めてDVDで見返しても、仲里依紗の熱演に引き込まれてしまいます。

物語はオリジナル(?)原田知世版「時をかける少女」の続編という筋立てで、母・芳山和子の代わりに1972年4月、放課後の理科実験室で深町一夫に会うためタイムリープするはずが、間違って1974年2月、大学の実験室に行ってしまい、悪戦苦闘しながら深町一夫を探す、という物語です。

共演は現在の旦那さんである、中尾明慶が、映研で8ミリ映画を撮りながら映画監督を目指す、溝呂木涼太役を演じています。

原田知世版はハッピーエンド、というか割と明るいエンディングでしたが、今作はかなりのバッドエンドで、上映後もドヨーンとした重い空気に包まれてしまいます。

今作が原田知世版のようなハッピーエンドであれば、2016年の「シン・ゴジラ」登場を待つまでもなく、私の直近で見たベスト映画になっていたことでしょうが、あまりに救いの無いラストに呆然としました。

また映画初出演、いわゆるイケメンでない、正統派2枚目、石丸幹二が深町一夫ことケンソゴル役を好演しています。

世間的にはドラマ「半沢直樹」の土下座支店長役で顔が売れてしまったせいか、似たような、あまり良い役とも思えない役が続いてしまったのが個人的には残念です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする